カスタムスプールの恩恵が大きいと思いますが、18バンタムMGLでラバージグをピッチングすると凄く快適なんです。
これが何でなのか良くわからないんですが、重くてコンパクトなリールだからかなー。
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撃ちモノロッドに重いリール
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
最近ラバージグ用にエクスプライド169Hというロッドを買ったんですが、これに合わせるリールは18バンタムMGLが一番使いやすいんですよ(主観)。
感覚的な話なんですが、トレーラーをセットしたジグの重さがそれなりにあるので、手元にバランスの中心がくる重量のあるリールがロッドを縦に振りやすいように感じてます。
じつは最近夜の趣味で、工場でピッチングのやり比べをして遊んでまして、同じ重さのルアーを同じロッドで、色んなリールをセットして感触の違いを確かめたり。
そこで最初は16メタニウムMGLがベストマッチだと思ってたのですが、やればやるほど18バンタムMGLの方がしっくりくるんですよねー。
フロロカーボン20ポンドを使ったジグ撃ち
最近PEラインの使用率が高い自分ですが、ラバージグのピッチングにはフロロカーボン20ポンドを使います。
その理由として、PEラインを使うメリットを感じないからですね。
自分がPEラインを使う理由はキャスト後にラインスラックを豊富に作りたい時です。なので軽量ルアーやリグをフォールで狙う時に多様します。
バックスライドリグなどはもっともPEラインの恩恵を受けるメソッドですよね。
それがルアーの自重があるジグにトレーラーを付けたものになると、ラインスラックを作るのにそこまで気を使わなくても大丈夫だと思うんですよね。
その上で、シャープにロッドを煽ってジグを操作する時にPEラインの水切り音は気になります。
そしてルアーの沈み方もフロロの方がスムーズだと感じました。
20ポンドはちょっと太めですが、もう一伸び欲しいと思ったら16ポンドに落とせば良いので、PEラインの出番はなさそうです。
メカニカルブレーキを効かせる
18バンタムMGLにフロロ20ポンドでジグをピッチングする時に、メカニカルブレーキを少しだけ効かせてやるとピッチングしやすいんです。ルアーの飛び出しのスピードを制御できるからかな。
これはDeeePSTREAMさんでも言われてましたが、本当にそう思いました。
[blogcard url=”http://deeepstream.com/2019/03/15/brakesetting/”]自分もこれまではメカニカルブレーキはゆるゆるにしてましたが、重量のあるルアーをピッチングする時に天ぷら気味で着水させると不自然な音でバスに警戒心を与えてしまうと考えてまして。
なので割とシャープにロッドを振る事を心がけてます。こうする事でルアーの弾道が低くなり、サミングをしっかりやればほぼ無音で着水させる事が可能です。
ちなみにスモラバやネコリグなど、ルアーが軽い場合はわざと着水音を出す場合もありますが、通常サイズのジグやワームリグは静かに着水させた方が良いと考えてます。
そのジグのキャストですが、メカニカルブレーキがゆるいとラインがとにかくたるみます。糸ふけというヤツですね。
これがメカノブを効かせる事で減らせるんですよね。
これが18バンタムMGLだからなのか、他のリールもすべてそうなるのかはまだ実証実験してませんのでわかりません。
ただコンパクトで重量がある18バンタムMGLでのピッチングは、フロロ20ポンドでもシャープなピッチングがやりやすいのでメカニカルブレーキを効かせた状態の方がキャストが決まるのかな、と思ってます。
16メタニウムMGLか18バンタムMGLか
軽いルアーのピッチングなら間違いなく16メタニウムMGLなんですが、1/2クラスのラバージグのピッチングは18バンタムMGLが良いですね。
甲乙つけがたい僅差ではありますが、ジグロッドってややブランクが肉厚なのかティップの方が先重りする気がするんです。
なので手元にやや重量感のあるリールをセットした方がバランスが良いのですが、かと言って重ければ何でも良い訳でもなく。
やはりリールがコンパクトである事は必須条件になりますね。手が大きくない自分には余計に重要なポイントです。
そして実際に使ってみたのですが、ルアーが気持ちよく飛んで行くし、剛性感も手伝ってか凄く巻取りがスムーズでした。
ただし自分の18バンタムMGLはノーマルではありません。
Avail製マイクロキャストスプール搭載
リールカスタムパーツ製造業という仕事柄、お付き合いのあるAvailさんからスプールなどのカスタムパーツを提供して頂いてます。
自分の18バンタムMGLにももちろんマイクロキャストスプールが搭載されていて、使い方としては近距離のピッチングをメインにしてます。
自分が現在18バンタムMGLに求めるのはコンパクトで適度に重量があり、巻取りがスムーズで剛性感によるトルクがあること。
つまりジグのピッチングに特化した仕様を目指した訳ですね。
マイクロキャストスプールには超シャロースプールもラインナップされてますが、こちらはPEラインを使ったバックスライドリグなどで使う事もあります。
夏場に多様するリグなので、その時にはPEライン仕様に変えるかもしれません。でも今の18バンタムMGLがジグのピッチングに凄く良いので、その時はもう一台追加するかもしれませんね(笑。
かけづか的結論
今回ジグ用に買ったロッドは6.9フィートなので、リールの重量は気にしてませんでしたが、重量のあるルアーの撃ちモノには18バンタムMGLが良いと感じてます。
今どきは軽くて長いロッドが主流ですし、リールも一時軽さ競争みたいになってましたよね。
その中でSHIMANOのラインナップにはカルコンシリーズやアンタレスシリーズという、軽さよりも性能重視の路線があります。
ただカルコンやアンタレスは巻き物特化型リールというイメージがありますよね。それにお値段的にもハイグレードです(笑。
そこにきて低価格で高剛性の18バンタムMGLの登場は、自分の場合は巻き物よりも撃ちものに使える期待の機種だったんですよね。
今200gオーバーのリールは軽いとは表現されません。その上でハイギヤモデルが220gという18バンタムMGLはむしろ重いリールと言えるでしょう。
その重いリールが重量のあるルアーのピッチングに良いんですよね。
そして本体価格が安いのを良いことに、「カスタムしてもハイエンドモデルより安いぜ‼️」という勝手な事を推奨してる訳です(爆。
では。