過去に相当数のデカバスをバラしてきた
ほぼフリッパーのカケヅカ( @kakedukaSS )です。
しかしここ数年は意外とデカいバスが
獲れてるんですよね。
しかも結構試合本番で獲る事が
多いんです。
まあ、試合の時にフィールドで出る事が
ほとんどなので当たり前なんですが(汗っ。
でも前回の釣行でもスピナーベイトで
50オーバーが獲れたりしてます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/d-zone-jyunshoku/”]これに関しては明確な理由が
あるんですよね。
今回はそのあたりの考え方などを
お話させて頂きます。
デカバスは誰にでも来る
ビギナーズラックという言葉がありますが、
バスフィッシングを始めて間もない人が
デカいバスを釣ったという話は良くあります。
これの仕組みなどはここでは割愛しますが、
バスフィッシングを続けていれば
デカいバスが食ってきた経験は
誰にでもあると思います。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5350/”]でも、
問題はその魚をキャッチできるかどうかです。
運よくキャッチできる時もありますが、
バラしてしまう事も多いのが
甘チュアですよね。
↓ 恥ずかしいバラしのシーン
↑ 2分50秒頃にフッキング
これがトッププロになると
高い確率でキャッチする訳です。
その差ってなんなのか?
自分の考えでは、
それは経験値の差だと思います。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/bigbass-kandou/”]それまでにどれだけの数の
デカバスを獲ってきたか、
という事でしょうね。
そうは言っても具体的に
どうゆう事なのかわからないので
もう少し突っ込んで考えてみましょう。
ラインブレイク
今回はラインブレイクに焦点を当てて
考えてみますね。
自分の経験上、太いラインは
バラす確立が極端に減ります。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/nylon-30lb-2/”]ってまあ当たり前ですよね(笑。
何が言いたいのか詳しく説明しましょう。
デカいバスは単純に重いです。
これが水面に近くなるほど
その重さが影響してきますよね。
船べりでのラインブレイクというのは
これが原因です。
極端な話、魚を水から抜き揚げると
重さがモロにロッドやラインに
かかってきますから。
強いロッドと太いラインを使うだけで
そのリスクは減らせます。
そしてデカい魚は体力があります。
食った後の引きも強いですよね。
そうなると、細いラインでは
強引なファイトは無理ですから、
主導権を魚に渡す事に(泣。
広いオープンウォーターなら良いですが、
カバーではソッコーでブレイクです。
これも太いラインを使う事で
解決する事ができますよね。
ただ、いつでもどこでも太いラインを
使ってれば良いというものでも
ないのはわかりますよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/01/post-1438/”]意味なく太いラインを使っていても
バスが食わなければ意味がないんで。
そのあたりのチョイスが経験値、
という事になりますかね。
ラインブレイクその2
ラインブレイクでのバラしには
まだ理由があります。
それがラインにキズが入って
ブレイクするというもの。
ここで大事になるのか
「ラインチェック」
です。
これも経験豊富なベテランなら
当たり前にやるレベルです。
もう無意識に体が覚えてしまってる
レベルですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-7075/”]フロロカーボンの場合などは
ちょっとしたキズでも
それが致命傷になる事が珍しくありません。
特に結び目から数10センチくらいは
モロに負荷がかかりますから
神経質なくらいチェックしたいですよね。
攻めるエリアによっては
毎キャストごとに
チェックしても良いくらいです。
まあ、早い話が
「ラインを常にチェックしてれば
ラインブレイクしにくいですよ」、
という事です(笑。
会心の50オーバー
先日の亀山湖釣行で
DeeePSTREAMのKenDさんと
同船したときの50オーバーですが。
色んな要素をクリアした上での
会心の1本だったんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/real-deeepstream3/”]まず、その魚が出る数投前に
杭にスピナーベイトが根がかってるんです。
根がかり回収棒?でしつこく回収しようと
粘ったのですが、他の水中にあるラインに
絡んでて取れませんでした。
しかたなく、そのままラインを引っ張ったら
奇跡的にルアーが帰ってきたんです。
とにかく、
水中にグチャグチャに入ってるラインごと
引き抜いて無事に回収したルアーを
チェックしたら、曲がりもなく、
まだ使えると判断しました。
ちなみにその時水中に放置してあったラインは
できる限り回収して持って帰りましたよ。
そしてかなりキズが入ってるであろう
ラインを大幅にカット。
このときはラインにヨレもあったので
2m以上カットしてやりました。
フロロカーボンの14ポンドだったのですが、
キズだけではなく、
根がかりを引っ張った時のラインにかかる負荷も
ブレイクの原因になりますから。
キズやヨレ(パーマ)の無い状態の
キレイな部分に結び直して
キャストを再開。
その数投後に例の50オーバーが
食ってきたという訳です。
無意識に出来るレベルまで
自分の場合はカバー撃ちが
普段のメインスタイルです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]なのでラインチェックはかなり頻繁に
するのが癖になってるんですよね。
それが珍しく巻きをやる時にも
無意識で出来ていたというのが
デカバスを獲れた要因でした。
↑ D-ZONEは殉職でしたが(笑。
まあ、根がかりを回収した後に
ラインチェックをするのは
シリアスアングラーなら当然のレベルです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/bass-tournament-renshyu/”]でも、自分も過去に相当数の
デカバスをラインブレイクで逃がしてますから。
姿を見る事なくバラしたのを含めると
もう天文学的な数字になると思います(笑。
(天文学的は言いすぎですが)
釣りは長時間続ける遊びですから、
中々集中力が続きませんよね。
ましてや釣れない時間の方が
圧倒的に多い訳です。
だからこそ、
無意識に出来るようにしておけば
いざデカバスが来ても対応できる
という事になります。
最初は面倒でも、
やってるうちに癖になって
それがルーティンになりますから。
そしてラインチェックをした事で
デカバスを見事キャッチできれば
「釣った感」はハンパないですよ。
まあ今回の記事で出てきた50オーバーは
9割り釣らせてもらった魚ですが(笑。
でも残りの1割は自分のそうした
無意識に出来てたルーティンが
もたらした感動の1本という事で。
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