みなさんご存知の釣れ筋バルサクランクベイト【ヤタヨークランク】を使う上での注意点や最適なタックルをご紹介!
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ヤタヨークランクとは
こんにちは、元フリッパーややクランカーのかけづかです。嘘です今でもフリップは大好きですが、今回はクランクベイトについて書いてみたいと思います。
さて、タイトルにある【ヤタヨークランク】ですが、全世界で知らない人はいないと思いますが一応説明しておきます。
ヤタヨークランク-基本スペック
ジャンル:バルサクランクベイト
素材:バルサウッド
リップ:なんかの樹脂
先行深度:思ったより潜る
アクション:ブルブル(控えめ。
カラー:ホワイト&ブルー&茶色っぽいヤツ
累計出荷個数:現在までで1個(最近第二世代を3個リリース)
製作者:埼玉方面の某ブロガーさん
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まあ今更説明するまでもないですが、自分史上最も釣れているクランクベイトです(自分調べ。
減水の亀山ダムではもはや一番信頼できるルアーになりつつあるヤタヨークランク。これがBOXに入ってないと不安で不安で…。
ヤタヨークランクの性能を最大限発揮させるロッドとは
それではヤタヨークランクを使う上で、どういうタックルが良いのか自分の考えを書いてみたいと思います。
まず高浮力のバルサ材でできているヤタヨークランクですが、重量が約11gありますので思った以上に飛びます。ですが言うてもセミフラットボディーで空気抵抗は大きいので、それなりに柔らかいロッドの方がキャストはしやすいですね。
最適なロッドは某タックルベリーに2000円で売っていた、中古のスピニングロッドをリビルドしたヤタヨーロッド(今命名した)が良いです。特徴を上げると文字数が足りないので、別記事でとくとくと説明させて頂きますのでここでは割愛します(おい。
まあざっくりさわりだけ言いますと、低弾性カーボンでかなりパラボリックなアクションで、径の大きなダブルフットガイドをロッドの先端に寄せてセットしました。これがどういう事かと申しますと、まあ長くなるので別記事でキッチリ説明しますのでここでは割愛しますね(うぉい。
ヤタヨークランクの性能を500%発揮させるリールとは
それではみなさんお待ちかね、ヤタヨークランクにドンズバなリールをご紹介‼️
それはズバリ、カルカッタコンクエストBFS101HGカスタムです(ドーン!。
なぜこのリールが”ハンドメイド”バルサクランクであるヤタヨークランクに良いのか。それは丸形高剛性ベイトフィネスである事とか、巻き感がシルキーだとか、色々あるんですが、一番の理由はカッコ良さです。
ものづくりを生業にしてる自分としては、工業製品としての切削加工技術の高さやパーツの精度、見た目の美しさにやられてしまうんですよね。
もちろんジュラルミン削り出しボディーによる、剛性の高さからくる巻き感の滑らかさは素晴らしいですし、パーミングした時の握り心地も歪みがまったくなくて安心感があります。
これだけ剛性感があると、巻いてる途中の違和感を感じやすいんですよね。そして巻き上げトルクがあるので、抵抗の大きなバルサクランクのブルブルをしっかり感じながらも、すごく軽い力で巻けるし、魚を掛けた後もすごくて、グイグイ寄せる事ができます。
でも一番はピンホールの配列の美しさや、各部の配置などの見た目のカッコ良さですねー。そして、それらの機能を引き出す最後のピースとも言えるオフセットクラッチが、ドンズバに使用感をアップさせてくれるんですよ(手前味噌すまそん。
見た目と機能の両面で最高に納得のいくリールです。これまで使ってきた中で一番のお気に入りかも。
バルサクランクのような、軽いけどボディーが大きく、巻き抵抗が大きなルアーを扱う上で最高のバランスなんじゃないかと思います。
でも一番は見た目のカッコ良さ(しつこい。
ちなみにハンドルはノーマルより長い90mm(Avail製STi2)に変えて巻きスピードを抑えるようにしてます。ギヤ比がHG(6.8)しかないので、ハンドルが小さいと巻きスピードが早い感じがしてしまうので、長いハンドルに変える事でハンドル一周の巻き速度を遅くしてやる狙いです。
長めのハンドルにする事で巻き上げトルクもアップするので、やや長いハンドルおすすめですよ。
さいごに
ヤタヨークランクに最適なタックルをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。特にロッドの説明がわかりやすかったかと思います(うぉぉぉい!。
まあでも冗談抜きで、クランクベイトはタックルとの相性が超大事だなーと思う訳ですよ(クランクに限らんが…。
以前師匠である横井先生と同船した時に、クランクベイトなどの巻き物で釣るためのマインドを教えてもらいまして、それは「攻める事」。
込み入ったカバーの中や岩盤ギリギリ、すごく狭いコースしかなくても果敢にキャストして行くこと。
そしてそのキャストをビビらず一投で決める事。「手前に落として気配を悟られたらアウト」というぐらいの気持ちで投げる事。
そのためにはタックルバランスは超重要で、キャストが決まらないタックルではいくら優秀なクランクベイトを投げてても釣れないと教わりました。
そしてロッドのアクションやラインなど、めちゃめちゃ沼なのですが、この先はまた別記事で書きたいと思います。
自分が使ってるロッド、スピニングをリビルドしたものなんですが、じつはもっと小さいタイニークランクやシャッドを投げるために作りました。かなりベナンベナンに仕上げたつもりが、思ったよりシャッキリ出来てしまいまして(笑。
それが偶然、本当に偶然ヤタヨークランクにドンズバだったんですよ(爆。
そんなラッキーもあってハンドメイドバルサクランクの楽しさに目覚めてしまった訳ですが、その前にヤタヨークランクが自分の手元に来てくれた事が一番大きいですね。
製作者のみかんさん(仮名)には感謝しかないです。この場を借りてお礼申し上げます。
そんな訳でみかんさん、ヤタヨークランク量産よろしくね(圧。
ではでは。