【2018年1月加筆】
ハングマンズノットの良いところはシンプルなのにやたらと強いという事。
ある実験データではハングマンズノットより強度が出せる結び方はいくつかあるようですが、自分はハングマンズノットですね。
結び方が簡単だというのが最大の理由なんですが、それってすごく大事な要素なんです。
今回は結び方についての自分の考えを書いてみたいと思います。
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ユニノットからハングマンズノット
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
もう10年以上前ですが、20ポンド以上のナイロンでスッポ抜けが頻発してました。
記憶が定かでははいのですが、亀山湖でフリッピングをやり始めた頃にラインがどんどん太くなっていって(笑。
今ではナイロンの30ポンドですが、当時は25ポンドくらいで落ち着いた頃でした。カバーでかけたバスを良くバラしてたんです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/nylon-30lb-2/”]
至近距離でフルフッキングするので、アワセ切れなのか、ラインにキズが入ってたんだと思ってました。
でもある時、切れたラインの先がクルンとなってる事に気が付いたんです。
イヤな予感がして、フックを桟橋に引っ掛けて引っ張ってみたら、ヌルヌルと抜けてきちゃうんですよ(汗っ。
ラインブレイクではなく、トルクがかかった時抜けてきてしまってたんです。
その時の結び方がユニノットでした。
これまでユニノットで結び目に不安はまったくなかったのに、なんでナイロンではダメなんだろう?
で、いろいろ調べてみたら、アメリカのバスプロの半数以上はハングマンズノットだという記事があって。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-6067/”]
当時(今でも?)アメリカのバスプロは太いナイロンの使用率が高いのでは?と思い、それと結び方は大きく関係してるのではと考えた訳です。
それから試しにハングマンズノットにしてみたら、まったく抜ける事はなくなりました。
フックを桟橋に引っ掛けて引いてみても桟橋が動くだけですね(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/kameyamako-sanbashi-turikinshi/”]
必要強度があれば
これは自分の経験ですが、細いラインはユニノットが強いと思います。
フロロの6ポンドくらいまでならユニノットで充分、というかその方が強いと感じてます。
これは過去に釣り雑誌の実験でもフロロの4ポンドならユニノットが最強だとあった気がするんですよね(記憶が曖昧でごめんなさい)。
ちなみに一番結束強度がでるのがダブルクリンチだと書いてあったように記憶してるんですが、こちらも今となっては記憶が曖昧ですね(笑。
あとはパロマーノットも相当に強度が出るとの事ですが、自分は採用してません。
どちらも結ぶのが面倒なのでw
まあ、馴れてしまえばなんて事ないのだと思いますが、ハングマンズノットに比べると、どうしても時間はかかりますしね。
実際に数字では強度が上だったとしても、必要充分な強度があるのなら、簡単な方が現場で楽ですから。
ハングマンズノットの結び方で参考になる動画をさがしましたがこちらなんかわかりやすのでは↓
現場での結び方のイメージとして
こちらの動画なんか参考になりますよ↓
太いラインと相性が良い?
まあ、結び方は人それぞれで良いですが、太いナイロンにユニノットは絶対に止めた方が良いです。
ノットについてはラインとの相性で変えないとダメなんだという事を学びましたね(笑。
自分のメインスタイルであるカバーテキサスの場合、ラインチェックは頻繁です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/cover-texas-future/”]
どんな釣りでもラインチェックは大事ですが、カバーの釣りは特にラインが痛みますから。特に魚が釣れた後は必ずラインを結び直します。
それが試合で、クオリティーフィッシュだった場合などは、手が震えてる事もありますし、キチンと結べない事もあるんですよ。
そのとき手がかかるノットだと、ちゃんと強度が出てるのか心配になりますよね。
ハングマンズノットならシンプルなので、ノットを作る時に失敗しにくいと考えてます。
PEにも最適
そんなハングマンズノットですが、じつはPEラインとも相性が良いんですよ。
自分は最近まであまりPEは使ってなかったんですが、この前の試合からパワーベイトフィネスを投入してまして。
チェック【WILD SIDE WSC63M】がパワーベイトフィネスにすごく使いやすいという事を何度でも書いておきます
そこで使ってるのか2.7グラムのスモラバ(ティムコ・ベイトフィネスジグ)なんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/kameyama-baitfiness-jig/”]
それにPE1号を直結してるんですが、まったく切れる気配はないです(笑。
カバーの釣りはリーダーのシステムを組むとラインチェックでドンドンリーダーが減ってしまうので採用してません。
カバーに対してはPE直結でもそれが原因で魚に見切られるという経験が今のところないですから。
それよりも直結の方が強度が出てるのでそっちを優先しますね。その時ももちろんハングマンズノットで結んでます。
この場合は細糸でもハングマンズノットで問題ないですね。むしろユニノットだと簡単にスッポ抜けてしまいます(笑。
これもかなりの強度が出てるようで、根掛かりを引っ張ると、ブッシュごと浮いてきてしまいますよ(笑。
ちなみに、結束後のラインの端をライターで焼くなどの処理はしてません。
自分の場合は結びっぱなしで全然問題ないですね。
問題が発生するまでは
そうゆう訳で、いまのところこの結び方でまったく問題を感じてません。
この先、時代が進んですごく細くて強い宇宙素材的な材質のラインでも出てきたら、また研究するのかな(笑。
でも、当面はナイロンの30ポンドにハングマンズノットの組み合わせでフリッピングしていくと思います(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-kiro-fish/”]
一説によると、ダブルクリンチノットもパロマーノットも、ハングマンズノットより強度は出るらしいです。
でも、結束強度にバラつきが出やすい、とも。結局安定して強度が出せれば、現場ではそれが一番大事ですからね。
もちろん最強強度の結び方をミスなく毎回結べるのが理想的ではありますが。
それでも自分はハングマンズノットを推奨します。
簡単ですからね。
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