自分のバス釣りのキャリア30年の中で最もバスを釣ってきたリグと言えばライトリグになるかもしれません。
でも平均サイズが最も良いとなれば圧倒的にテキサスリグになります。
そしてここ5年の中では数・サイズ共にテキサスリグが最も使用頻度が高く、実際に魚も釣ってますね。
なぜ自分がそこまでテキサスリグを使うのか、客観主観織り交ぜて語ってみたいと思います。
テキサスリグとは
テキサスリグとはラインに砲弾型のシンカーを通してその先にフックを結んだだけの超シンプルなリグです。
バス釣りをする人なら知らない人はいないと思いますが、ここで今一度テキサスリグをおさらいしておきます。
ワームリグの元祖とされ、ダウンショットリグやキャロライナリグなど、すべてのワームリグはテキサスリグから派生したとの説があるとかないとか。
それを踏まえた上で自分(カケヅカ)が考えるテキサスリグの魅力を思いっきり語っていきたいと思います。
亀山ダムでのカバーテキサス
旧ブログの方で散々書いてきた内容ではありますが、自分の中では年々やり方が少しずつ変わってきてるので、その遍歴と共に使いかたやタックルなどを紹介してみたいと思います。
自分のホームレイクは亀山ダムになりますが、ここは千葉県房総半島にあるリザーバー群の一つで、周りには高滝ダムや片倉ダム豊英ダム三島ダム戸面原ダムなど大小のリザーバーが集中しているエリアですね。
その中でも亀山ダムは最もプレッシャーがキツいと言っても良いと思うのですが、そこで自分が最も多用してきたのがテキサスリグなんですよ。
その理由を一言で言うと「カバーを撃つのに最も適してるから」。
ではなぜカバーを撃つのにテキサスリグが最も適してると言い切れるのかを説明していきますね。
テキサスリグの高い回収能力
自分が一番テキサスリグに求めるものはズバリ回収能力です。
強烈なヘビーカバーに入れるだけなら直リグ系(パンチショットリグやリーダーレスダウンショット)の方が貫通力がありますし、ワームの動きを活かすならビフテキなどの方が良いのかもしれません。
実際自分の周りを見ても積極的にテキサスリグを使ってる人をあまり見かけないのですが、自分としては替えの効かない唯一無二のシステムだと本気で思ってるんですよね。
考えてみたら砲弾型のシンカーにワームがくっついた形ですから、自分の方に向かってリグが帰ってくるのにあれほど理に適った形は他に無いと思います。
直接的な釣れる釣れないと言う話し以前に、投げるたびに根掛かりしてたらストレスで釣りにならないですからね。
まずはちゃんと自分の手元にリグが帰ってきて、ストレスなく次のキャストが出来る事が大事だと考えてます。
やっぱりリズムが大事という事で。
そのあたりの詳しい説明は後で書きますが、濃いカバーに入れてもちゃんと帰ってくるというメリットはテキサスリグが一番という事を認識しておいてくださいね。
テキサスリグはワームを選ばない
ワームリグの原型と言われているリグですから、テキサスリグはワームを選ばず何でも使えるのは大きなメリットです。
もちろん狙うカバーの質や付けるワームによってシンカーの重さやフックの大きさ、ラインの太さやロッド・リールなど適したものをチョイスする必要はありますが。
テキサスリグと言うと懐が広すぎるので、自分のホームである亀山ダムの、しかもカバーテキサスに限定してお話してるのはその為です。
まあ自分の中にそれしか無いというのもありますが(笑。
どんなリグにどんなワームを付けても構いませんが、中にはあまりにも不格好になってしまうものや動きが死んでしまうものもありますよね。
テキサスリグなら本当の意味でワームを選ばないので、自分の感性に従って好きなワームをセットしてみると良いのではないでしょうか。
自分的カバーテキサスにオススメ2大ワーム
これだけでブログ記事書けそうな見出しですがw、ここ五年で自分が最も実績を上げているカバーテキサス用のワームを紹介しますね。
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ノリーズ・エスケープリトルツイン
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ゲーリーヤマモト・モコリークロー
この2つは自分が亀山ダムのカバーでテキサスリグをやる時に必ず使うワームで、これまでの実績も群を抜いて釣れる間違いないヤツです。
ただし亀山ダムで開催されるNBC房総チャプターに参戦してる関係で、そこではルール上feco認定されてるルアーでないと使えないんですよね。
その認定品の中からチョイスしたのでちょっと偏ったセレクトではありますがお許しを。
まずは何と言っても実績No1のノリーズ・エスケープリトルツイン。何も言わずにテキサスにリグってカバーに投げてもらえば釣れます。
通常のエスケープツインも良いと思いますが、よりシルエットが小さい”リトル”の方が濃いカバーをすり抜けやすいのでお気に入りですね。
プライベートでも試合でも数々のキッカーをもたらしてくれた信頼のワームですが、入手困難なのが最大のデメリット。
特にエコ認定品となると激レア。もはや手元にあるのが最後だと思ってた方が良いレベル(泣。
ノリーズさんには安定供給を強く望みますが、一般の方はわざわざエコ製品を買わないでしょうからメーカーとしても悩みどころなのかもしれませんね。
次にゲーリーヤマモト・モコリークロー。こちらは比較的安定供給されてて助かってます。
これもテキサスにリグってカバーに撃ってみてください。状況が合えばアッサリ反応を得られると思います。
シェイクなどカバーの中で揺すった時に良い動きをしてくれるのが気に入ってるのですが、爪が取れやすいのがタマにキズ。
集魚力があるので小バスやギルの猛攻に合う時もあって、餌取りのように爪だけ食われてしまうんですよね(苦笑。
でもビッグフィッシュの実績も多数あるので持ってて損はないと思います。
この2つのルアーの詳しい使い方を説明すると長くなるのでここでは割愛しますが、あまり難しく考えずにカバーに入れてみれば結果のでる信頼のワームなので、迷った時には使ってみる事をおすすめします。
もちろん他にもテキサスリグに良いワームは数え切れないほどありますが、自分た使ってきた中では上に書いた2つは間違いありません。
そういう自分もまだまだ他に戦力になってくれるワームを日々探してるところですので、なにか良いワームがあったらコッソリ教えてくださいね(笑。
テキサスリグは無くならない
さて、テキサスリグのメリットは沢山あるのですが、まずは何で初心者にテキサスリグを使ってほしいのかを説明しますね。
上にも書いてますが、それはズバリ無くならないからです。
かなり乱暴な言い方をさせてもらうと、どんなに濃いカバーや根掛かりやすいボトムでもテキサスリグなら回収可能だという事です。
テキサスリグに必要なもの
それではテキサスリグを作るのに必要なものを紹介しますが、あえて紹介するまでもないくらいシンプルです(笑。
テキサスリグを作るのに必要なパーツは以下の4点。
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バレットシンカー
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ビーズ
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フック
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シンカーストッパー
これはカバーを狙う前提でセレクトしてますので、フラットエリアで使うならビーズとシンカーストッパーは無くても良い場合があります。
ギル系ワームのスパイラルフォールなどはあえてシンカーストッパーを付けずに使うようですが、その説明はここでは除外させてもらいますね。
亀山ダムなどのリザーバーでカバーを狙う前提ですので、シンカーストッパーは必須アイテムだと思ってください。
そしてビーズですが、自分はテキサスリグを作る時に必ずセットします。その理由はこの後詳しく説明しますのでここでは割愛します。
この4点があればカバーに根掛かりせずにテキサスリグで攻める事が出来ると思ってもらって結構です。
それではもう少し細かい使い分けを説明しますね。
ヘビーカバーでは太軸の小さいフックが良い
まずフックの考え方から説明したいと思います。
上で紹介した二種類のワーム、エスケープリトルツインとモコリークローですが、自分は一般的な大きさよりも小さいフックの方がカバーを釣る上でメリットを感じてます。
例えばエスケープリトルツインならオフセットの1番、モコリークローなら1/0番がデフォルトです。
その理由もやはり根掛かりによるリズムの悪さを嫌うからなんですよね。
デカいバスを狙う際にはフックも大きくして太軸のものを使った方が良い訳ですが、あえて小さめのフックを使うのは考え方の問題があります。
考えてみて欲しいのですが、もしもデカバスが自分のリグに気づいて食おうとしても、そこでカバーにスタックしてしまったらそのチャンスを逃す事になります。
しかしスタックするリスクを避けて小さいフックを使ったがためにフッキングをミスってバラしてしまうかもしれません。
では大きいフックと小さいフックのどちらが良いのか? これに対する明確な答えは誰にも出せないと思います。
なのでこれは自分の考え方ですが、釣りで大事な要素にリズムがあると思ってまして、微妙なアタリを感じるためにはこのリズムが非常に大事だと考えてます。
いつも同じリズムでキャストを繰り返してると微妙な違和感に気づく事ができるんですよね。
ガツンとわかりやすいバイトが出る時もありますが、リズム良く釣りをしてると対応もちゃんと出来るものなんですよ。
そして大きなフックはフッキングは良いですが根掛かりも多いです。
数投に一回ずつ根掛かりをしていてはリズムが悪すぎてちょっとした違和感に気づきにくくなってしまうと思うんですよね。
ヘビーカバーを撃っていて、まったくスタック(根掛かり)をしないで攻めきる事はまず不可能ですが、根掛かりをしにくく外しやすいのは小さいフックです。
カバーをリズム良く撃っていくならフッキング性能を多少落としても小さいフックの方がストレスなく撃っていけるんですよ。
実際にエスケープリトルツインに1番フックをセットするとかなり小さく感じると思いますが、自分は長年これで実際に魚を掛けてきました。
フックが小さい事が原因でバラしたという事はめったにないと感じてます。実際これでゴーマル級のバスもフッキングしてキャッチ出来てます。
ルアーのロストも少なくなるので、ぜひ小さいフックを試してもらいたいですね。
ちなみに現状ヘビーカバーで伸びたり折れたりする心配が最も少ないのはDECOYのキロフックハイパーです。
まあ世の中のすべてのフックを試した訳ではないので、自分に合う太軸の小さいオフセットフックを探してみるのも良いと思います。
テキサスリグとストレートフック
これまであまり積極的にストレートフックは使ってこなかったのですが、ここ最近では良く試すようになりました。
ストレートフックにセットした場合、ハリ先が出やすいのでカバーに根掛かりしやすいのが好きでは無かったのですが、フックポイントを完全にワームの中に埋め込む事でむしろ根掛かりしにくいのかなと感じてます。
もちろんその分フッキングしにくいとは思いますが、そこはロッドの長さと強さを活かしてフッキングパワーでカバーする感じでしょうか。
自分のような超接近戦スタイルではむしろストレートフックの方が合ってるのかもしれないです。そこは今後も研究を続けていきたいですね。
テキサスリグにはハングマンズノット
フックへの結び方(ノット)ですが、自分が推奨するのはハングマンズノットです。
中にはハングマンズノットよりも(データ上)強く結べるノットもあるのですが、自分がハングマンズノットを強く推奨する理由は「簡単さ」と「強さ(結束強度)」のバランスが最高だからですね。
じつはカバーテキサスをやり始めの頃に太いナイロンラインを使っていて、スッポ抜けが多発してた時期があって。
それまでユニノットでやってたのですが、ハングマンズノットに変えてからスッポ抜けが全くなくなりました。
結び方も簡単で早いので、それ以来太いラインはすべてハングマンズノットにしてます。
結び方は動画を見てもらうのが早いかと思います。
カバーテキサスに限らずおすすめのノットですので、スッポ抜けに悩んでる方はぜひ試してみてください。
テキサスリグに最適なラインは?
亀山ダムのカバーテキサスをやることが前提ですが、自分の場合はナイロンの30ポンド一択です!
これはメンタル的な事を含めてこの太さを推奨するのですが、強烈なヘビーカバーを攻める場合に中途半端に細いラインではブレイクが怖くて奥の奥まで撃ちきれないんですよね。
テキサスリグが回収率の非常に高いリグだという事はここまでで何度も言ってますが、それでもラインが切れてしまっては絶対に回収できませんし、そもそも魚をキャッチできません。
キャッチする事を前提に逆算していくと、30ポンドくらいの強いラインが望ましいんですよ。
フロロカーボンとかPEラインも良いのですが、自分の場合長尺でバリバリに張りのあるロッドを好んで使うので、ラインには多少のクッション性があった方が良い感じがします。
なのでナイロンラインの中でも最高レベルに強度があるとされるアプロードGT-Rウルトラの30ポンドを使用します。
このラインは本当に強くて、亀山ダムのウッドカバーでは通常の使用であればキズもめったに入りません。
キズが入ってなければ根掛かった太軸のフックが伸びて返ってくるぐらい強いです(笑。
これなら亀山ダムでマックスクラスのバスが掛かってもラインブレイクの心配はいらないでしょう。
なぜテキサスリグにビーズを入れるのか
個人的なコダワリですが、自分の場合はテキサスリグを作る時に必ずビーズを入れます。
ビーズの役割としてはラインの結び目を保護してブレイクを防ぐ事なんですが、自分の場合は別の目的もあるんですよね。
それはカチカチと音を出す事で、これがバスに対してアピールしてると考えてます。
近年当たり前になっているタングステンシンカーとの相性が良く、鉛製のシンカーに比べて甲高い音が出るんですよ。
これが甲殻類が出す威嚇音をイミテートしてる…、というイメージです(笑。
その信憑性は何とも言えませんが、でも実際にこれまで必ずビーズを噛ませて使ってきて、それで数々のデカバスを釣ってるので確証はあります。
まあ入れなくても釣れたのかもしれませんが、釣りは思い込みも大事ですから、遊び心として参考程度にお考えください。
ただしシンカーストッパーを入れた際にフックの自由度を確保するという事はあるのかもしれません。
シンカーストッパー
シンカーストッパですが、これはカバーテキサスをやる上で絶対に使ってください。
ストッパーを使う理由はシンカーを固定するためで、カバーに対してシンカーだけが入ってしまい、カバーの上や途中にワームが引っかかったままになってしまうのを防ぐためですね。
形状やメーカーは特に変わらないと思いますが、自分はNBCのルールの関係でアクティブのものを使ってます。
ただしナイロンの30ポンドにはLLでも小さめなんですけどね(苦笑。
アプロードのGT-Rなら表面がツルツルしてるので何とか通りますが、以前別のメーカーのラインを使ってた時は良く失敗したものです(笑。
カバーテキサスはワームとシンカーの一体感が重要です。
ビーズを入れるので完全に固定はしませんが、ストッパーを上手く使う事でリグの自由度を確保しながらカバーの奥までワームを送り込めるという訳です。
カバーテキサスで使うロッドは強くて長い方が良い
これもテキサスリグに限った事ではないですが、カバーで使うロッドは硬くて長い方が絶対に良いです。
特に初心者の人ほどロングロッドが良いと思ってます。自分がそうでしたから。
理由はいくつかあって、まずフッキングのストロークが長く取れます。これは凄いメリット。
そしてフッキングの時のラインの角度がロッドと直角に近くなる程パワーが伝わるのですが、ロッドが長い方が良い角度でフッキングできます。
もっとわかりやすく書くと、ロッドティップから出たラインがそのまま下に出ている状態が最もフッキングパワーが伝わりやすいんですよ。
遠くからロングキャストでアプローチしても沢山の障害物をまたいだ状態でのフッキングになったらパワーが十分にフックに伝わらないんですよね。
バーチカル(垂直)という用語がありますが、バス釣りの場合は自分の真下を釣る時に使われる言葉だと思います。
カバーの真上からラインを出す事で根掛かりを回避してフッキングパワーも確保でき、もしも根掛かりしても外しやすいという事になります。
それを自分からなるべく離れた位置でやるめに強くて長いロッドを使うという事ですね。
カバーでのテキサスリグの使い方
テキサスリグに限らず、カバーにおいて根掛かりを回避するために大事な事は真上から回収するという事です。
そのためには必然的に狙うカバーに近づく必要がある訳ですが、そこは思い切って近くでやってみて欲しいと思います。
自分の場合はメチャメチャ近づいてやってますが、どのくらい近いかと言うとロッドとラインの角度が90度になる時があるぐらいです(笑。
つまりトップガイドの真下にルアーを入れてるという感じですが、普通それはさすがに近すぎだとは思います。
これは自分の普段使っているロッドが8フィートあるフリッピングロッドだからなんですが、それだけ長いロッドを使うのが根掛かり対策でもあるというのは盲点かもしれないですね。
リザーバーのカバーは水深がある事が多く、下手するとカバーの下が水深10m以上あるところを狙う事も多々あります。
でもボトムまで落とす訳ではなく、むしろ水面から1m~2mのレンジで勝負が決まる事がほとんどだと感じてるんですよ。
あくまでも自分のやり方なんですが、テキサスリグをカバーに入れたあと枝などにラインを持たせて完全に宙層にワームを置いておきます。
そこでシェイクしたりして揺すってやるのですが、バイトが出るのはその時で、それ以上深くまでフォールさせても食う事はないですね。
テキサスじゃなくノーシンカー系のフォール速度が遅いリグなら追っかけて食う事はあるかもですが、テキサスリグの場合はボトムまでフォールさせても無意味だと思って良いです。
水深が浅い場合はまた別ですけどね。
テキサスリグを撃ち込むスポット
テキサスリグを撃ち込むスポットは「他のリグでは入らないところ」もしくは「他のリグでは回収できないところ」という認識で間違いないです。
逆に言えばテキサスリグ以外のものが入る場所ではテキサスリグじゃなくても良いと思います。
でもテキサスリグしか入らないスポットとそうじゃないスポットをランダムに撃っていくならリズムを崩さない為にずっとテキサスを使いますね自分の場合。
スポットによって違うルアーが付いているロッドに持ち替えるのもバス釣りの楽しみの一つですが、同じ条件のカバーをひたすら撃っていくならリズムを一番大事にするべきかなと考えてます。
リザーバーのカバーは近づいても釣れる
これは自分が体現してるのですが、リザーバーは水深があるのでカバーに超接近してもバスが釣れます。
プレッシャーを考えたらなるべく遠くからアプローチした方が当然良いとは思いますが、そこは最終的にキャッチできるかを逆算して考えた方が良いと思うんですよね。
太いラインを使うのも太軸のフックを使うのも、すべては濃いカバーからデカバスをキャッチするためです。
ラインが細い方がワームの動きが良くなるのでバイトが増えるかもしれませんが、ラインブレイクの確率は高くなります。
フックも細軸の方が刺さりが良いですが、フックが伸びたり折れたりする確率は高くなるんですよね。
そしてアプローチの距離も遠い方がバスに気づかれにくいですが、遠いとフッキングパワーが伝わり難いですし掛けたあとに潜られてバスに主導権を渡してしまいやすくなります。
どちらを取るかは人によって様々ですが、自分の場合は超接近戦がもっとも確率高くバスをキャッチできると確信してまして、そのために8フィートのロングロッドにナイロン30ポンドというセッティングにたどり着きました。
声を大にして何度も言いたいのは、リザーバーのカバーはアプローチに気をつければ超接近しても釣れるという事です。
事実これまで自分と同船した方は実際にその距離感で釣りをしてるところを見てますし、釣ってるところも見てくれてます。
最初に見た方はみなさんビックリされますけどね(笑。
カケヅカ的まとめ
そんな訳で自分的亀山ダムでのカバーテキサスリグの使い方考え方を書いてみました。
ではカバーテキサスの考え方の内容をまとめます。
- 砲弾型のシンカーなので回収能力が高く根掛かりしにくい
- 濃いカバーに入れやすく回収しやすいので釣りにリズムが出来る
- 太いラインを使う事でラインブレイクを恐れず撃てる
- ロングロッドで超接近して釣る
ここまで書いてきて思う事は、テキサスリグを使ってカバーを撃つ最大のメリットはメンタルへの影響なのかもしれないという事(笑。
貫通能力よりも回収能力を重視して、太いラインに強いロッドを使う事でビッグバスをヘビーカバーで掛けても穫れると言う自信のようなものを得る事が出来るという。
その自信が濃いカバーでも臆する事なくリグを撃ち込んで、人が触ってないスポットから釣れるという好循環を生み出してるのだと考えてます。
現代バスフィッシィングは情報過多で、たくさんの釣れ筋ルアーや釣り方が紹介されてますが、個人的に釣れるルアーやリグや情報よりも釣れる考え方の方が重要だと思います(オッサン的w)。
そういう意味でワームリグの基本であるテキサスリグを一度しっかりとやりこんで、自分の中にしっかりとした軸を持つのは良いのではないでしょうか。
意外とやりこんでる人が少ないようにみえるテキサスリグ、この記事もそれほど多くの人に読まれる事は無いと思いますのでw、ぜひ実践して人が触れない魚をキャッチして欲しいと思います。
初心者の人が、一瞬躊躇するようなヘビーカバーからビッグバスをキャッチできたら、カバーテキサスにハマっちゃうと思いますよ!
では。
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