釣れなかったらすべてデコった訳ではないという話

一日魚探かけをして、その日は魚に触らなかったら凸ったと思いますか? 自分はまったくホゲた自覚はありません(笑。

 

釣れないのと釣らないのは違うよ、というお話です。

 

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釣れないツラさ

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

せっかくの休日に釣りに行ったら一匹くらい釣りたいと思うのが釣り人というものですよね。 その気持ちは良くわかります。

 

亀山ダム カバーテキサス 10.25.03

 

でも自然相手の遊びですから、状況が厳しいときは一匹も釣れない事も結構あるんですよね。

 

特にハイプレッシャーな人気フィールドだと、その危険?は高くなる訳です。

 

本気で釣ろうとしてるのに全然釣れない時ほどツラい事はありません。

 

チャプター房総2017開幕戦プラクティス_100404

 

自分が若い頃は毎週のように釣りに行ってましたが、釣れないという事はまずありませんでした。

 

でもデカい魚はめったに釣れなかったんですよね。

 

そこから釣りブランクなど色々あって、約3年前にバス釣りを再開してからは良くホゲてます(笑。

 

でもデカバスが釣れる確立は昔の比じゃないですね。

 

検量バッグ

 

そして良く凸る今の方が圧倒的に釣りが楽しいです。

 

釣らない楽しさ

 

釣れないツラさと比べて、釣らないという作業はある意味とても楽しいです。

 

典型的なのは試合前にフックを折って、物理的に釣れないようにしてやる作業ですね。

 

プラクティス用フック

 

これは翌日の試合本番に釣るために、前日はわざと魚を掛けないようにしてる訳です。

 

まあ、これで翌日状況が急変して、試合で完デコなんて事も多々あるんですけどね(笑。

 

疑心暗鬼

 

でもそこで、「こんな事なら前日思いっきり釣っておけば良かった」という後悔はまったくありません(少しはあるかな…)。

 

そして狙った日に釣るための作業を、試合前日に限らずプライベートの釣りでもやってる訳です。

 

自分の場合は思いっきり何も考えずに無心の釣りをするのは試合本番だけで、それ以外の釣行では何かしら試しながらやってるんですよね。

 

20160928_070509

 

そしてその結果一匹も釣れなくて、自分の中のデータとして蓄積されていくのでOKだと思ってます。

 

釣りは消去法

 

トーナメントのプラクティスがそうなんですが、釣れる場所やルアーを見つける作業は基本的に消去法で探す訳です。

 

たまに朝の良い時間に、いきなり釣れる方法が見つかる時がありますが、その後その釣りが本当に合ってるのか確認するために、あえて釣れない釣りを試す事になります。

 

20160928_132051

 

トーナメントではある特定の条件化でしか釣れない事が強みになるので、誰でもどこでも釣れてしまう状況では意味が無いんですよね。

 

そしてレベルの高いトーナメントほど、自分が見つけたものは誰もが知ってるという事だと思って間違いないです(苦笑。

 

なのでその先の、「これは誰も見つけてないだろう」と言うものを見つけたいと思うんですよ。

 

まあ、それが単発的な一過性の釣り方なのか、自分にしかできない(誰もやらない)釣り方を煮詰めるのかの違いはありますが。

 

どちらにしろ、目先の魚を釣る事だけを考えてたら、長い目で見たレベルアップは遅くなると思います。

 

すでにある情報を頼りに、釣れるとわかってるエリアやルアーばかりに囚われてると自分だけが良い思いをする事は出来ませんからね。

 

再現性

 

よく言われますが、バスフィッシングは再現性を求めるのが楽しい訳ですよね。

 

20160928_142625

 

だから目の前の一匹を釣ったら、それをキッカケにもう一本釣ろうとするんですよ。

 

でも中々次が続かない時は再現性が無い時です。それはつまり偶然釣れた一本という事になります。

 

自分はひとつの湖に通うのが楽しいと思うのですが、それはまさに再現性を求めてる訳です。

 

まあ、毎週毎週釣りに行ければたまには別のフィールドにも行きたくなるかも知れませんが。

 

今はあまり釣りに行ける環境ではないので、できるだけ一つの湖に絞って、これまでの経験や考え方を実証したいと考えてます。

 

試合中

【まとめ】かけづか的レンタルボートのバス釣り(バスフィッシング)記事

2017年12月15日

 

仮説実験を繰り返すのが楽しいので、フィールドのタイプが大きく変わってしまうのはチョッと(笑。

 

でもまあ、他の人の釣りが見たいというのはあるので、その時はフィールド関係なくどこへでも行きますが。

 

あ、そこでも後ろでまったくロッドを振らなくても全然平気ですね。

 

知らないフィールドで自分がロッドを振ってる最中に、前でグッドコンディションを釣ってるのを見逃してしまったらもったいないですから(笑。

 

そしてそれも凸ったとは全く思いません。

 

カケヅカ的まとめ

 

一日粘って釣りをして、最後の最後にすごく小さいのが一匹釣れて、「坊主じゃなくて良かった、ホッ」、と言うのってツラいですよね(笑。

 

カバーフィッシュ

 

逆にフィールドに行ってロッドを振ったとしても、自分の中に課題をもってやりきったなら、魚に触れなくても楽しい時間だったと言えるのではないでしょうか。

 

例えば試合前日のプラクティスで、フックを折ってバイトだけ確認する作業を凸ったとは言いませんよね。

 

つまり魚を触ってないから凸ったと言う事ではない、という事です。

 

良く釣る人ほど、目の前の一匹より未来の自分に釣らせる努力をしてるように見えますが、どうでしょう?

 

もし気持ち良く凸った経験の無い人がいたら、一度本気で何かをやりきって凸ってみると良いですよ。

 

必ず次の扉が開きますから。

 

そんなお話でした。

 

終わります。