冬の釣りは中層を意識するだけで釣れる?

このブログに何度も出てくる中層というキーワードですが、これは冬にも当てはまるんですよね。

 

でも、自分がやっているハイシーズンのテキサス中層シェイクと冬に意識する中層では意味合いが違ってくるんですよ。

 

ちょっとそのあたりの考え方を書いてみますね。

冬の動かない魚を狙ってみる

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

さて、現在絶賛冬ですね(笑。

 

自分はこの冬は相当に苦戦してまして、散々記事で冬が得意、ディープが得意とほざいておきながら、まったく結果が付いてきてないという。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/we-would-like-to-target-deep-water/”]

 

でも、実際今年の冬は例年になく厳しいらしいという話も良く聞きます。

 

まあ、言い訳ですけど、今年は沖のディープにはベイトもバスも魚影が薄いように感じたんですよね。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/down-shot-ultra-long-leader/”]

 

そんな時は、ちょっと趣向を変えて、風裏のカバーを狙ってみるのもおもしろいと思ってまして。

 

本当は、この時期の鉄板は桟橋と言いたいところですが、現在亀山湖全域で桟橋は釣り禁止となってます。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/kameyamako-sanbashi-turikinshi/”]

 

なので、湖の北側にある日当たりの良い、ある程度水深のあるカバーを狙ってみるのも良いかと思います。

 

それは沖のディープを回遊してる元気な魚ではなく、冬のじっとしているおとなしい?魚をねらうという事ですね。

 

苦手のネコリグ

 

この釣りに一番向いてるのは、ネコリグだと考えてます。

 

スワンプネコリグ

 

って、じつは今現在ネコリグは最も苦手なリグなんですけどね(汗っ。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/kameyama-neko-rig-1/”]

 

ただ、思い出レベルの話ですけど、亀山湖でも霞ヶ浦のオカッパリでも、冬のネコリグは良く釣れてくれたんですよ。

 

まだ自分が魚探をもってなくて、冬のフィールドを当てずっぽうでやってる頃の話です。

 

霞ヶ浦のオカッパリはボートドックをやるのですが(現在は釣り禁止のところがほとんど)、スプリットショットやジグヘッドをボトムに落としてテクトロしても、全然釣れないんですよ。

 

でも、ネコリグを完全に中層でヘコヘコさせながらテクトロすると、これがポツポツ釣れたんですよね。

 

この時のキモは、とにかく完全に中層を泳がせる事。

 

これが沖に向かってキャストして、完全に一定の層を引いてくるのは、相当に難易度が高いですよね。

 

それが足元に落としたルアーをリールを巻くことなく、ロッドだけを動かしながら自分の足で歩けば、完全に一定の層を泳がせる事ができるんですよ。

 

まあ、当時使ってたのがエコギヤストレートという、すごく小さいワームだったので、歩く速度もかなりゆっくりでしたけどね。

 

ほとんど止まってるレベル(笑。

 

縦ストの中層

 

さて、話が霞ケ浦のオカッパリに逸れてしまいましたが、冬の亀山湖でも中層がキモになるんですよ。

 

冬の亀山湖

 

それにしても、一番釣れたのは、結局下船時間になって帰ってきた時の桟橋だったんですけどね。

 

いままでの話は何だったんだよ!?、と突っ込まれそうですが(汗っ。

 

せっかく船に乗ったので、桟橋が一番釣れるとわかっていても、わざわざ桟橋以外のそれっぽいところをやってみたくなるんですよね(笑。

 

で、まずまず打ちのめされて、帰ってきた桟橋に癒される、という流れでした。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/kameyamako-pier/”]

 

ご存じのように、桟橋というのはそのエリアでも一番深いところです。

 

冬場に限らないですが、桟橋は周年魚影が濃いんですよ。

 

亀山湖松下ボート桟橋霜

 

でも、もちろんトップウォーターに出るほど活性は高くないし(ハイシーズンでもなかなか)、かといってボトムまで沈めても釣れるものではないんですよね。

 

で、そうなるとやっぱり中層なんですが、そこで何メートルの中層なんだよ!?、となりますよね。

 

水深を切っていく

 

釣り禁止の桟橋の話をしてもしかたないので、ほかのエリアでの応用として考えてもらいたいのですが。

 

例えば風の当たらないワンドの奥にある、ある程度水深のある場所にあるカバーとか。

 

亀山湖で言うと、よりとも島から近い、通称「相川自動車下」と呼ばれるワンドの中のどこか。

 

あるいは、ワンドではないですが、笹川の川筋途中にある、本流から少し窪んだ地形にあるカバーとか。

 

そんな感じのところをネコリグで釣るんですが、魚探があってもなくても、中層を適当に判断しても狙いようがないですよね。

 

自分がやっていた方法は、ロッドの長さ分を一回一回送り込む方法です。

 

これは水深を少しずつ切っていくという考え方で、まず水面からロッド一本分ラインを沈めます。

 

そのあとまたラインをフリーにして、ロッドを立てます。

 

そしてまた、ラインにテンションをかけながらロッドを水面に着くまで送り込みます。

 

具体的に何mが釣れるかはわかりませんが、一度反応があった水深が何となく把握できると思います。

 

水面からロッド何本分で当たった、みたいな。

 

もちろん、ラインを送り込むたびに、そこでヘコヘコやる訳なので、結構時間がかかる釣りなんですけどね。

 

ダウンショットと併用

 

ここで、水深が10m以上あった場合は、上の方法だと釣れる水深まで時間がかかり過ぎるんですよね(笑。

 

なので、勘の良い方はお分かりだと思いますが、一度ボトムを取ってから、上げてくる方法も有効なんですよ。

 

超ロングリーダーダウンショット

 

この時は一度ボトムを取る事になるので、ネコリグでは効率が悪すぎます。

 

ここはダウンショットにネコリグをセットしたものでボトムを取っていきましょう。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/downshotrig-knot/”]

 

まあ、その場合はネコリグにこだわる必要もないかもしれませんので、ワームはお好きなもので、フックセットも何でも良いとします(笑。

 

で、適当な重さのシンカーをセットしたダウンショットを一旦ボトムまで沈めます。

 

そしてロッド一本分ずつ巻き上げてシェイクしては、またロッド一本分巻き上げて、を繰り返します。

 

どのみち時間がかかる釣りですが、ボトムから巻き上げるのか、水面から送り込んでいくのか、その時の状況によって使い分けてもらえばと思います。

 

最後に

 

さて、こんな感じで水深があるスポットの中層を狙っていくというのが、冬の動かないバスの狙い方だと考えてます。

 

でも、すごく時間がかかる釣りだし、一日やってそれほど当たりが多い釣りではないので、一番大事なのは忍耐かもしれません(笑。

 

冬の釣りで結果が出やすいのは、やはりディープなんですけど、だれもが魚探を持ってる訳ではないし、ディープが不発という時もありますからね。

 

自分もブランクから復帰してから試した事がないので、この冬はまた試してみようと思ってます。

 

今年はディープがどうも宜しくないみたいなので、この釣りの出番が意外と多くなるかもしれませんね。

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