いやぁ、クソ暑いにもほどがあるでしょ、ってくらい暑かった。
真夏のドピーカン、ベタなぎ、アオコ。 マイナス要素しか目に付かない8月後半の亀山ダムでしたが、下船直前のラスト10分にドラマフィッシュが出てくれました。
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カバーはタイミング
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
8月25日(金)に亀山ダムに浮いてきました。
数日前まで記録的な長雨が続いていた関東地方ですが、今回釣行の前日あたりから天候が一転、真夏の気候に逆戻りという感じのクソが付くほど暑い一日でしたね(汗っ。
そして自分が見た限り、湖の全域にアオコが充満していて、水が良いと思えるエリアはほぼ無く、軽く壊滅的な状況に思えました。
そうは言っても得意な時期(のはず)ですから、カバーで良い魚が出せるだろうとタカをくくり撒くって意気揚々と出船したのでした。
やはりカバーの釣りはタイミング。
風や波、日が差す差さないなど、釣れるタイミングの時に釣れる場所を撃ってるかどうかが大事です。
そして無条件に絶好のタイミングと言うのがあって、それが朝夕マヅメ(マズメ?)時、つまり朝イチと夕方という事ですよね。
朝の誤算
今回はほとんど詳細な情報は見ずに出ました。
やはり情報は麻薬ですからw、久しぶりの釣行で情報をあてにしすぎると痛い目に合うぞ、と。
自分の目論見では、長雨だった数日前までの影響で満水は間違いないだろうと思ってたのですが、蓋を開けてみたら結構な減水でした(汗っ。
そしてこれはなんとなくSNSなどで目にしてましたが、アオコが凄い事になってるじゃないですか(滝汗。
晩夏の減水とアオコはあまり好きではありません(てか好きな人いるんか?)。
これは大誤算でした。
エクスプライド1711XH入魂
今年のジャパンフィッシングショー2017で一目ぼれして買ったSHIMANO エクスプライド1711XHですが、実はここまで未入魂だったんですよ。
そのエクスプライド1711XHで初フィッシュがやっと出ました。
とは言っても小さいヤツですが(笑。
今回は思うところがあってフロロの16ポンドでやってみたんですが、これが中々良い感じでした。
詳細は別記事で書きますが、ハリアー80との使い分けが見えてきたかも知れません。
良いキッカケになりました。
今ひとつ言える事は、クジラでも抜き上げられるんじゃないかと思うくらい凶悪なロッドだと言う事です(爆。
魚探かけ
この日の目的は沢山あって、そのひとつに魚探のセッティングがありました。
細かい事は別記事で書きますが、今期から導入したGARMIN ECHOMAP CHIRP 95SV をもっとちゃんと使いたいので、それまで使っていたHONDEX HE5700と併用するシステム?を構築しようとしてます。
まあ色々問題は残ってるので、まだまだ構築中なんですが、GARMINのクイックドローという地図作成機能が楽しすぎて、この日も結構な時間を魚探かけに費やしました。
で、風が吹いたり曇ったり、また晴れたりという節目?のタイミングのたびにカバーを撃つ作戦でしたが、この日はとにかく風が吹く時間が少なかったんですよね。
試したい釣りもあったんですが、全域アオコが凄すぎて、得意な釣り以外は集中して出来ない状況でした(いつもだけど…)。
おかげで結構な範囲を魚探で見る事が出来ました。
クイックドローは同じエリアでもかければかけるほど詳細に記録されていくので、通常の魚探かけと同じように縦横斜めと走り回りました(笑。
そして気が付いたら日が傾いてる時間まで小さいのが一本というほぼノーフィッシュに近い状況だったという(笑。
熱中症
この日は不覚にも軽い熱中症になってしまいました。 と言うか熱中症になりかけた、と言う方が正しいでしょうか。
途中頭がクラクラして、木陰に避難して濡らしたタオルで顔や頭、コメカミやうなじを冷やしまくり、H-1グランプリの時にサブイズムの原さんからもらった塩分補給用のタブレットがタックルボックスに残ってたので、それを口にしたり(個別に密封されてるタイプだったので大丈夫かと)。
自分も年を取ったなぁ、と思うのですが、これまで真夏の日中でも熱中症とは無縁だったのですが、この日は調子に乗って魚探を見るのに夢中になってしまい、炎天下の中をグルグル走り回ってしまったんですよね。
そしてカバーも日陰ではなく、日が当たる方ばかりやってた気がします(笑。
救いだったのはバイトが遠かったのでw、適度に水分や食料を補給する余裕があった事でしょうか。
これが釣れる状況だったら夢中になりすぎて、もっと重度に具合が悪くなってたかも知れません。
具合の悪さを自覚して木陰に入ったのが、下船時間まで一時間というタイミングでした。
あきらめ
状況が壊滅的だったのに加えて熱中症気味だったので、正直釣課はあきらめ気味でした。
集中力が無く、何か変わった事をしようにも頭がうまく働かない感じだったので、結局最後の数十分は好きな釣りをして終わりにしようと思ったんですよね。
で、実績のあるカバーに張り付いてテキサスをフリップしたんですが、どうにも釣れる気がしないというか(笑。
周りの人達が次々と桟橋に向かう中、下船10分前というところでロッドを置いて、うなだれるように桟橋に向かう途中、ちょっと気になる場所が目に入りました。
そこは沖に向かって人工的に木が倒されたスポットで、減水でほとんど露出してるんですが、先端部は水深があるはずだと思ったんですよ。
そこはここ数試合で前日プラクティスでは反応があるものの、試合当日には釣れた試しがないという、いやらしいスポットでして(苦笑。
実はこの日も何度か入ってるんですが、無だったんです。
でも帰りがけの一投する時間はあるかな、と思ったその一投目でした。
久しぶりの違和感だけのバイト、手にはまったく何も感じなかったんですが、何かがおかしかった。
投げやり+ダメ元での懇親のフッキングでした。
ドラマは忘れた頃に起こる
「仮にバイトじゃなかったとしても、ダメなら下船するだけだから」、と言う思いのスーパーフルスイングフルフッキングでした。
「ズンッ」と止まった後、明らかな生命反応。
「魚付いてるじゃん!?」(爆。
無我夢中でカバーから引きずり出して、あっさり抜きあげる予定が、意外と頑張る魚。
「あれ、チョッと良いヤツか?」、と独り言(笑。
カバーでかけた魚ってカバーから出してからの方がファイトするんですよね。
そして例外なく沖に向かって走るんですよ、そこは想定内。
船は岸に近いところにポジションしてたので、自分から離れていく魚はイナシやすい(笑。
そして寄ってきた魚を見て、あまりにも良いところにフッキングしてたので、珍しくハンドランディング(笑。
思いのほか良い魚でした。
最後に
最後にラッキーフィッシュが釣れて、良い感じで〆られました。
でも今回の最後の魚はこれまでの経験値が無意識に色々と働いてくれたようにも感じてます。
アタリが明確に出ないバイトはビッグフィッシュ率高し。
リザーバーの魚はフッキング後に沖に向かって走る。
これはブログに書き落としてたおかげで頭に深く刻まれてたキーワードだったと言う事でしょうかね。
つまりブログを書いていた事が獲らせてくれた魚とも言える(と言う事にしておいてください)(笑。
やはり集中力が消えた時、体と頭に無意識に残ってるものが大事な事ってありますね。
こういう事があるから釣りはたまりません。
そんな感じのレポートでした。
終わります。
この日のタックルデータ
カバーフリップ用(ラストフィッシュを獲ったヤツ)
リール:Daiwa17タトゥーラSV TW8.1L(Availカスタムハンドル90mm&SHIMANO14スコーピオン用ノブに交換)
ルアー:ゲーリーヤマモト モコリークロー(通常モデルブラック/ブルーフレーク)
シンカー:バレーヒル バレットシンカー(タングステン)8.8g
シンカーストッパー:アクティブシンカーストッパーL
ビーズ:手芸店で購入したもの(赤)
カバーフリップ用(小さい方を獲ったヤツ)
リール:SHIMANO13メタニウムXG(ハンドルからベアリングまでフルカスタム)
ライン:シーガーフロロR18 16lb
ルアー:ゲーリーヤマモト モコリークロー(通常モデル ブラック/ブルーフレーク)
フック:RYUGI インフィニ 1番
シンカー:バレーヒル バレットシンカー8.8g
シンカーストッパー:アクティブシンカーストッパーL
ビーズ:手芸店で購入したもの(緑)
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