中華リチウムバッテリーをレンタルボートで快適に使うために色々やってみた

房総リザーバーでのレンタルボート&エレキスタイルで、中華製リチウムイオンバッテリーを快適に使える方法を模索してます。

 

ここまで戸面原・亀山ダム・片倉ダムと3回ほど使ってみたので、自分が感じた部分をお伝えしたいと思います。

 

【ページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】

 

レンタルボートとリチウムバッテリーは最高に相性が良い

 

こんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。

 

2019年の11月に初めて中華製リチウムイオンバッテリーを試してからまだ3回しか使ってないのですが、控えめに言って最&高(笑。

 

Chinese lithium-ion battery-1

最初はパッカンに入れて使っていた中華製リチウムバッテリー。これでも良いのだが、椅子にしたり上に乗ったりは無理。

房総リザーバーのレンタルボートで激安【中華リチウムバッテリー】を試してみた結果が驚愕だった

2019年12月2日

 

現在バス釣りにおいてリチウムイオンバッテリーは、安心安全の国内販売品と、ハイリスク・ハイリターンの中華製個人輸入品があります。その差はお値段で、国内販売のものは中々良いお値段ですよね。

 

その点中華製は一発5万円(24V60Ah・送料混み・充電器付き)と破格。ただし保証や品質的にどうなのかは未知数(苦笑。まさに自己責任の極みで、現状どちらを選ぶかはその人次第としか言えない状態です。

 

それにしても、国内品・中華製どちらに言える事ですが、とにかく軽い!

 

アンペア数など容量によって違いますが、リチウムは鉛のバッテリーと比べたら半分から数分の1の重量です。

 

自分が買った中華製など24V60Ahで約7kgですから。もう笑うしかない。

 

釣りの準備で大量の荷物を運ぶレンタルボート&エレキスタイル民にとって、バッテリーが軽いというのがこんなにもありがたいものだとは。

 

そして容量もたっぷりで、一日釣りをしても最後までパワーが落ちない事にビックリです。それでいてまだ一度もバッテリーが切れた事がない。

 

一度リチウムイオンバッテリーを使ってしまった人は、もう鉛製には戻れないでしょうね(笑。

 

突然死対策に追いリチウム

 

お試しに買ってみた中華製リチウムイオンバッテリーですが、これが当たったようで、今の所何の問題もなく使えてます。そこで調子に乗って同じものをもう一発購入してしまいました。追いリチウム(笑。

 

Chinese lithium-ion battery-2

突然死対策でもう一発購入した中華製リチウムバッテリー。あまりの快適さにもう鉛には戻れない(笑。

 

24V60Ahモデルなのですが、鉛製バッテリーと違ってリチウムはある瞬間突然バッテリーが切れるらしく、そうなると湖上で完全に遭難してしまうじゃないですか(汗。

 

これまでも普通にボイジャーの鉛バッテリーを2発積んでたので、スペース的にはそこまで気にならないと思い、安心のために当分2発体制でいこうと思います。

 

非アンダーソンコネクタ派

 

国内・中華製問わず、リチウムバッテリーにアンダーソンコネクタを使用してる人を良く見かけるのですが、自分は非アンダーソンコネクタ派です。

 

Chinese lithium-ion battery (7)

リチウムバッテリーと電源ケーブルの接続で悩んでるところ。トラブル回避のためにはやはりケーブル直結が望ましいと判断。

 

理由は電導効率を重視してるからですが、じつはそれだけではなくて、試合等で朝エレキが動かないという人を何人も見てるからなんです。

 

ケーブルはモーターとバッテリーを直結するのが一番トラブルから遠いと思うのですが、そうは言っても全くの直結と言う訳にはいかないので、なるべく途中で繋ぎ目を作らないようにしてるんですよね。

 

もちろんそのリスクを承知で、朝の準備の快適化のためにアンダーソンコネクタを使用するのも選択肢のひとつ。

 

そのあたりの価値観はひとそれぞれなので、自分がもっとも快適だと思える仕様にすれば良いと思います。

 

リチウムイオンバッテリーの雨対策にバケットマウス

 

一応防水仕様になってるらしい中華製リチウムバッテリーですが、どうにも信用できないので、雨対策としてバケットマウスBM-5000に入れて使用する事にしてます。

 

BUCKET MOUTH BM-5000

中華製リチウムバッテリー用に購入したバケットマウスBM-5000。中に入れれば防水対策は完璧なはず。あとは配線をどうするか…

MEIHO BUCKET MOUTH BM-5000

安くて頑丈なバケットマウスBM-5000。レンタルボート上では踏み台としても使える。

 

じつは普段のタックルボックスとしてバケットマウスBM-5000を使ってまして、ためしに中華製リチウムバッテリーを入れてみたらスッポリ。

 

水の侵入の心配は無いし、持ち運びも楽々で、何なら踏みつけてもビクともしない(笑。

 

そんな訳で追いリチウムに続いて追い追いバケットマウスBM-5000。なんと合計3台のバケットマウスBM-5000という(笑。

 

バケットマウスBM-5000に配線穴を開ける

 

水に弱い(という噂)リチウムバッテリーを完璧に保護する意味でバケットマウスBM-5000に入れてる訳ですが、問題はエレキからのケーブルをどうやって外から配線するのか。

 

これに関しては思い切ってバケットマウスBM-5000に窓を設ける事にしました。言うてもカッターナイフで簡単に切り取る事が出来てしまったんですよね(笑。

 

Chinese lithium-ion battery (14)

バケットマウスBM-5000に配線用の窓を設ける。水の侵入を防ぐためになるべく高い位置に開けたい。

Chinese lithium-ion battery (23)

専用工具が無くても大きめのカッターナイフで簡単に切り込みが入った。

Chinese lithium-ion battery (24)

ケーブルの端子が余裕で通る程度の窓を開ける。

Chinese lithium-ion battery (16)

バケットマウスBM-5000の外側の下から覗き込んだところ。

Chinese lithium-ion battery (15)

外側からは穴が開いてる事がわからない。これなら雨で水が侵入する事は無いはず。

 

普通の雨ならこれで心配ないレベルかもしれませんが、年に数度はゲリラ豪雨的なヤツがやってくるじゃないですか。そうなると跳ね返りの水が侵入しないとも限らないですよね。

 

なので簡易的なカバー的な対策をしておこうと。

 

Chinese lithium-ion battery (18)

ビニールのシートを適当にカットしてカバーにする。接着は車のサイドバイザーなどを止める両面テープで。

Chinese lithium-ion battery (22)

簡易的だけど、これがあるだけでもかなり違うはず。

 

中華製リチウムバッテリーを便利に使うための工夫

 

自分が購入した中華製リチウムバッテリーはそのままの状態だとちょっと使い難いと感じたので、色々と工夫してます。

 

まずはプラスマイナスを間違えないようにシールを作成。一応防水で、イラストレーターかフォトショップで簡単につくれるヤツ。

 

Chinese lithium-ion battery (5)

プラスマイナスのマークをシールに印刷して貼ってやる。朝の暗い時間帯にセッティングするので、わかりやすいように。

Chinese lithium-ion battery (6)

ケーブルの端子はターミナルに直結したいので、プラスマイナスをわかりやすく。

 

買ったばかりの状態だとターミナルは六角ボルトになっていて、専用の工具がないと緩められない。なのでノブスターに交換。

Chinese lithium-ion battery (26)

バッテリーターミナルをノブスターに交換。プラスマイナスを識別しやすいようにキャップのカラーを変える。

Chinese lithium-ion battery-5

ノブスターそのままだと端子に干渉してきっちり締めにくい。

Chinese lithium-ion battery-6

ノブスターに使うボルトを真鍮製の足の長いタイプに交換。そこに真鍮製のナットをセット。

Chinese lithium-ion battery-7

ナットで高さを出してやる事で樹脂部分が干渉しなくなる。

 

 

レンタルボートでの使用感

 

先日の片倉ダムで14フィートのレンタルボートにバケットマウスBM-5000を乗せてみましたが、踏み台として快適でした。

 

Chinese lithium-ion battery (29)

船尾と後部浮力体の前のバケットマウスBM-5000が中華製リチウムバッテリー入り。桟橋から船に乗り降りする時の踏み台としてかなり快適。

Chinese lithium-ion battery (28)

踏み台としても使えるバケットマウスBM-5000。まったく気を使う事なくガンガン乗れます。

 

さいごに

 

今回のセッティングでこの先10年使えたら安いもんですけどね(笑。

 

決して積極的におすすめしない中華製リチウムバッテリーですが、考え方次第ではメリット多いです。

 

関東レンタルボート界隈で他に使ってる人を見たことが無いのでデータが少なすぎますけどね。

 

一発5万円は国内販売モデルに比べると格安ですが、そうは言ってもハイエンドモデルのリールが買えちゃうぐらい高価なものです。

 

リチウムイオンバッテリーを検討されてる方はよくよく考えて、自分が納得するモノを購入した方が良いですよね。

 

どちらにせよ、バッテリーの軽さを活かしてバケットマウスやリングスタードカットに入れる方法はおすすめですので、リチウムバッテリーにした時にはぜひ試してみてください。

 

では。

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です