スピニングリールのハイギヤが苦手です(笑。
ハンドルの立ち上がりが重いのがどうも違和感があるのですが、Daiwa・SHIMANO系のスピニングリールにはほとんどのラインナップにハイギヤがありますよね。
何の為にハイギヤが必要なのか考えてみます。
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Daiwa イージス2506H
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
釣りブランクから復帰してかれこれ3年が経過しましたが、いまだに時代の進化に中々付いていけてません(笑。
特に道具の進化がめまぐるしく、リールはベイトフィネスやビッグベイトなど、ブランク前の10年くらい前には聞かなかった言葉が多くあるんですよね。
その中で、自分には馴染みのない言葉として、「スピニングリールのハイギヤ」というものがあります。
以前からあったのかもしれませんが、自分では意識した事はありませんでした。
それが現在、国産二台メーカーであるDaiwa・SHIMANO両社からはほぼすべての機種にハイギヤの表記である「H」がラインナップされてます。
ブランクから復帰してすぐに買ったスピニングリールのDaiwa・13?イージスはあまり考えないで2506Hにしたんですが、これが違和感バリバリでした(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/daiwa-aegis-2505f/”]
イージスを愛用している人ごめんなさい(笑。
巻き取りは早いけど
とにかくハンドル回転が重いんですよ(笑。
ブランク前は旧時代の初代Daiwa・カルディアを使ってたのですが、これは自分的には気に入っていて、重量はあったのですがハンドル回転に違和感を感じた事はなかったんですよね。
それと比べてしまうのですが、そこそこ良い値段だったイージスが自分のイメージと違いショックでした(笑。
確かにハンドル1回転での巻き取り量が多いという事は、ラインの回収が早いので手返しは良くなりますよね。
でもその分ハンドルの回転は重く、繊細な巻き取りをするには向いてないんですよね。
SHIMANO14ステラ2000C
じつは同時期にSHIMANOの最高峰である14ステラ2000Cも購入したんですよ。
じつはこれもあまり考えないで買ったんですが、さすがに巻き取りがスムーズ過ぎてギヤの問題を意識しなかったんですけどね(笑。
以前の仕事をしていたら絶対に買えなかったであろう超ハイエンド機なので、勢いで買ってしまったという事はここではどうでも良いとして(汗っ。
ステラ2000Cはいわゆるノーマルギヤな訳ですが、だからなのか、そこをあまり意識した事はないですね。
メーカーも違う、番手も違う、グレードも違うDaiwaイージスとSHIMANOステラなので、ギヤ比の違いを比べる事は意味が無いと思い込んでたんです。
しかし思えばステラの巻き心地が異次元だったことを差し引いても、ギヤ比の違いは大きいと感じたんですよね。
ハイギヤ否定派
自分はハイギヤのスピニングリールは使いにくいです(笑。
14ステラ2000Cはディープウォーターでのドラッギングをする為に買ったタックルの一部でした。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/01/post-1917/”]
なので本来巻き取りが早いハイギヤリールの方が正しい選択なのかもしれません。
でも自分としては、ラインの繊細な処理を考えると、ハイギヤは雑になってしまうんですよね。
ハンドルの回し始めが思いので、微妙に力が入ってしまうんですよ。
指の先のタッチで「スッ」とハンドルが回り始めてくれないと、微妙なラインスラックの処理はできないんです。
Daiwa17セオリー2506H
じつは手元に仕事で使っているDaiwa17セオリー2506Hがあるのですが、こちらも同じ感覚だと思います。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/daiwa-theory-2506h-handle-screw-cap-2/”]
回し始めが重く感じてしまうんですよ。
スピニングリールの場合は糸巻き量とハンドルの重さは関係がないですから、リールの使用感がそういう事なんでしょう。
まあハンドル長にもよるんでしょうけど、ノーマルでこの重さですから、とりあえず現状では選択肢には入りません(笑。
いや、ハイギヤでないならもっと軽いんでしょうけどね(汗っ。
Daiwa15イグジスト2003F-H
満を持して?Daiwaの最高峰機種であるイグジストに登場してもらいます(笑。
たまたま手元にHEDGEHOG STUDIOから預かっているイグジストの2003F-Hがあったので、こちらも検証してみました。
まあ番手が2000番台という事もありますが、さすがの巻き心地です。
シルキーで回転もスムーズ、回し始めの重さもほとんど感じないですね。
これでフロロカーボン専用のハイギヤという事ですから、申し分ないと思います。
しかし!
カタログ上での希望小売価格は76000円!
これは今の自分にはとても無理な数字ですね(苦笑。
そして、それでもノーマルギヤはもっとハンドルの回し始めが軽いと思われますしね。
SHIMANOステラ2000C奉納事件
じつは今年3月のチャプター房総前日プラクティスで、手持ちのステラ2000Cが付いたWILD SIDE WSS -ST59-ULを亀山湖に奉納してしまったんですよ(泣。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/2017-chapter-boso-opening-game-practice/”]
なので手元にないSHIMANOの最高峰であるステラを引き合いに出すのはどうかと思いますが、どうしても比べてしまうんですよね。
それほど考えずに、ただステイタス的な意味合いだけで買ってしまったステラでしたが、失くしてみて初めてその性能の高さを実感しています(笑。
それまでスピニングリールはDaiwa党だったのですが、ステラを触って以来すっかりSHIMANOのスピニングリールが好きになってしまいました。
でもDaiwa製スピニングリールのコンセプトや使用感は気に入ってたので、時間が経ってまた新機種を検討していたのですが、どうも剛性的に適当な機種が見付からないんですよね。
SHIMANOツインパワー2500S
現在手持ちのスピニングリールにノーマルギヤのモデルが無いので真剣に購入を検討してるのですが、Daiwa・SHIMANOともハイエンド機種はもう無理だなぁ、と(笑。
そしてこれまでの流れから、そういう意識でSHIMANOツインパワー2500Sのハンドルを回してみたのですが、もう答えが出た気がします(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/shimano-15-twin-power-2500s/”]
2500番台でこの巻き心地、このハンドルの軽さ。
もともとパワーフィネスを前提に、ボディーの剛性感を重視して試してたんですが、ここにきてハンドルの巻き感の軽さにビックリしてます。
もちろんノーマル状態ですよ。
2500番台という事で、ベールの外周が大きい分どうしても2000番台よりのハンドルの巻き始めは重く感じるはずなのに。
手元にあるツインパワー2500Sにはその巻き始めの重さを感じないですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/shimano-15twinpower-xd-c3000hg/”]
まあこれで自重245gとなかなかの重さなのですが、これが2000番台になるといきなり195gとなるようです。
アンダー200gなら全然ライトリグにいけると思います。
少なくとも自分はもっと重いリールでずっとライトリグをやってきた世代なので(笑。
最後に
ハイギヤモデルが使いにくいというのはあくまでも自分の主観的な意見です。
これが良いと思って使ってる方も多くいるでしょうから、その人達を否定するつもりは全く無いですよ(笑。
そもそも釣り道具なんて使う人によって使用感はまったく違うものですしね。
とにかく軽さを重視する人、リールの剛性を重視する人、巻き心地命の人と、本当にスタイルや通う湖の種類によって違うでしょうから。
自分の場合は感覚的な部分でハンドルの巻き始めが重く感じるのがイヤなだけで、手元にあるスピニングリールを回し比べてみただけです。
これがみなさんのリール選びになにか参考になればと思いました。
でも釣りって感覚値が大事な訳ですから、巻き取り量だけではなく巻き取り時のハンドル重さみたいな数値もあれば良いと思ってしまいました(笑。
同じ2500番台のリールでもハイエンド機種の方が圧倒的に巻き始めが軽いのですから、商売的にもわかりやすく数値化してやればお客さんも買いやすいと思うんですけどね。
生意気言って申し訳ないですが、基準の巻き感みたいなものも欲しいところです。
ハンドル巻き重さ
ステラ2000C:★
ツインパワー2500S:★★★
アルテグラ2500HGS:★★★★★
みたいな(笑。
失礼しました。
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