千葉県房総半島にある亀山ダムに20年以上通っている経験を元に、まだレンタルボートでバスフィッシングをした事が無い方に向けて書きました。
興味がある方はぜひ読んでください。
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ボートフィッシングの楽しみ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
バスフィッシングを始めたばかりの人や、いままでオカッパリ中心にやってきた人で、レンタルボートってどうなんだろう?という方がいると思うんですよ。
そう言う方に言いたい事は、レンタルボートはおもしろい、という事。
オカッパリからでは届かないところに投げられるし、マイボートよりも断然お手軽です。
今はレンタルボート関連アイテムはかなり充実してますから、いくらでもバージョンアップできますが、まずはエレキを用意して湖に出てみませんか。
ボートフィッシング未体験の方でしたら、きっとバスフィッシングの幅がすごく広がりますよ。
今回の記事がそんな方のお役に立てばと思い、力を入れて書いてみました(笑。
マイボートよりカジュアル
レンタルボートの釣りって、ちょっと独特の世界があって、その先にマイボートへのステップアップが直接的にある訳でもないんですよね。
こちらの記事を読んでもらえればと思います。 [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/rental-boat-2/”]
自分もかつてはアルミボートに15馬力のエンジンでJBマスターズプロシリーズに参戦してました。
成績はグズグズで、まったくどうしようもなかったですが、それはここではどうでも良いですよね(笑。
で、その後レンタルボートにエレキというスタイルで亀山湖のローカルトーナメントに出始めたんですが、これが楽しすぎた。
マイボートの自分からしたら、とにかく楽だったんですよ。
オカッパリから比べると大変かもしれないですが、マイボートから比べると、格段にカジュアルというか、朝の準備が少ない(アルミボートのカートップ比)。
そんな訳で、レンタルボートの釣りに興味があるけど、最初何からやればよいかわからない、という方に自分が出来るアドバイスを書きとめておこうと思います。
最初に断っておきますが、ここでのエレキとは、足で操作するフットコントロールのタイプという事でお考えください。
何がなくてもライフジャケット!
ライフジャケット!
これさえあれば、とりあえずボートで釣りができます、と言ったら乱暴すぎますかね(笑。
もちろんちゃんと説明しますが、でも冗談ではなく、ライフジャケットは釣りに限らずボートに乗る際には必ずつけておくべきものだという認識でいてください。
それが例えエンジンが付かないレンタルボートでも、常に死の危険はあるという事をわかって頂きたいと強く言っておきます。
最初にそろえる三つ
さて、それではレンタルボート&エレキスタイルのバスフィッシングに絶対必要なものを紹介していきますね。
最低限必要なのは以下の3つ。
●バッテリー(12V105アンペアのボイジャーが一般的)
●エレクトリックモーター、通称エレキ
●バウデッキ
この三点があれば、とりあえずレンタルボートでエレキを使った釣りができます。
初心者の方はこれだけの説明では不安ですよね。
では詳しく説明していきましょう。
バッテリー
バスフィッシング業界でもっともポピュラーなのが、ボイジャーというメーカーのMF27という、12V105Aのバッテリーでしょう。
自分も代々このバッテリーを使ってきましたし、現在も使用してます。
他のものと同様に、バッテリーも中古で手に入ったりしますが、バッテリーだけは
新品を購入する事を強くお奨めします。
バッテリーには寿命があるので、使い方によっては一年で使えなくなるケースもありますから。
レンタルボートでは、大事に使えば二年以上は使えると思います。
この場合の大事というのは、
●使用後なるべく早く充電する
●使わない時は定期的に追い充電する(月に一回が目安と言われてますね)
●エレキが動かなくなるまで使わない
ここで気が付くと思いますが、バッテリーは自分で充電して使うものなんですよ。
でも、ご安心ください。
ボイジャー専用のバッテリーチャージャーは、複数社から販売されてますが、家庭用の100Vの電源で使えるものがほとんどです。
というか、今まで100ボルト以外で使うチャージャーを見た事がありません(笑。
現在販売されてる中では、AC DELCOの純正?チャージャーがお奨めですね。
自分もいろいろ使ってきましたが、軽くて充電が早いんですよ。
おまけにバッテリーを自動でメンテナンスする機能があるんですよね。
これで値段は今までのものとそれほど変わらないですから(笑。
もう、これ一択で良いと思います。
エレキ本体
次に肝心のエレキ本体ですが、これは種類が多すぎて、どれを選べば良いのかベテランのアングラーでも迷うところですね。
なので、独断と偏見、自分の経験から数モデル推薦させて頂きます(笑。(別記事参照)
その前に、判断が難しいのですが、現在は中古モデルも結構あったりします。
本当の初心者の方には、選択が難しいかもしれませんが、逆に知名度のあるエレキ関係のショップさんなどに置いてあるものを購入すると言う選択もアリではないかと個人的には思ってまして。
じつは若い日の自分も、中古エレキを激安で買って始めたくちなんですよ(笑。でも、今から20年以上前だったので、ショップ側の対応は相当悪く、まさに売り逃げ的な感じで、ひどいものでした。今はそんな事はありえないでしょうから、名のあるショップさんなら親切に教えてくれると思いますよ。
自分の経験上、エレキは釣りのスキルと共にステップアップしたくなるものなんですよ。
人によりますが、やはり大きいエレキはパワーがある分、移動は楽ですが、取り扱いには注意が必要です。
最近は船舶免許がなくても操船可能なボートもありますけど、エレキがオーバースペックになってしまってもダメですしね。
で、エレキを使うようになって、その後船舶免許を取得して、大きなエレキにステップアップする事まで視野に入れるなら、最初は安い中古を買ってエレキの事を覚えてから、という流れもありかと思います。
もちろん新品を買って、その後下取りに出して、大きいエレキを買うという事でも良いでしょう。
そこは自身の判断で好きなようにされると良いかと思います。
機種と大きさ
さて、それではエレキの選択ですが、まずは基本の機種の大きさを覚えておいてください。
●12V
●24V
●36V
これは単純にバッテリーの数になりますね。
バッテリーが一発12Vですから、一個なら12V、二個なら24V、三個なら36Vという具合です。
↓24Vの場合は二個のバッテリーを直列で使用。
エレキのパワーはポンドという単位で表されますが、細かい数字の差は体感ではほとんどわからないですね(笑。
まあ、12Vのエレキに関しては、機種によってパワーの違いを体感できるかもしれませんが、24、36の場合はフィーリングの違いはありますが、パワーの違いはあまり考えなくて良いと思います。
燃費(バッテリーの消費具合)の違いもあるかもしれませんが、これは操船の状況や踏む人の力量の違いで変わってきますから、最初は気にしなくても良いでしょう。
バッテリーの数が変わると、体感でも確実にパワーの違いを感じますから、12、24、36という単位で覚えておけば間違いないですね。
エレクトリックモーターのメーカー
まずメーカーですが、今現在はモーターガイド社とミンコタ社の二択で間違いないと思います。
自分が現在使ってるのは、モーターガイドの24V仕様のエレキです。
パワー燃費共にバランスの取れた名機だと思いますが、現在はモデルチェンジして、デッドストック状態になってますね。
今は新しいモデルのXシリーズが主流のようです。
ただし、このモデルは自分で使った事がないので、使用感などはわからないんですよ。
ごめんなさい。
でも悪い話を聞いた事がないので、エレキとして問題は無いと思いますよ。
新品でモーターガイド製を買うならこのXシリーズになるでしょう。
そしてもう一社、ミンコタですが、こちらも自分では使った事がほとんどないんです。
たまに人が使ってるのを踏んでみたりはするのですが、モーターガイドとはフィーリングが違うので、違和感はありますね。
でも、エレキって自分のものに馴れてしまうので、その部分は気にする必要は全くないんですよね。
ここからは現場で聞く評判です。
モーターガイドの旧モデル、ツアーシリーズについては、
●パワーダイヤルの数字の通りにパワーが放出されるので、船の操船がクイックにできる。
反面、ハイパワーで踏んだ際にいきなり回るので、船の向きによっては危険がともなう。
ピーキーに操船したい人向けとも言える。
ミンコタ
●エレキのグレードに関係なく、スロースタート?なので、踏み始めはゆっくり、徐々にパワーが上がっていく方式。
ハイパワーで踏んでも危険が少ない。
ただし、急激なスタートはできないので、ピーキーな操船を好む人には向かない。
といった特徴があるようです。
すべての機種を実際にためした訳ではないので、あくまでも参考程度に考えてください。
これについては今後検証を続けて、わかり次第加筆修正していきますね。
エレキマウントとバウデッキ
バッテリーとエレキがあれば、それでレンタルボートで釣りができそうですが、大事なものが残ってるんですよ。
それがエレキマウントとバウデッキです。
エレキマウントというのは、エレキ本体を船に固定して、さらに移動時などに水からエレキを出す時に必要なものです。
そして、そのマウントを船と固定するために必要なのが、バウデッキになります。
バウとは船の舳先の事、つまり船の先端ですね。
そこに貼る板(デッキ)という事で、バウデッキと呼びます。
これはレンタルボートならではというか、他の船に使う事はまず無いですね。
船の先端に取り付けてあるグレー?の板がバウデッキです。
しかもこれが、地域によって使わなくてもエレキが付く場合があるんですが、自分もしばらく亀山湖以外のレンタルボートに乗ってないので、情報が古くて、間違ってるかもしれません。
このあたりも、ちゃんとした事がわかったら加筆修正しますので、今はレンタルボートにはバウデッキが必要、という事にしておきます。
少なくとも、自分が通う亀山湖ではバウデッキでエレキをセットするやり方が100%ですね。
そのバウデッキですが、船と固定するやり方には二種類あって、当て板で固定するやり方と、フックで固定するやり方があるのですが、今は当て板式が市民権を得てますかね(笑。
そこは好きな方を選択してもらえば良いと思いますが、通常販売されてるのは当て板式がほとんどのようです。
どちらにしても、大きな違いはありませんけどね(笑。
エレキのセッティング
さて、エレキとバッテリー、エレキマウントにバウデッキを用意したら、いよいよレンタルボートに取り付けて湖にゴー、となるのですが、その前に。
とりあえずこれまで用意したものがあれば、船に取り付けて湖に出られますが、ちょっとした準備で、楽にセッティングできる方法があるんですよ。
それが電源コードの延長です。
フットコンから出てる赤と黒の二本線なんですが、これをバッテリーと繋ぐことでエレキが動くというものです。
1人で船に乗る場合、バッテリーは後ろに置く事が一般的なので、ノーマルの電源コードではそこまで届かないんですよね。
まあ、これは新品、中古問わずショップさんで購入する時に相談すれば、対応してくれると思いますけどね。
これは購入時に確認して、できれば購入と同時に延長コードの状態になってる事が望ましいですね。
船舶免許を所有してる人なら、12フィート以上のレンタルボートにもエレキをセットできますから、そうなると、バッテリーを一番うしろに置く際に、電源コードはそれなりの長さがないと、届かないですよね。
繰り返しますが、これは購入前にぜひ確認して起きたいところです。
要は電気が通れば良いので。
でも、適当にやると感電の恐れがあるので、分に注意して作業してください。
そのあたりの判断は自己責任でお願いします。
さて、では今度こそレンタルボートにエレキをセットしてみましょう。
手順としては、
①バウデッキ取り付け
②バウデッキにエレキ本体をセット
③エレキの電源コードをバッテリーに繋ぐ
という流れですね。
これの順番が変わる事はありえません(笑。
この中で気を付ける事がいくつかありますが、何よりも船に積み込む時にバランスを崩しやすいので、細心の注意を払って積み込む、という事でしょうね。
これは軽く考えてると本当に危険で、かつて亀山湖で、バッテリーを両手に持ったまま落水して、一気に数mの底まで沈んだ人がいたそうです。
そんなのバッテリーを放せば良いじゃないか、と思われるかもしれませんが、体がバランスをくずした状態で、しかも水に落ちてしまうと、手に握ってるものを離せなくなるんだそうです。
そこにフックの付いた状態の極太PEラインが根がかったまま放置されてて、それに服が引っかかったら、命の危険もありますよね。
なので、馴れないうちは朝の準備段階からライフジャケットを着用しておいた方がより安全だと思います。
まあ、荷物がひとつ減る?ので、楽になりますしね(笑。
バウデッキはガッチリ固定
フットコントローラーのエレキは、メーカーや種類が違ってもセッティングの手順は同じです。
バウデッキを取り付ける際ですが、これは船にしっかりと取り付けないと、後々危険ですから、ガッチリ固定します。
エレキが船を動かすパワーは、想像以上に強いものです。
船とバウデッキを固定するのはどうしてもネジ止めになるので、使ってるうちに緩んでくる時もあります。
バウデッキが緩んだ状態で釣りをしてるとエレキのパワーが船にダイレクトに伝わらないので、パワーをロスしてバッテリーの燃費が悪くなるし、そもそもしっかり固定されてない状態では危険ですよね。
バウデッキと船を固定する時は、一度ネジを占め終わった状態でも、自分でデッキを思いっきりズラしてみて、それでも動かないくらいでないと、エレキのパワーで動いてしまう可能性があります。
エレキの向きを変えて踏むたびにバウデッキが動いていては、パワーのロス以外にも、船そのものへのダメージも心配です。
この釣りはレンタルボートあってのものですから、バウデッキをガッチリ固定するという事は、いろんな意味で大事な事ですね。
エレキのマウントは進行方向に対してサスペンション機能があるのですが、それは船が前進してる時しか機能しないんですよね。
エレキの進行方向を真横に向けて、船が90度旋回してる時に浅瀬に乗り上げたり、何か障害物にヒットしたりすると、サスペンションが機能せずにバウデッキと船に大きな負荷がかかります。
自分の時はマウントが外れたので、船は無事でしたが、これがガッチリ固定されたバウデッキの場合だったら、船が破損するかエレキのシャフトが曲がるかのどちらかだったでしょう。
ある意味手作りバウデッキが壊れるくらいでよかった、とも言えるかもしれません(笑。
いざ湖へ
さて、エレキと周辺機器を調達して、実際にレンタルボートにセットしたら、いよいよ湖へGOです!
もしもあなたがこれまで、まったくエレキを足で操船した事がなかったとしたら、最初は相当とまどうでしょう。
でも、それを恐れてはいけません。
これには適正が結構あって、いきなり形になる人もいれば、馴れるまでに時間がかかる人もいます。
それはもう、練習あるのみですね。
ただ、それではあまりにも乱暴なので、出来る限りわかりやすいアドバイスを考えました。
まず出船時間ですが、あえて他の方より送れて出るのが良いと思います。
良いシーズンだと朝イチはチャンスタイムですから、誰よりも早くベストスポットに入りたいと思う気持ちは良くわかります。
でも、朝の込み合った時間帯の桟橋付近は、船が沢山浮いてますから。
極端ですが、下の画像はチャプター房総のスタート前です(笑。
多くの船が一斉に走れば、それなりに引き波も立ちます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/slowdown-2/”]
そこをかいくぐって進むのは、まだ難しいでしょうからね。
エレキを初めて操船するなら、最初はまともに真っ直ぐ進む事も困難でしょう。
ましてや、エレキを踏みながらキャストをするなんて、最初はとても無理だと思ってください。
まずはじっくりエレキの進む方向を把握して、どのくらいペダルと踏むと、どのくらい船の向きが変わるのかを体に覚えさせてください。
これは早い人なら一時間もあれば何となく出来るようになります。
その早さは、ロッドを持たずにエレキの操船だけを練習したかどうかに関係してると思ってます。
自分の時はロッドを持たずに、一定のエリアを行ったり来たりして、とにかく走り回りましたね。
周りから見たら何をしてるのか、滑稽に見えたと思いますが、そのおかげで操船を早く覚えたと考えてます。
最初は座って
ところで、フットコンのエレキの良いところは立ったまま両手が使えるというところですよね。
でも、最初はあえて座って操船を覚えるのが良いと思ってます。
これは、間違ってエレキのパワーが強い状態で踏んでしまうというミスを、最初は良くやってしまうからですね。
上級者でさえも、たまに間違ってハイパワーのまま踏んでしまう事はあるくらいですから、立って移動するのはくれぐれも慎重になるべきです。
まあ、かなり馴れてきて、釣りをするときは立って踏んでも良いでしょう。
でも、大移動はもちろん、ちょっとした小移動の時も、初心者の頃はちゃんと座った方が良いです。
体の安定が全然違いますから、落水のリスクがかなり低くなりますからね。
水色のクーラーBOXが椅子代わりです。
踏みっぱなしは相当に高度な技術だと覚えておこう
ここまでくると、早い人なら立ったままエレキを踏んで釣りが出来てるかもしれませんね。
でも、周りを見てみてください。
立って釣りをしてる人でも、エレキを踏みっぱなしで連続してキャストをしてる人はまず見ないはずです。
中にはいるんですけど、それって相当に高い技術なんですよ。
何が言いたいのかと言うと、エレキは以外と踏みっぱなしになならない、という事です。
エレキを上手く操船するために必要なのは、うまく惰性を利用する事だと思ってください。
船の方向にたいして、「チョン」と一回か二回断続的に踏んでやれば、船はその方向に進みます。
もちろん、その日の風の状況や、流れの向きによって違いますが、亀山湖で風がほとんどない状況なら、エレキを踏む回数は極端に少ないです。
特にレンタルボートのような小さい船の場合、あまりエレキを踏みっぱなしで釣りをする状況はありません。
よほど熟練のアングラーが、バンクを流す時に、風や波に逆らって進む場合にはありますが。
初心者の場合、通常は踏みっぱなしという事はまずないですね。
初心者にありがちな事を書いた記事があるので、よかったら。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/02/post-3006/”]
止まる事を考えた方が釣れる?
ここでは踏みっぱなしよりも、むしろ上手く止まる方法を考えた方が、釣れる近道だと思います。
自分なんかは、いまだにブッシュに船を突っ込んで固定し、エレキをまったく踏まない状態で釣りをするのがスタイルになってます(笑。
あるいは、水面に飛び出たレイダウンを手で抑えて、超接近してカバーと撃つやり方です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]
もうおわかりかと思いますが、エレキを踏まずに止まるというのは、別に高度なテクニックを必要とするだけでは訳ではありません。
直接的にモノに掴まって止まる、というのも立派な釣りの技術です(笑。
狙いのスポットがあったら、その付近の障害物に船を固定して、エレキから足を離してキャストした方が釣れる事は多いです。
最初のうちはそんな感じのアプローチでも良いのではないでしょうか。
とにかく釣れそうな、ネコリグとかダウンショットを、釣れそうな場所に投げていけば、とりあえず釣れるでしょう(たぶん)。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/kameyama-neko-rig-2/”]
せっかくエレキを買って湖に乗り出したのですから、とにかく一本魚を触りたいですよね。
しかもそれが、陸からは届かないスポットから釣った一本だったら、それはもう感動ですよ。
先の事を考えるのは、まずはその一本を釣ってからでも良いじゃないですか。
エレキを踏みながらキャストするのは、充分に修練を積んでからでも大丈夫。
そして早あがり
これは出船の時と同じなんですが、釣りを終わって片付けを始めるのも、最初は他の人より早くした方がよいです。
この記事をここまで読んで、そして実践してくれた方なら、そこそこエレキの操船もできるようになってるかもしれません。
でも、レンタルボートの場合、場所によってはバックで船を桟橋に付けなければならない場合も多いんですよ。
これはいくらセンスの良い方でも、いきなりは無理でしょう。
エレキを踏みながらバックするのは、それなりにやった人でないと、簡単にはできません。
これがハンドエレキの場合は、構造上割と簡単なんですが、フットエレキの場合は踏んだ方向と船の進行方向が逆になるんですね。
しかも、エレキのヘッドカバーにある矢印マークを見て方向を判断するのが、バックの場合は見にくいんですよ。
自分の場合はこれも練習しました。
それはJBプロ時代に先輩から、必須な技術として叩き込まれましたね(笑。
数百艇が何重にも繋がってる場所に、船一艘分の隙間を見つけて、そこにバックでピンポイントに船を入れないといけないんですよ。
それができないと、試合の帰着に遅れて失格になったり、朝のスタートが最後尾になってしまったりするんですよね(汗っ。
最初はバックで進むのも大変でしょうから、桟橋に対して横に付けても大丈夫です。
船のリヤに付いてるロープを桟橋に舫ったあと、桟橋に上陸して、そこから船の向きを変えてやれば良いだけですから。
でも、それをするには、他の人の迷惑になってはいけませんから、そのための早あがりという訳です。
この場合、二人乗りで後ろにパートナーがいる場合は、その人に他の船を手で持ってもらって、ぶつからないようにバックで付ければ良いのですが。
それでも初心者の頃は何かと不備も多いものですから。
ロッドが船からはみ出してたり、船同士がガンガンぶつかったりするかもしれません。
何より、片付けも馴れないと時間がかかりますから。
ここは心を落ち着かせて、もっと釣りたい気持ちをグッとこらえて、下船時間よりも一時間は早く上がりましょう。
最初は同じボート屋に数回通うのが良い
エレキを持つと、いろんなフィールドに出かけたくなりますよね。
でも、最初のうちは同じフィールドの、同じボート屋から出るのが良いと思います。
やっぱり何回も同じ手順でやる方が慣れるのが早いですからね。
同じフィールドでも、ボート屋が違うと手順も違ったりします。
電動カートの種類が違ったり、桟橋までのルートも違ったり。
自分の通う亀山湖でも、ボート屋によって車から船までのルートは違いますからね。
画像上:亀山ダム松下ボート桟橋
画像下:亀山ダムつばきもとボート桟橋
電動カートのお店もあれば、車で桟橋のすぐそばまで運べるところもあります。
でも、暗黙のルールというか、常連さん達の決まりごとがある場合があるので、馴れないとスムーズにできない事もありますね。
そこは何回か同ボート屋から借りると、いろいろと覚えて準備や片付けは早くなりますから。
そして常連さんと知り合いになって、いろいろ教えてもらえるかもしれませんしね(笑。
いまトッププロとしてやってる人達も、意外とそうゆう流れでトーナメンターになってというケースもあるみたいですよ。
ここから先はあなた次第
長々と書いてきましたが、エレキをセットしたレンタルボートを操船して魚を釣るのはあなた自身です。
ここから先は自由に湖を走り回って、自分の思ったように釣りをしてください。
岸からでは絶対に届かない立ち木や杭、そこに行かなければ絶対にわからないインビジブルストラクチャーなど、無限と言っても良いほどの世界が広がります。
無限は大げさかもしれませんが、例えばその湖を一日1人でやったら、とても回りきれる規模ではないですからね。
そして、船の上ではリグの付け替えや、ロッドの交換などは、すぐ手元にタックルがあるので、好きなようにチェンジできます。
これはオカッパリにはない、地味に大きなメリットなんですよね(笑。
そして、たとえコンビニで買ったおにぎりでも、天気の良い日に船の上で食べると最高にうまいです。
ここにデザートでも付けた日には(笑。
長年やってきた自分も、未だにこの時のメシはうまいです。
試合ではメチャクチャですが、プライベートの時は、本当に最高のご馳走ですね(笑。
そんな感じで、楽しみ方は無限に広がるボートフィッシング。
この後マイボートにステップアップするのも良し、レンタルボートでのトーナメンターになるも良し。
はたまた、自分には向かないという事で、再びオカッパラーにもどるのも自由です。
でも、マイボートを購入するよりも、傷は浅いと思いますので、ぜひともレンタルボートでのバスフィッシングに挑戦してみませんか。
ボートからでないと見えない景色を見てみませんか。
レンタルボートのバスフィッシングについて、かなり細かい事まで載ってる本がこちら。
かなり詳しく載ってますので、一冊持ってた方が良いです。
特に初心者の方は熟読することをお奨めします。
【レンタルボートでバスフィッシングを始めたいけど、どうしたら良いのかわからないという方へ】を最後まで読んで頂きありがとうございました。
エレキペダルのダウンボックス前後逆ですが…
意図的に使っているならしょうがないですが
ペダルワイヤーに無理が掛かってしまいます
おお!そうゆうものなんですね。どうりで何かおかしいと思ってました(笑。ご指摘頂きありがとうございます。じつはこのデッキはもらいものだったのですが、なんの疑いもなく、もらった時のままの状態で使ってました。
ソッコーで直します!
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[…] ● レンタルボート&エレキ童貞の君に 沖のストラクチャーが呼んでいる […]
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