ホームの亀山ダムで使っている中華製リチウムバッテリーですが、先日突然死を経験。
去年の11月から使っていて、初めてリチウムイオンバッテリーが落ちる瞬間を体験したので紹介します。
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亀山ダムと中華製リチウムバッテリー
こんにちは、ほぼフリッパーのかけづかです。
いやー、リチウムイオンバッテリーの突然死ってあんな感じなんですね。まったく前触れなく本当に突然おちました。
去年の11月に初導入した中華製リチウムバッテリー(24V60Ah)ですが、これまで房総リザーバーの各所で使ってきて容量不足を感じた事はなかったんです。
でも鉛のバッテリーと違い、最後の最後までパワーが落ちずに使える反面、落ちてしまったらそこで動力を失ってしまうんですよね。エレキレイクでバッテリー動力を失うという事は遭難ですよ遭難(笑。
いや、房総リザーバー群の規模ならオール一本あれば最悪岸まではたどり着けると思うし、ボート屋さんに連絡すれば迎えに来てくれるとは思います。なんなら周りの誰かに助けを求める事もできなくもない。亀山ダムは平日でも人一杯来てますしね。
でも相当カッコ悪い!!
「時代はリチウムだぜ!!」ってイキっておいて、バッテリー落ちちゃったから助けてくださいーなんて言えませんよ(笑。
嘘です、命の危険が危ないので実際のフィールドで仮にそうなったら全力で助けを呼びます(危険が危ない…。
カッコ悪いかどうかはこの際どうでも良いとして、釣りの途中でバッテリーの容量が無くなるのは非常に困る。これが試合だとアウトですよ。
なので2020年に入ってからもう1台”追いリチウム”したんです。これなら容量の心配からは開放されますからね。
亀山ダムを始めとする房総リザーバー群は、狭いと言ってもエンジンが使えないフィールドなので、バックウォーターから反対のバックウォーターまでエレキだけで移動するとかなりの時間と電力を消費します。
自分が使ってる中華製リチウムバッテリーは正確な残量がわからないので、一度無くなるまで使ってみようと思ってところでした。良き良き(謎。
中華製リチウムバッテリー突然死までのいきさつ
今回の中華製リチウムバッテリーの突然死ですが、もちろんバッテリーが死んだ訳ではありません。
ただ容量が無くなっただけですので、当然ながら充電する事でまた使えるようになるので誤解のないようおねがいします。
さて、この日は朝から色々アクシデントがありました。その日選択したボートはクラックによる浸水があったのを知らずに出てしまったんです。
本日は亀山ダム(^.^)
超ゆっくりスタート
メチャメチャ暖かい。防寒着脱ぎますた。
それではいてきます‼️#亀山ダム pic.twitter.com/e9zk07Y9yW
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じつは今季まだ亀山ダムの入漁券の年券を買ってなくて、本湖にある亀山水産センターに朝買いに行ったらAM8:00過ぎないと販売できないと言われてしまい。
仕方がないので釣りに出た後に水産センターの桟橋まで行って買おうと思って、つばきもとボートでセッティングしたあと水産センターを目指したのですが、本湖に出たあたりで船の喫水がやけに低い事に気づきます。
そしてちょっと旋回すると反転しそうなぐらい船が傾くようになってました。朝のセッティングの時に船尾にある栓は確認したし、雨が振ってる訳でもないので浸水をまったく疑ってなかったんですよね。
とりあえず柄杓で水を出しながら、近くまで来てる水産センターの桟橋まで行ったところで気が付きます。
つばきもとボートの駐車場に財布を置きっぱなしにして出てしまったので、仕方ないのでまたつばきもとボート桟橋まで引き返す事に。
もちろん途中何度も水を掻き出しながら(苦笑。
船首がかなり沈んだ状態で走ったので、普段より抵抗が強かったんだと思います。浸水した事で船も相当重かっただろうし。走りながらバランスを取ってないと横転しそうで本当に怖かった(汗。
水の溜まった船はちょっとの反動で水が左右に動くので、船が傾く逆側に体重を掛けないと横転するか落水するかしてたと思います。晴れててもビルジポンプって常備しないとダメですね…。
その後ボート屋さんに船の浸水を伝えて、別の船にセッティングをやり直します。浸水した船に乗り込むのは凄く怖かったので、別の船を横につけてえっちらおっちら荷物を移しました。おかげで今朝は腰が痛い(笑。
その後水産センターには車で陸路を行こうか迷ったのですが、セッティングした船をそのままにして行くのはさすがに心配なので、もういちど船で本湖まで行く事に。
この時点でAM9:00を回ってました。まだ一投もキャストしてません(笑。
アクシデント連発でまだ一投もしてない(笑)
とりあえず船を乗り換えます
(^o^;) pic.twitter.com/9BFuRd3UQa— かけづか:フォロワー5000人到達したら限定アイテムプレゼント企画やります! (@kakedukaSS) March 6, 2020
中華製リチウム24V60Ahの限界にチャレンジ
乗り換えた船は普通に快適で、当たり前ですが傾く事なく走ってくれます。中華製リチウムバッテリーは24V60Ahで7Kgしかないので、船尾に置いてもフロントヘビーになってしまうんですよね。
そこに浸水したらさらにフロントが重くなり、まるでつんのめるような感じで走ってました。バウデッキと水面が凄く近くて、何度も言いますが本当に怖かった
じつは昨日最初に出た船にクラックがあり、かなり浸水してました。
それを全く疑わずに出てしまったので、途中凄く怖い思いをしたんですよ。
動画はその時撮影したのですが、水が左右に動くので逆側に体重を掛けないと横転しそうでした。
フロントヘビーでバウデッキも凄く水面に近かった(汗。 pic.twitter.com/iu7WnuEieB
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そんな経緯があり、ここはせっかくなので中華製リチウムバッテリーの限界にチャレンジしようと移動しまくります。
ザックリとルートを説明しますと以下の感じ。
- AM8:00つばきもとボートから出船
- 速度約6Kmで本湖水産センター桟橋まで
- 財布を忘れた事に気づき再びつばきもと桟橋へ戻る
- 再出船後本湖水産センター桟橋へ(年券購入)
- 水産センターを出て月毛沢を経てよりとも方面へ
- そのまま笹川上流広瀬を一周
- 笹川を下りよりとも島浦
- PM3:45下船時間を考えてつばきもとボートに向かう
★この途中で中華製リチウムバッテリーが突然死
- 白鳥島周辺を少し釣りしてタイムアップ
冬場で出船時間が短かったのですが、移動距離としてはかなり多めだと思います。
朝の『つばきもとボート』→『水産センター』往復は船の浸水によりだいぶ電力を余計に消費したんじゃないかと。
ちょっとイレギュラーな展開でしたが、こんな感じの1日でした。
中華製リチウムバッテリー24V60Ahを一日使うために気を付ける事
この日はテストも兼ねて、移動時は”6.5Km”で走るように意識したのですが、もう少しスピードを押さえれば一日余裕で使えるのではないかと。
ちなみに全開走行で7.5Km以上は出ると思いますが、エレキ保護とバッテリーの燃費を考えて少し落として走ってます。
自分のセッティングでの数値ですが、スピードダイヤルMAXで7.5Km前後でした。そこから目盛りを少し下げて、だいたい8割ぐらいのパワーで進む感じでしょうか。無段階なので数値がいい加減ですみません。
向かい風だったり、空いたスポットへ早く移動したい気持ちでついついパワーを上げてしまいますが、それでバッテリーが落ちてしまったら元も子もありません。
フルパワーでの移動(ハイバイパス)はなるべく避けた方がエレキにも優しいので、心に余裕を持って移動する事を心がけた方が万事上手くいくように思います。
さいごに
現在は中華製リチウムバッテリー24V60Ahを2台積んでまして、1台で容量的に問題なければ今後予備の1台は降ろそうかと思ってたのですが、そうも行かなくなってきました。
今回突然死したのは下船数十分前なので、無理しなければバッテリーは落ちなかったかもしれません。
ただこれが夏場の長丁場になると、朝5時出船の夕方6時下船ですから、都合13時間浮いてる事になりましょね。
移動距離や速度で消費電力は大きく変わってくると思いますが、やはりレンタルボートフィールドで使うなら60Ahなら2台積むか、もしくはもっと容量の大きなバッテリーの方が安心かと思います。
ただし大移動を抑えて釣りの時間を多く取るならそこまでの容量は必要ないかと。
自分の場合は試合で前日プラに入る事を考えると、60Ah✕2台というのがベストな選択だと考えてます。
理想を言えば普段&プラ用に100Ah1台、試合用に60Ah1台が良いのかな。いや、100Ah2台持ってるのが1番良いのか。まあ欲を言えばキリが無いんですけどね(笑。
24Vのエレキを使ってて、普通に釣りをするなら60Ahで充分だと思います。ボイジャーMF27よりは容量多いと思いますし。
ハイパフォーマンスなリチウムイオンバッテリーですが、抑える部分は抑えて、快適なエレキライフを送りましょう。
では。