亀山湖には無数のカバーが存在しますが、そのほとんどは二種類に分類できます。
木か竹のどちらかなんですが、その両方とも賞味期限があるんですよね。
今回はそれについてお話しますね。
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ウッドカバーの賞味期限
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
さて、今回は亀山湖のウッドカバーの賞味期限についてですが、ここで言う賞味期限とはもちろん釣れる時期という意味です。
木も竹も広い意味でウッドカバーと言える訳ですが、どちらもいずれは朽ちて無くなってしまいますよね。
無くなってしまったら当然釣れないんですが、その前に段々釣れなくなってはきてるんですよ。
ウッドカバーが一番釣れるのは、そのカバーが出来てすぐの時です。
まあタイミングはありますけど、なるべく新しいうちが美味しいんですよね。
その理由は過去記事で書いてますので、良かったら一読願います。
釣れなくなる理由
そこに何かしらのカバーがあれば、まったく魚が釣れないという事はありません。
でも、あきらかに以前に比べて釣れなくなるんですよね。
その理由は密度にあります。
長く水の中にあると木は腐ります。
木と竹ではその期間に差はありますが、どちらもいずれは腐って無くなってしまうんですよ。
新しい時のウッドカバーは密度がある上に硬さもあります。
そして余計なミドロ藻(のようなヤツ)も付着してないので、根がかりも少なくカバーをダイレクトに感じます。
それが段々と木が腐ってやわらかくなり、表面にミドロ藻が大量に付着してルアーにまとわりついてくるんですよ(嫌。
柔らかくなるとシンカーやフックのアイが引っかかりやすく、根がかりの原因になります。
そしてなぜかそうなったカバーには魚があまり付かないように感じますね。
これはエサとなるベイトフィッシュやエビなどが生息するための環境が良くないからだと推測してます。
夏~秋の崩落
それでもこの手のウッドカバーは一定のサイクルで次々と発生してるんですよね。
まあ人工的に切り倒したりもしてますし、そうでなくても台風シーズンには大規模な崩落が起こりやすいですし。
こうしたウッドカバーの賞味期限は出来た時期によって大きく変わってくるんですよ。
やはり夏から秋にかけての時期にできた崩落は水温の低下もあって、翌年まで美味しいままでいてくれる事が多いです(笑。
今年(2017年)で言うと、春先に新しく切り倒された木で出来たカバーは、もう食べ頃を過ぎてしまってる感がありますしね。
去年良かった竹が折り重なったブッシュは、今年ここまでアタリもありません。
それより今年これから新しくできるであろう崩落やレイダウンに期待ですね(笑。
さいごに
亀山湖の崩落は台風などの大雨が絡む事で発生する事が多いので、安全面の保障は危うい場合があります。
切り立った岩盤なども普通に落石があったりして、命の危険が付きまとうのを肝に銘じておかないとダメですよね。
それでも釣り人(特にカバーフィッシャーマン)は新しいカバーが出来るとついうれしくて没頭してしまいますが、二次三次災害が起きないように気をつけて釣りをしようと思います。
まあ、人命にかかわる災害の情報は久しく耳にしてないですが…。
そんな訳で毎年毎年増えては消えていくウッドカバーの存在は亀山湖の名物的な存在です。
もしもそのカバーが無くても釣れてる場所があったとして、そこに新たにカバーが出来たとしたら。
もう最高のスポットになるでしょうね。
そんな妄想が止まらないこれからの季節につい期待してしまいます。
そんな話でした。
おわります。
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