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PEラインへの着手
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
2017年の自分のバスフィッシングはタックルやルアーの新規投入に力を入れた年となってまして、その中でもラインはこれまでと変えてきました。
ここ数年使ってきたカバー撃ち用のナイロンラインはサンラインのマシンガンキャスト30ポンドでしたが、今期からアプロードGT-Rウルトラ30ポンドに変えたんですよ。
これが凄く自分の釣りにマッチしていて、今後しばらくはナイロンラインを変える必要を感じないですね。
でもこのGT-Rウルトラ30ポンドはTDバトラーリミテッドハリアー80との相性は抜群に良いのですが、今期初めに導入したSHIMANO エクスプライド1711XHとは相性が良く無いように感じてました。
思い込みもあるのかもしれませんが、今期ここまでエクスプライド1711XHの方でほとんど魚を釣ってないんですよ。
その違和感というか、自分の中での謎を解明するためにPEラインを試しているところです。
ロッドとの相性
ラインとロッドは絶対に相性が大事だと感じてまして、TDバトラーリミテッドハリアー80にはナイロンの30ポンドが抜群に良いんですよね。
自分の場合は亀山ダムのカバー撃ちに対してそう感じるのですが、これが別の釣り方だったら違うかも知れませんが。
ハリアー80はかなり昔のロッドで、ロッドの長さに対してガイドの数が少ない(今時のロッドに比べて)ですし、ガイド径も大きいんですよね。
でも年代物もロッドにしては、ありえないくらい軽いんです(カタログ表記で133g)。
このロッドだからこそナイロン30ポンドを扱いやすいのではないかと。
エクスプライド1711XHとナイロンライン30ポンド
で、エクスプライド1711XHなんですが、ナイロン30ポンドを使ったカバー撃ちではアタリも取った事が無いんですよね。
これは絶対に相性が良くないと感じてます。
ある時フロロカーボン16ポンドでやってみたら、初めて魚が釣れたんですよ。
この時は、「ああ、そういう事か」と思いました。
どうやら今時のマイクロガイドセッティングにナイロン30ポンドが絶望的に相性悪いのではないか、と(笑。
いやいや、自分の釣りがカバー中層シェイクという事なので、普通に撃つだけなら関係ないかもしれませんが。
リールとの相性
これまでTDバトラーリミテッドハリアー80にSHIMANO13メタニウムを合わせてきましたが、今期からはDaiwa17タトゥーラSV TW8.1Lに変更してます。
ちょっとした気まぐれで買ったDaiwa17タトゥーラSV TW8.1Lでしたが、今ではすっかり自分のお気に入りリールになってしまいました(笑。
もともと貧乏性な性格もあって、コスパにやられちゃうんですよね。「この値段でこの性能か!」みたいな(笑。
まあクラッチを切らない釣りをしてるので、スプールの回転は全く関係ないんですよ。
なのでパーミングのしやすさと、後はメーカーミックスが解消された事でメンタルが良い方向に行きましたかね(爆。
メーカーミックス気にしないと言ってましたが、じつは深層心理的に気になってたのかもしれません。
おっと、PEラインの話から脱線しちゃいました。
リールとPEラインの関係は今のところ解明されておりません(笑。
ただ、もしもキャストする場合、TWSは太いナイロンラインと相性良いような気がしますが、どうなんでしょうね。
ルアー(ワーム)との相性
PEラインとナイロンラインではワームのアクションが決定的に違ってくると考えてます。
これはどちらが良い悪いという話ではなく、使うワームとの組み合わせで狙い方が違ってくるという意味ですね。
単純にカバーの濃さでラインの種類を使い分けるのは違うと考えてまして、むしろ使うルアーの違いで使い分ける方が正しいように思います。
例えば自分の中での神ワームであるFエスケープリトルツインの場合は、絶対にナイロン30ポンドが良いと考えます。
これはトータルで考えた場合という意味で、亀山ダムのカバーで中層シェイクをする場合、しかもTDバトラーリミテッドハリアー80でやる事が前提ですからね。
それがフォール中心でシェイクをほとんどしない釣りになった場合、ラインの動きでアタリがとりやすいPEラインの方が適してるかも知れません。
そしてその場合はラインが細い事もあり、マイクロガイドセッティングの方がPEラインと相性が良いと思います。
釣り方との相性
先日の房総チャプター最終戦の前日プラクティスで感じた事ですが、水の中に落とさない釣りの場合はPEラインの方がメリットが多いと感じました。
具体的には、ワンドの奥に浮きゴミが溜まっていて、その上をネコリグでチョンチョンやってたんです。
普通に動かしてもワームがゴミを抜けないので、ネイルシンカーを重くしてゴミの薄い部分まで引っ張ってきて落としてやる感じでした。
ワームがゴミの下にツルっと落ちた瞬間にバコっと食ってくるんですよね。
おそらく水面で動かしてる時にバスは気づいてるのだと思います。
その釣りでは水中にラインが入る事はないので、ラインがバスに見切られる心配はありません。
そして時に枝にラインを引っ掛けたままフッキングする事になるのですが、ルアーが軽いとフッキングが決まらないんですよね。
その時になるべく伸びないPEラインと硬いロッドが向いてるのかも知れません。
最後に
自分のスタイルが超接近戦なので、伸びのあるナイロンラインは使いやすく感じるのですが、距離をとってアプローチする場合は伸びのないPEラインが良いのかも知れません。
それと、フリッピングの動作で左手でラインを手繰る時も太いナイロンラインは捌きやすいんですよね。
SHIMANOエクスプライド1711XHはガチのフリッピングロッドなので、リールからバットガイド(ストリッピングガイド)までスペースがあり、ラインを手繰りやすくなってます。
でも太いナイロンラインではマイクロガイドに干渉しすぎて遊びが少なすぎるのだと思います。
中々難しいロッドとPEラインの相性の問題。
カバーにノーシンカーでアプローチする時にはPEラインの方が適してると思うので、何とか良いセッティングを見つけたいですね。
「ならパワーフィネスで良いんじゃない?」、と言われればそうなんですが(苦笑。
そこはフリッパーとして、なんとかフリッピングでやってみたいんですよね。
ここは意地をはっておきます(笑。
それでは。