【その後のインプレを追記しました】
「せっかく最高峰のスピニングリールである18ステラを購入したので、クソ記事のまま放置しておくのはもったいない」と言う事で、インプレを追記します。
亀山ダムの試合絡みでスリリングな使い方をしてきましたので何となく参考になれば幸いです。
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いつかはステラ、が現実に
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
清水の舞台から紐なしバンジーをするつもりで買ってしまいました。SHIMANO18ステラ C2500SHG!
いや失礼、あくまでも会社の備品です。決して私物化するつもりはありません(ゲス顔)。
でも冗談抜きで、バサーならいつかはステラを持ってみたいと思ってたのが、今の仕事になったおかげでステラを使えるようになったのですから、人生わからないものです。
まあ手持ちのスピニングリールを全部ステラにできるほどでは全然ないですが(汗。
- そんなステラの出しどころ
今回買ったモデルはC2500SHG。「C」はコンパクトボディーと言う意味で、ボディーサイズが下のクラスと一緒という事ですね。
自分の場合は千葉県房総半島のリザーバーのレンタルボートでの釣りが前提なので、ライトラインによるライトリグメインで使用する予定。
そこでスプール径があまり大きい必要がないのでC2500系にしました。
ちなみにギヤ比はノーマルと迷ったのですが、やはりハイシーズンのボイル撃ちや巻シャッドはロングキャストが基本なので、巻取りスピードの早いハイギヤを選択。
あとディープをやる時もリグの回収が早いハイギヤが使いやすいと判断しました。
他のリールとの使い分け
これで結構手持ちのスピニングリールが充実してきたのですが、その中でステラだけが特別かと言うと、別にそんな事もなく(笑。
とくに去年あたりから買うスピニングリールは大体似たようなタイプになってきてまして。
Daiwaなら2000番クラス、SHIMANOならC2500クラスが基本です。やはり亀山ダムで使う事が前提ですね。
これは使うラインが細いという事で、フロロカーボンなら2~4ポンド、PEラインなら太くても1号くらい。
そうなるとスピニングリールの宿命である糸よれはあまり気にする必要が無いんです。
なので似たようなリールばかりになってきたのですがw、気持ちとしてはラインが細いほど18ステラを使う事になるでしょう。
まあ一番高いリールと言う事で気持ち的に集中できると期待して(そんな理由…)。
ステラの元を取る
さて、兎に角(とにかく)思い悩んだ末に18ステラを手にした訳ですが、なにせ値段が値段ですから、なんとか仕事に活かして元を取らないとダメなんです。
ただ18ステラを使ってるだけでは一円にもならないので、それでは会社の備品と言う事にはなりません。
具体的に言うと、自分の場合はステラにセットできるカスタムパーツを作りたいと思っていて、そこで頭を悩ませてる訳です。
「いやそれ買う前に考えろよ」、と突っ込まれてしまいそうですが、だって欲しかったから…(笑。
でもステラレベルのリールだと基本性能はメチャメチャ高いし特許的なものもあるので、機能的なカスタムパーツを作るのは難しいんですよね。
ハンドル系はすでに作ってるメーカーさんが何社もありますし。さてどうしたものか。
ハンドルスクリューキャップのスペシャルバージョンでも作ろうかな。
さいごに
勢いだけで買ってしまった18ステラですが、まったく後悔をさせないのはさすがです(笑。
眼の前にあると、その存在感ですべてを帳消しにしてくれると言うか、所有欲だけで満足できるレベル。
まあ自分がオッサンだと言う事なんでしょうけど、「若い頃憧れてたけどお金が無くて買えなかった車をジジイになってやっと買えた」、みたいな(笑。
なんかしょうもない内容で失礼しました。
=NEW= ここから追記
せっかく高級リールを買って実際に使ってる訳ですから、自腹購入もしていないアフィカスサイトに対抗して記事をブラッシュアップさせていこうと思います(笑。
さて、18ステラを使うからには他のリールと同じようなラインで同じようなリグを使っても意味がないと考えてます。
数年前に所有していた14ステラで感じていた事ですが、とにかくライトラインを使った時の信頼性が全然違うんですよね。
かつてフロロカーボン2ポンドで40後半サイズのバスをディープで釣った時も、ドラグの出かたがスムーズでした。
今どきの国産リールは中級機種以上ならどれもドラグ性能はすばらしいとは思いますが、それもハイエンド機種の最新機構がフィードバックされたものですよね。
例えるならF1レースで立証された最新機構がいずれ一般車に採用されるような。
そう考えると今回の18ステラも自分の常識的に無理がありそうなセッティングで試してみようと思った訳です。
亀山ダムのボイル撃ちタックル
近年では誰もが知ってる亀山ダムの表層ボイル撃ちですが、キモは飛距離と見切られないルアーの動きです。
それらを確保するための一番わかりやすい方法はラインを細くする事ですよね。
そんな訳で自分でもこれまで使った事のない細いラインにトライしてみる事にしました。
それがPEの0.06号にフロロカーボン2ポンドのリーダーシステムです。
「一桁間違えてない!?」
いやいや、間違いなくPE0.06号です(笑。
ちなみにこれはメバル用となってました。これにフロロの2ポンドです。普通に考えたらアベレージサイズでオープンウォーターでも怖いですよね(笑。
まだまだイケると感じた44cmフィッシュ
さて結論から申しますと、アベレージサイズを500~600gとするなら全然余裕です。
もちろんオープンウォーターと言う条件ではありますが。というかカバー絡みで使う事はありませんよね(笑。
このセッティングを試したのは先日の房総チャプター2018第3戦の前日プラクティスの日でした。
この日は好天で湖全域でボイルがありましたから、それなりに数を釣ったんです。でもラインブレイクはゼロ。
最大で900g(43~44cm)の魚とファイトしましたが、ラインに不安を覚える事は無かったです。
ロッドとの相性などあったかとは思いますが、ドラグの出かたが本当にスムーズなんですよね。
ちゃんとロッドの曲がりに応じてドラグが効くというか。そしてバスが下に突っ込んだ時もしっかりと追随してくれる感じで。
ドラグを緩め過ぎるとバスを寄せられないし、締め過ぎるとブレイクの危険が高くなります。
ロッドがきっちり曲がり切った時にドラグが出てくれる安心感は確実に体感できました。
まあ、かなりプラシーボ効果入ってるかもしれませんが(爆。
18ステラならもっと細くてもいける!
釣りにおいて細いラインを推奨するのはどうかと思いますが、今回実際に釣りをしてみて思ったのは、18ステラならまだまだ細いラインでもイケるという事です。
これは本当に清水の舞台から紐なしバンジーをした人の特権という事で、「細いラインを使う権利を得た」と認めてもらいたい心境ですね(笑。
これだけの値段がするリールを使うという事は、それだけリスクを取って他にないメリットを得るという事です。
世の中にこれ以上のリールが無い訳ですから、細いラインを試す資格があるという事ですよね。
これで安いリールを使って細いラインの限界を試しても、どちらも本来の性能を発揮できないままだと思うんですよ。
もはやステラにしか許されない領域に踏み込んでしまったようです…。
と、このぐらい言わせてもらっても良いでしょうかね(爆。
色んな意味で18ステラは買いだと思う
さてそんな訳で自腹購入(ここ強調w)のSHIMANO18ステラC2500SHGですが、今のところ不満な点は見つかりません。
まあ14ステラを使ってたので、目に見えて進化したポイントが見つからないだけだと思います。
これで中級機種までしか使った事がない人が持ったら、それはそれはビックリする…、かもしれません(笑。
いや、ステラと言うリールを持つ意味は単に目に見える性能だけではなく、「それ以上は無いという前向きな諦め」にあるのではないでしょうか。
これで獲れなかったら何を使っても獲れない、と思わせてくれる存在感がステラなんだと思いました。
なので釣り人生において一回は最新ステラを持ってみるのを色んな意味でオススメします。
では。