同じリールでもロッドのトリガーの位置によってパーミングのしやすさが違うというお話。
以前まで丸形リールがちょっと苦手だったのに、それに気づいてからメチャ使いやすくなったんですよね。
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落水しなくてもライフジャケットは膨らむ事がある
こんにちは、ほぼフリッパーややクランカーのかけづかです。
今回は自分に合ったリールというテーマで書いてみたいと思います。
市販のロッドのリールシートって色々ありますが、トリガーの位置でパーミングの感触がすごく変わる事を意識した事はありますか? 自分は以前まで全然気にしてませんでした。あるわけないじゃないですか(キレ気味。
でもある時、同じリールでもロッドによってパーミングの感触が違う事に気が付きます。やっとです。
特にベイトリールはトリガーの位置で全然違うんですよね。
ロープロと丸形論争
この世界は2種類の人間しか存在しない。ロープロリール派か丸形リール派か。歴史的に見ても、この2つの派閥はしばしば論争になり、血で血を洗う凄惨な争いを繰り返してきた。
ちなみに自分は旧ロープロ派出身で、現在は保守丸型人民軍に所属してます(なんのこっちゃ。
冗談はさておき、この2つの派閥はなぜ命をかけて自分の主張を通そうとするのでしょうか。そこには根強いパーミングの違和感という問題が関与していると思われます。
かくいう自分もその昔、abu4601Cを使っていましたが、これが手に余る余る。特別手が大きい訳ではない自分ですから、まるでソフトボールを、いやハンドボールを握るような、使う度に握力の急激な消費を感じてたんですよね。
その頃はリールを次から次へと試せるほどの財力がなかったので、メッチャ使いにくいそのリールを頑張って使ってたのですが、ある時釣具店のショーウインドウで衝撃のリールに出会います。
それがSHIMANOバンタム・スコーピオンだったか赤メタ(ごめんなさい記憶が定かじゃないです)だったと記憶してるのですが、当時はとても買えなかったので、その後スコーピオン1001を購入します。
まだ世の中に左ハンドルのベイトリールが少ない時代、ロープロメタルの左ハンドルはSHIMANOからしかリリースされてなかったはず。
じつはその前に、並行輸入モノのabuブラックマックスだかKXだったかわすれましたが、樹脂ボディーのロープロ左ハンドルを使った事があったんですが、それがもう凄かったんですよね。違う意味で(爆。
夏場には熱で変形しちゃうほど柔軟なボディーでした。まあリールのボディーに柔軟性は要らないですけど(笑。
なのでSHIMANOのメタルボディーのロープロ左ハンドルには衝撃を受けたのを覚えてます。
ロープロリールはロッドでパーミング位置が変わる
さて、タイトルにあるリールのパーミングですが、ロッドによってリールの位置は微妙に変わります。まあリールシートに規格がある訳ではないですから当然ですよね。
自分の手持ちのリールで改めて試してみると、パーミングしやすいロッドとそうでないロッドがありました。でもそれは手の大きさや指の長さで、人によって違うので良い悪いという話ではないです。
手が大きい人は気にならないのかもしれませんが、自分のように指短族はロッドとリールの位置関係がかなり重要です。
リールを選ばないロッドか、ロッドを選ばないリールか。
自分の場合現時点ではACSグリップを使えばリールは何でも大丈夫、そして丸形リールならロッドは何でも大丈夫という感じですね。もちろんそれは人によって違ってくるので、自分にとっての正解を探す沼と言えそうです(笑。
さいごに
昔使ってたabu4601Cのデカさが強烈過ぎて丸形リール苦手意識あったんですが、カルコンはギヤボックスがオフセットされてて、パーミングしやすくなってるのが良いですね。
それでもノーマルはクラッチの位置が高くて敬遠してましたが、それも今となってはオフセットクラッチで解消されてますし。
そうなると手にスッポリとおさまるカルコンがやけに使いやすく感じるんですよね。
手元に19アンタレスがあるのに出番が少ないというのも贅沢な話ですが、今はお気に入りのロッドとの相性でカルコンばかり使ってしまう周期なのかなと。
これで19アンタレス用のシャロースプールがAvailさんからリリースされでもしたら、今度は19アンタレスばかり使うようになってしまうかもしれませんけどね(笑。
そうしたら19アンタレスを使いやすいリールシートのロッドを用意する事になるかもです。
そのぐらいベイトリールとロッドのリールシートやトリガーとの関係性は大事というお話でした。
では。