あたらしいリールを買った後、古いリールはどうしてますか?
中古で売ったり、家のどこかにしまっておいたりするんでしょうか。
自分も昔は売ってしまったりしましたが、これからは全部取っておくと決めてます。
ロッドの数>リールの数?
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
2017年のフィッシングショー第一弾であるジャパンフィッシングショー2017が先日閉幕しました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/japan-fishing-show-2017-photo-gallery/”]
そこでは今年も多くのNEWリールがリリースされ、そしてそれらのリールは一定数売れる事でしょう。
中には予想外にヒットするものもあるかもしれません。
それにより釣り業界が盛り上がる事は非常に結構な事なんですが、でもちょっとした疑問があったりするんですよね。
新しいリールを買ったあと、古いリールはどうしてますか?
まあ上にも書きましたが、中古として売ってしまうという方が多数派なのではないでしょうか。
ある程度リールの数量を持ってると、ロッドに対してリールの数がオーバーするという事態になりますよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/daiwarod-shimanoreel/”]
まあ逆のパターンもあるでしょうけど、どちらかと言うとロッドの数の方が多いという方が一般的ではないかと推測します。
で、もっていく釣りに合わせてリールをチョイスすると思うのですが、その時やりなれたメソッドに使うタックルのリールの方を新調したら、古いリールは出番がなくなってしまう感じでしょうかね。
リールを取り換える理由とは
さて、ここでリールを取り換える大義は何か、という事を考えてみます(笑。
ここでは建前ではなく、ぶっちゃけて言うと物欲ではないでしょうか?
男の子はリールが好きな生き物なんですよ。
なんだかんだ理由を付けて新しいリールを手元に置きたいんですよね。
とまあ、先にこれ言っておきます(笑。
で、本題?ですが、自分の場合釣りブランクの前にリールだけは取っておいたんですよ。
SHIMANOスコーピオン1001というヤツですが、これを三台持ってたんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2015/10/post-430/”]
で、復帰してからも最初は使ってました。
でも、今時のリールを持ったらすごく良くて、一気に取り換えてしまいましたね(笑。
それはズバリ軽さです。
スコ1001は重かった(笑。
で、それから色々買ったんですが、まだ欲しいんですよね。
単純にロッドに対してリールが少ないという状態ではあるのですが、それでも新しいリールが欲しいのです(笑。
これは脳が欲しがっているのでしかたないですよね。
他の釣りへの配置転換
では新しいリールを買った後に古いリールをどうするかというと、自分の場合は手元に置いておきます。
これはある考えがあって、今後自分の使った歴代のリール達は絶対に手放さないと決めてるんですよ。
その理由はこの後書きますが、リールによっては別の釣りに配置転換する場合もありますね。
例えばジグのピッチングに使ってたリールを入れ替えた場合、そのあとフリッピングに回すという具合。
自分の事ではないですが、アメリカB.A.S.Sの大森プロが昔言ってたのが、巻きで使ってヘタったリールをフリップに回すという話。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-6067/”]
たしかにフリップはクラッチをほとんど切らないので、回転や巻き心地はあまり釣果には関係ないですよね。
あるいは撃つ釣りに使ってたハイギヤリールをあえて巻き用に転職させるとか。
状況によってはハイギヤのリールが威力を発揮する事があるんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-makimono/”]
まあ、意外とリールの配置転換はみなさんやってるのではないでしょうか。
古いリールの下取り
ところで少し話は変わりますが、リールメーカーさんではこれだけ毎年NEWモデルを出すのですから、古いモデルを下取りするシステムとか作れないもんですかね?
中古市場はこれだけ賑わってるみたいですし、メーカーが直接中古ショップ的なものを経営しても良さそうなもんですが。
過去のリールパーツも調達し放題でしょうし、専属のメンテナンス屋もいるでしょうしね。
車なんかは当たり前にありますから、リールもぜひやって欲しいですよね。
そうすれば高級リールも入手しやすいんですけどね。
まあ、自分は売らない派ですが(笑。
型落ちリールのカスタム
自分の現在の仕事がリールパーツを作る事なんですが、中にはカスタムパーツも含まれるんですよ。
で、カスタムパーツというと型落ちリールが中心です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-7105/”]
やはり設計や試作製作には時間がかかりますから。
何が言いたいかと言うと、ちょっと型落ちのリールの方がカスタムパーツが充実してるんですよね。
これはなんでもそうですが、新しいほど周辺機器が追い付かないというか。
例えば現在ベイトフィネスで自分が使っているリールは12アルデバランですが、これが相当キレてまして。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/bait-finesse-reel/”]
知人の16アルデバランと投げ比べてみましたが、遜色ないか、使い慣れた分12の方がキャストが決まるとさえ思いました。
最近のリールの進化はすばらしく、ノーマルでも相当に性能が良いですよね。
なのでちょっと頭打ちな感もあるように思います。
なら、型落ちのリールをカスタムする方がハイエンドの新品を買うより安かったりするんですよね。
まあ、これは人それぞれ、好きずきですが(笑。
おジイになったらリールで一杯
さて、記事の途中で書いたリールを絶対売らないある理由ですが。
これは将来、何十年後に自分が今よりずっと年をとっておジイになった時に、過去のリールを見ながら一杯やりたいんですよね。
リールって手元に飾っておけるし、意味なく触りたくなるんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3913/”]
傷やへこみがあったりしたら、それはそれで味があって良いと思うんですよ。
バスフィッシングの大先輩達がオールドアブを見ながら一杯やってるのがうらやましいので、自分もそうありたいと思ったんですよね(笑。
まあ、その理由を思いついてからは安心して?新しいリールを買おうと思えるようになったんですよ。
毎年リリースされるNEWモデルを買うたびに自分を攻めたくないじゃないですか。
節操ないと自覚しますが、脳が欲しがってるのでしょうがないんですよね(二回目)
だから買ったリール達には任期を終えたらゆっくり休んでもらって、将来一緒に語り合いたいと思ってるんですよ。