自分の長いバス釣りキャリアの中で、これまでいろんな釣りをしてきましたが、今はリザーバーでのフリッピングが一番楽しいと感じてます。
自分ではそれが得意だと思ってるんですが、好きな釣り=得意な釣りで良いのでしょうか。
いろんな考え方がある中で、自分の考えを書いてみます。
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釣らなくてはいけない状況
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
自分がもしもトーナメントに参戦してなくても、リザーバーのフリッピングは大好きだと確信してます。
ただ、試合と言うのは結果がすべてですし、状況に合わせて自分をアジャストするのがトーナメントの醍醐味ですよね。
自分が参戦しているチャプター房総は全五戦を亀山ダムで行いますが、同じ湖でも季節や状況によってその時有効な釣り方は違ってきます。
自分のやっているフリッピングは決して一年を通して有効な釣り方ではありません。
どうしても釣らなければいけない状況において、好きな釣りだけで通す事は無理がある訳です。
釣れる釣りと好きじゃない釣り
トーナメントでは釣れる釣りを一番に考えなくてはなりません。
同じ湖にずっと通っていると、一年を通してその時旬な釣りというのがわかってくるんですよね。
自分のホームレイクの亀山ダムの場合なら、例えば春は各上流部のサイトフィッシングか有名フラットエリアのライトリグとか、夏場はワカサギ付きのフィーディングバス狙いとか。
秋はいろいろですが、冬はやはりディープが強いとか。
ちなみに自分の場合は真夏の本湖のギル食いバスを狙うのが一番ウエイトが出ると確信してます。
これがハマった時は誰にも負けないと思ってるんですが、これをハメられずにいつも苦労してるんですけどね(笑。
ところがここ数年の房総チャプターでは、一年を通してサイトフィッシングが強いんですよ。
春先にトーナメントが開幕して、秋までの試合のほとんどでサイトフィッシングがウイニングパターンになってきました。
これを自分なりに分析してみると、サイトフィッシングが強い釣りとは限らないという事が言えると思ってます。
ややこしい言い方になりますが、サイトフィッシングが大好きな人がやるサイトフィッシングが強い、という事だと考えてます。
つまり得意じゃない人が釣れてるという情報だけでサイトフィッシングをやっても、それを大好きでやってる人には勝てないと言う事です。
試合で勝つ方法
精神論ですが、バストーナメントで勝つ方法は沢山練習する事だと思います。
この練習の内容とは、できる限りその湖に浮かんで(立って)、最適なタックルを絞り込んで、体調を管理して万全な状態で試合に臨む事なんだと思うんですよね。
自分的には、この中で一番重要なのは体調管理だと確信していて、試合前日に睡眠不足と言うのは絶対にダメだとわかりました。
実はこの考え方に至ったのは最近で、昔はとにかくガムシャラに湖で魚探をかけたり沢山釣り込めば勝ちに近づくと思ってました。
睡眠を削ってでもラインを新品に巻き換え、翌日の試合であわてないように忘れ物をチェックしたり、エントリーカードや法廷備品を取り出しやすいところに置いたりと、釣り以外の部分に注力を注いでたんですよね。
それがJBプロトーナメント時代なんですが、自分が体力的に若かった事もあり、体や頭の疲れを感じないだけだったように思います。
いま釣りブランクから復帰して亀山ダムの房総チャプターに参戦を始めて、基本トーナメントは1人で行動してるのですが、必ず前日に亀山ダム入りして、無理に最後まで浮かばず、翌日に備えて7~8時間は宿で睡眠を取るようにしてます。
正直毎回ラインを巻きかえる訳ではないですし、細かい事は当日起きてからやるようになりました。
まあ自分のスタイルがナイロン30ポンドを使ったフリッピングというのもありますが、翌日の準備を細かく考えすぎても意味が無いと思うように変わってきたんです。
要約すると、自分が勝つための最善の方法とは、自分の得意な釣りが勝てる可能性がある状況において、体と心を整えて迷いなく試合に臨むという事ですね。
最後に
これまでライトリグも散々手を出してきたし、一時は自分がもっとも得意な釣りはライトリグ全般だと勘違いしていた時期も長くありました。
そしてキッカーを取りたいという思いでスピナーベイトやクランクベイト、ビッグベイトなども考えてきたのですが、本当に好きじゃない釣りは思考が途中で止まっちゃうんですよ。
身近にその釣りが得意で上手い人がいれば吸収できるんですが、情報だけで自分のものにしようとしても、心の底から好きじゃないと続かないですよね(笑。
亀山ダムの試合ではサイトフィッシングが周年強いとされてるんですが、それはその釣りが大好きで得意な人がやってるから釣れてるんですよ。
それはあくまでも情報という事で、その釣りが大好きで、やらずにはいられない人じゃなければ太刀打ちできないでしょうね。
自分はそうではないので、自分は自分が大好きで得意な釣りで勝負します。
まあその前に練習量という絶対的なキーワードがあるんですが(汗っ。
それでも勝てる可能性のある釣りは情報だけでは見つからない、と言う事ですね。
情報を追いかけて練習を重ねれば順位は上がるでしょうけど、頂点に立つのは好きでやってる人だと思います。
トーナメントの大小に関係なく、勝つ仕組みってそう言う事だと思いますよ。
自分が勝とうと思ったら、自分の得意な釣りを磨いた方が近道だと言うのが持論です。
みなさんはどう思いますか?
そんなお話でした。
終わります。
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