【スピニングリールの保管方法】ドラグとハンドルは緩めて保管する

スピニングリールの保管時にちゃんとドラグを緩めてますか?

 

ベイトリールだけでなく、スピニングリールのドラグもちゃんと緩めておかないと機能低下の原因になりますよ。

 

そしてできれあばハンドルもフリーにしておいた方が良いですよ。

リール保管時の基本

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

自分は仕事上たくさんのリールを預かって保管しています。

 

その中のいくつかは自由に使える契約?にはなってますが、保管する上でいろいろと気を使ってる事があるんですよ。

 

それがドラグとハンドルです。

 

DaiwaTHEORYドラグ

 

ベイトリールの場合ハンドルは逆転できませんが、スピニングリールの場合、メーカーや機種によって逆転用のレバーは常にON?にしておきます。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/reel-drag/”]

 

つまり逆転する状態で保管するという事です。

 

最近のSHIMANO製スピニングリールでは、バス用リールにハンドル逆転の機能が無いですが、Daiwa製はありますよね。

 

Daiwaセオリーハンドル逆転-1

 

もしあるのであれば、それはかならず逆転可能な状態にしてやった方が良いです。

 

運搬時や長期保管時に無用なトラブルを防止できますからね。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/hold-the-rod-with-the-headrest/”]

 

エリアトラウト用のリール

 

商売柄エリアトラウト用のリールパーツを触る機会があるんですが、これが繊細なんですよ。

 

エリアトラウト用タックル

 

ハンドルなどは強度がギリギリに計算されてるので、無理をすると折れてしまう設計なんです。

 

メーカーによっては、「絶対にバスフィッシングには使わないでください」「必ず折れます」と謳ってる部品もあるくらいですから(笑。

 

それに比べるとバスフィッシング用のリールは随分頑丈に見えてしまうのですが、逆にエリアトラウト用のリールから色々と学ぶ事も多いんですよ。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/bass-fishing-spinning-reel/”]

 

それがリールの正しい取り扱い方ですね。

 

これは自分もまだ教えてもらってる最中なのですが、とにかくドラグは使い終わったら必ずズルズルに緩めておくのが基本らしいです。

 

もうクセにしないといけないレベル。

 

そしてハンドルは基本取り外すか折りたたんで運搬するのが当たり前らしいです。

 

SHIMANOツインパワードラグアンドハンドル-1

 

実は自分もそこまではやってませんでした(汗っ。

 

でもリールの性能的な事を考えると当然の事ですよね。

 

ドラグを緩めておくメリット

 

ハンドルの逆転や取り外しは、性能面と言うより破損や曲がり、内部のギヤの噛み具合などを考えての事ですが。

 

対してドラグは直接魚とのやりとりに関係してくる事ですからね。

 

これが常に締めっぱなしで、魚がかかった時だけ緩めてる状態では本来の性能を発揮できないばかりか、ドラグ性能の低下の原因になってしまってます。

 

まあ、これも今の仕事になってから教えてもらった事なんですが、ドラグは基本的に緩めておかないとドラグワッシャーと呼ばれるパーツが変形してしまうとの事なんです。

 

これはスピニングリール、ベイトリール問わず、という事ですね。

 

通常ベイトリールはドラグワッシャーという湾曲した二つのワッシャーが合わさった状態でセットされてます。

 

SHIMANO16メタニウムMGL XGドラグワッシャー

 

それに対してスピニングリールはこれもドラグワッシャーという名称なのかわかりませんが、フェルト状のワッシャーがスプール内に入ってます。(部品名はドラグWとなっている)

 

DaiwaセオリードラグW

 

DaiwaセオリードラグW-2

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/kameyama-deep-downshot-3/”]

 

ドラグを締めっぱなしで保管しておくと、このドラグWが潰れてしまい、本来の性能を発揮できないのではないかと思われるんですよね。

 

これはDaiwa製スピニングリール、しかもセオリーで確認しただけなのですが、メーカーや機種によって様々のようです。

 

それでも締める事でドラグのすべりを抑える訳ですから、やはり締めっぱなしが良くないという事は間違いないですよね。

 

スピニングタックルは楽しい

 

自分は昔からスピニングタックルでの釣りが好きです。

 

釣りブランクから復帰してからは、いろいろあってあまりスピニングタックルを使ってませんが(汗っ。

 

ブランクから復帰して最初に買ったスピニングリールはステラなんですよ(笑。

 

スピニングタックル

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/kameyama-deep/”]

 

もう、ほとんど使う事はないだろうと思ってたのですが、これが使ってみると凄いんです。

 

ドラグの滑り出しが異次元なんですよね。

 

フロロの2ポンドで40後半の魚とやり取りしても、ミスを助けてくれるんですよ。

 

まあ、ステラだからというのがあるのかもしれませんが、それ以来スピニングリールのドラグは使用後に必ず緩めます。

 

ハイシーズンにあまり使わないんですが、もうクセになってますね。

 

スピニングタックルで良いサイズのバスをかけると楽しいですよ。

 

ドラグが出っ放しになるあの感覚はたまらないですよね(笑。

 

なので、普段から保管の方法には気を使ってます。

 

いざという時に本来の性能を出してくれるように、ハンドルとドラグくらいは緩めておいてやりましょう。

 

ちょっとした一手間で、貴重なメモリアルフィッシュをバラさずに済むかもしれませんよ。

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