GARMIN(ガーミン)魚探の【データ記録用メモリーカード】は何が良いか クラス10とかは意味なし

先日ついに「GARMIN ECHOMAP CHIRP 95SV」というヤツを買ったんですが、これに使うメモリーカードについて悩んでました。

 

これまでデータ記憶型の機種を使ってなかったので、どういう規格のカードが良いのかわからず、ネットで色々調べていたらデータ転送速度についての気になる記事が見つかったんです。

 

そこにはデータの転送速度は遅い方が良い、的な事があったのですが、これってはたして何が良いのでしょうか?

旧SDカード規格

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

さて、ついに今時の最新?魚探を使ってみようと思ってるのですが、GARMINの中~上位機種に実装されているクイックドローという等深線図をリアルタイムで作成する機能。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/i-bought-a-garmin-echomap-chirp-95sv/”]

 

そのデータを作成するのに必要なメモリーカードを差し込む訳ですが、ここで気になる事がネット上に書いてあったんです。

 

基本的にGPS魚群探知機ではあまり高速なものは相性問題が生じやすい 

というもの。

 

まずGPS魚群探知機はソナーログやQUICKDRAW CONTOURS(自動等深線作図機能)など、容量の小さいデータを長時間かけて記録してファイルを作成するという事。

カメラが大きなファイルを瞬間的に作成するのに対して、魚群探知機は容量の小さいデータを長時間かけて記録するという事。

大容量になると記録密度が上がるので、長時間掛けて記録する間のSDカードの物理的 膨張や収縮等の変化への影響が大きく作用し、その結果エラー率が上がります。

 

つまり大容量のSDHCカードはGPS魚探には向いてないという事なのでしょうか。

 

もうこれについてはまったくわからないので、結局購入したボトムハウスさんに直接聞いてみました(笑。

 

SDHC32GBという回答

 

始めに断っておきますが、大容量記録カードを使用する事でデータの破損が起こるという事は常に覚悟しておいた方が良い、という事。

 

これはカード自体の性能や保証に関係なく、デジタルデータはいつ壊れてもおかしくない、という認識のもとで使用する事を肝に銘じておかないといけないという事です。

 

その上でのズバリな回答は「SDHC32GB」との事。

 

これについては丁寧に説明をしていただきましたので、その会話の中からできる限り活字に落とし込んでいきたいと思います。

 

まずデータの転送速度がものを言うのは、ある程度データが溜まってきてから、という事が一つ。

 

これはボトムハウスさんの実験から、今回の自分が購入したGARMIN ECHOMAP CHIRP 95SVと同グレードの機種を二年間使い続けて出した、現段階での結論だという事

 

データが溜まってくると、読み込みスピードが早い方が良いという事だそうです。

 

ただし、デジタルデータの転送に関しては、大容量のデータを高速で扱う際に、どうしてもデータの破損という問題があるそうです。

 

大容量のメモリーカードを使う事で記録密度が上がり、結果的にエラー率が上がると言う事はありえるのだそうです。

 

カードの容量

 

現在GARMINなどが対応しているのはSDHCの規格までという事。

 

という事は、マックスで32GBまでになりますね。

 

つまり対応規格の中でマックスの容量が32GBという事になります。

 

なので「SDHC32GB」が現段階でのズバリな回答という事なんでしょう。

 

しかしこれには一長一短があり、すべてにおいて完璧という訳でもないようです。

 

良く「クラス10」とか、今はそれ以上のグレードがありますが、これは魚探の書き込みや読み込みといった転送速度には何の関係もないそうです。

 

これからカードの購入を考えている自分としては、大切なデータに対してちゃんと保障のあるブランドのカードを買おうと思っていたのですが、どうやらそれには落とし穴があるようです(笑。

 

データは保障されない

 

メーカーや小売店が謳う「保障」には、ハードにしか適用されない、というかデータには保障のしようが無いというのが現実です。

 

ハードのみの保障とは、つまり「カードそのものの破損や故障には対応しますが、中のデータはどうにもなりませんよ」というもの。

 

まあ、あたりまえですよね(笑。

 

カードの中に入っていたデータまですべて保障するという事なんてありえないですからね。

 

という事で、メーカーの保障がしっかりしたグレードの、値段が高いカードが良いのかは何とも言えないという事。

 

ちなみにカードのグレードに記載されている「クラス10」とかいうものは、最低保障速度の事で、実際の読み込み速度の事ではないんですね。

 

なのでクラス10のカードとクラス2のカードで、実際には速度に差は見られない、という事もありえる訳です。

 

という事は、別に転送速度が普通に速いSDHC規格であれば、保障してもらわなくても大丈夫ではないでしょうか。

 

となると、メーカー保障やクラス10といったグレードには大きな意味は無いように思えますね。

 

転送速度

 

そんな訳でメーカー保障がなければ値段的にそれほど高いものではないので、お手ごろな価格の中から選ぼうと思います。

 

その中でも、どうせなら転送速度の高いヤツが良いという事を伺いました。

 

これはクラス10とか言う保障レベルではなく、実際の転送速度の話ですね。

 

現場でのデータ作成時にはこの転送速度は早い方がよいという事で、ここでは80MB/s以上のものが望ましいとの事。

 

そうなるとなんとなく購入するカードが見えてきますかね。

 

値段の差は性能の差、とは限らないみたいですし、自分は手ごろな価格のSDHC32GBのマイクロSDカードでやってみる事にします。

 

今回の記事に書いた内容はボトムハウスさんですべて教えてくれましたので、足りない部分は改めて聞いてみると良いのではないでしょうか。

 

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