今期も釣ったバスのほとんどがカバーフリップという自分ですが、でも年々厳しくなってるように感じてます
ここ3年くらいカバーばかり釣ってる自分が感じてる仮説を展開してみたいと思います。
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現代バス釣りの難易度
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
このブログをいつも見てくれている読者の方はみなさんご存知なのですが、自分はホームレイクである亀山ダムでカバーにフリッピングはかりしています。
亀山ダムと言えば関東でも有数のハイプレッシャーリザーバーであり、一応亀山ダムに通って20年以上になる自分でも、しょっちゅうデコるくらい簡単な湖ではないんですよ。
まあ自分の練習不足と変な拘りのせいだとは思うんですがw、それでも以前に比べて難易度は確実に上がってるように感じてます。
今から10数年前、初めてTDバトラーリミテッドハリアー80という超ロングロッドを持って亀山ダムでフリッピングを始めた頃は、カバーでは大小の魚をイージーに釣りまくってました。
当時はカバーにフリッピングをしてる人はほとんど見なかったですし、いたとしても普通にルアーをボトムまで沈めてたのだと思います。
自分の場合、ある時カバーにラインをひっかけて水中でチョウチン状態にしておくとメチャメチャ釣れる事実を見つけ、しばらくは良い思いをさせてもらいました。
人的プレッシャー
でも亀山ダムはトーナメントレイクなので、釣れる釣り方はすぐに広まってしまうのでしょうか、年々多くの方がやるようになってきたように思います。
カバーで釣れなくなってきた大きな要因の一つに、間違いなく人的プレッシャーがあるかと思うんですが、それがバスの行動パターンに影響を与えてるのは明確ですよね。
ブラックバスという魚は現代において、決してイージーに釣れる魚ではなくなってきてるのかもしれません。
それでもカバーが大好きな自分はカバーの釣りに拘り、なんとかカバーでデカバスを釣りたくて色々と考えてきました。
そこで、自分が無駄に長いキャリアをかけて感じている、バスの行動パターンの変化を追ってみたいと思います。
ちなみに実体験を元にしてますが、あくまでも仮説ですのでナマ暖かい目で見てやってくださいね(笑。
バスはボトムに居ない
先日自分が毎日楽しみにしているお馴染みのDeeePSTREAMさんで興味深い記事を公開されてました。
[blogcard url=”http://deeepstream.com/2017/12/06/bottom/”]
詳しくは記事で確認して頂ければと思うのですが、記事の中で「バスはボトムに居ない」というキーワードが出てきます。
これは亀山ダムに長く通って自分が強く感じていた事だったんですよ。
まあ、最大水深が20m以上の湖で、ボトムを釣る事はそう多くは無いんですけどね(笑。
でもリザーバーとは言っても当然シャローやミドルレンジはある訳で、水深3~4mくらいであればボトムを取る釣りも存在する訳です。
それでも自分は亀山ダムでボトムを釣る事はほとんど無くて、理想なのは表層に近いところで魚を掛けるのが一番良いと思ってます。
それが最もコンディションの良い魚を釣ってるんですよね、経験上。
カバーはシェルターではない
以前このブログ内の記事で、「リザーバーの岸際にデカバスは居ない」という記事を書いたんですが、それは今もそう思ってます。
規模の大きなカバーを釣っていて、奥の奥にテキサスリグを入れ込んでもデカバスが釣れた経験は一度も無いんですよね。
まあスキルの問題もあるかと思いますが、自分の場合デカバスはほぼ100%カバーのアウトサイドで釣ってます。今ではそれしか意識してないと言っても良いレベルですね。
そう考えると、亀山ダムの水深がある場所ではカバーに付いてるデカバスは居ないんじゃないかと思うようになってきました。
これまで見たロクマルクラスのバスは、スポーニング以外の時期はほとんど何も無い水深のある沖に浮いてるんですよね。
これは力のある大きな固体、もしくは体が大きくなりすぎて俊敏な動きが出来ない固体がもっとも安心していられるのが障害物の無い広い水域なのではないかと推測してます。
そう考えるとリザーバーのカバーは、バスが身を隠すシェルターでは無くなってきたのではないかと思えて仕方が無いのです。
でも実際にカバーでデカバス(ゴーマルくらいまでですが)は釣れてるのですが、それをどう説明すれば良いのか。
ここからは自分の経験に基づく仮説です。
バスをカバーに呼ぶという考え方
DeeePSTREAMさんの記事の中で、バスがベイトをボトムやトップに追い詰めて食うという件が出てきます。
一部引用させて頂きますが、
それではなぜ、バスフィッシングにおいてボトムを釣る機会がこんなに多くあるのでしょうか?
ある時ジャッカルの加藤誠司プロとお話をさせて頂いた時に、1つの衝撃的な事実を教えて頂きました。
それはテキサスリグでカバー撃ちをする時のバスのポジションについてだったのですが、
「言っておくけど、リグを撃ったその場にバスが居るんじゃないからね。周りにいる魚が寄ってきて、ボトムに追い詰めて喰ってるだけだよ」・・・と教わったのです。
記事の引用失礼しました。
これまで何となく想像してた事がこの記事を読ませてもらって明確に確信に変わってきました。
カバーはバス身を隠すシェルターでは無く、ベイトを追い詰めて捕食するための「行き止まり」なんじゃないか、と(ボキャブラリーの無さよな…)。
自分の亀山ダムでのカバーフリップは過去記事で何回も書いてますが、共通してるのが超接近戦である事、完全にロッド一本分の水深以上沈めない中層の釣りである事です。
それとカバーがデカバスのフィーディングスポットである事とどう関係するのか。
それはここ数年、ボートポジションでデカバスの釣れる確立が全然違う事を経験して思ってる事があるんです。
さて、長くなってしまったのでこの続きは次回という事にさせてください。
今回は久々にメッチャ筆が走ってます(爆。
では次回に!
チェック続 【新リザーバー中層論】 カバーの沖で起こってる事