【リールのパワーハンドル】否定派のはずだったのですが

自分はリールのパワーハンドルは嫌いです。

 

理由はリールを傷めるからなんですが、その考え方は最近グラついてきてます(笑。

 

そもそもリールを含めたタックルは魚を釣るためにある訳なので、リールが傷むかどうかは最優先事項ではないんですよね。

 

手元にある16メタニウムを見ていてちょっと考えてしまいました。

 

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ノーマルでパワーハンドル

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。

 

自分の普段のスタイルがフリッピングなので、リールに求める性能の優先順位はスプールの回転ではありません。

 

フリッピング

 

これが巻物師の場合だと全然違ってくる訳ですよね。

 

現在手元にある16メタニウムを見ると、ノーマルで97mmのハンドルがセットされてます(ハンドルの芯から芯まで)。

 

16メタニウム [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/16metanium-mgl-xg-left/”]

 

これは自分的にはパワーハンドルとみなしてる訳なんですが、自分が持ってるのは16メタニウムのXGです。

 

これはエクストラハイギヤなので、カタログ上ではノーマルやHGよりも長い設定なんですよね。

 

でも、ギヤ比が高いリールが巻きにくいからパワーハンドルというのは、リールにとっては負荷が掛かりすぎだと思ってたんです。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/01/post-1553/”]

 

なので自分は85mmのハンドルに付け替えてるんですよ。

 

16メタニウム85㎜ハンドル

 

ちなみにそのへんに転がってた14カルカッタコンクエスト101のハンドルノブをアベイルのオフセットハンドルにセットしてます。

 

相当重いぞ

 

さて、それで実際に使ってみたのですが、これが結構な抵抗感なんですよ。

 

まあノーマルより短いハンドルなのであたりまえですが、エクストラハイギヤに85mmのハンドルはちょっと無理があるのかもしれません(笑。

 

もちろん最初に使った時はノーマルのハンドルだったので、それが基準になってます。

 

ノーマルハンドル&パワーハンドル

 

という事は、当然そのあたりの事も考えた上でのハンドル長設定という事ですよね。

 

自分が昔使ってたスコーピオン1001とかにこのハンドルを付けたら、かなり無理っぽいけど、今時のマイクロモジュールならそれほど無理ではないという事でしょうか(汗っ。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2015/10/post-430/”]

 

とにかくこんなに重いのは、巻物ではキツいだろうなぁ、と素直に感じた訳です。

 

魚を釣るための選択

 

リールやロッドは考えるほどに奥が深いんですよね。

 

この仕事をする前まではタックルに対してそこまで拘った事はなかったんですよ。

 

ハンドルノブ [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-6038/”]

 

ロッドもリールも魚を釣るための道具であり、それ以上でもそれ以下でもなかったんです。

 

大事には使ってましたが、カスタムは一切せず、ノーマル至上主義でしたね(笑。

 

当時使ってたスコーピオン1001は20年近く経っても中身がキレイでしたから。

 

SHIMANOスコーピオン1001

 

当時からパワーハンドルというのはありましたが、自分は興味がなかったんですよね。

 

それを使う状況もなかったですから。

 

それが今時の新しいリールを買って、あまり使い込まないうちにカスタムしてしまうんですから、それもどうなんだろう?、という感じですよね(苦笑。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-7105/”]

 

本来は釣るためにカスタムするのが本筋であるはずなのに…。

 

それが仕事だから

 

まあ、そんな葛藤もありながら、それでもカスタムするのは大好きな仕事な訳です。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/reel-maintenance-1/”]

 

自分の性格的には、あまり深く考えないタイプなので、カスタムする意味合いも良い意味で考えすぎずにやろうと思います(笑。

 

SHIMANO16MGL_thumb

 

単純にカラーパーツをつけたり、ハンドルを変えてみるのはカッコ良いと思ってますから。

 

ただし、ドレスアップとカスタムは色合いが違いまして、リールの性能に関わってくるのがカスタムですから、いい加減な事は言えません。

 

そこには、ノーマルという基準がある訳で、おそらくリールに最も良いとされるセッティングがされてるんでしょう。

 

でも、その最良というのは万人に向けての最良でしょうから、少数の人にとっては最良ではないかもしれない、という事です。

 

そして自分の仕事はその少数派の人を相手にしてる訳なんですよ。

 

今の自分では、あらゆる状況においても完璧な知識がある訳ではありません。

 

なので、せめて自分がいろいろとやってみた結果だけでもデータとして参考にしてもらえてば、という気持ちです。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/16metanium-mgl-disassembly-3/”]

 

16メタニウムXGにノーマルより短いハンドルを付けると、重くて使いにくいです(爆。

 

パワーハンドルの使いどころ

 

ノーマルで付いているハンドルをパワーハンドルといってしまって良いのかわかりませんが。

 

16メタニウムのノーマルハンドルはやはり長く感じてしまいます。

 

自分の場合は16メタニウムXGで抵抗の大きなルアーを巻いたりしませんので、ハンドルは短くて良いと考えてます。

 

たしかに巻き感は思いですが、魚を掛けたときにすばやく巻き取れますからね。

 

まだ使い込んでませんが、去年の夏にスピナーベイトで掛けた魚が手前に突っ込んでくるのを経験してから、巻きでもハイギヤが必要だと痛感したんですよ。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/d-zone-jyunshoku/”]

 

そこで購入したのが16メタニウムなので、巻き抵抗よりも魚がかかった時の巻き取り量を重視してます。

 

その考えでいくとハンドル一回の巻き取り量はハンドルが短い方が小さい回転でできますからね。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-makimono/”]

 

その考えはリールに対して傷めないように、という考えはないんですよ。

 

道具としての効率を考えてそうなったという事ですね。

 

なので例えば琵琶湖でマグナムクランクを巻く時にはパワーハンドルをセットしてもらえば良いと思います。

 

要は道具としても使いどころを間違えないようにする、という事ですね。

 

過去記事でエラそうに「パワーハンドルやめろ!」的な事を言ってすみませんでした。

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