自分のホームレイク亀山湖でフリッピングをしてる記事を書いていて、実は昔から同じ事をしていたという方が何人もいました。
自分が見た事がないだけで、じつは他にもフリッパーがいたという事みたいです(笑。
釣りの内容がすべて同じではないと思いますが、フリッピングについて整理しておこうと思います。
ただのメソッド
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
ドン深な地形が多いリザーバーにおいて、水深10m以上の場所でも水中のカバーにラインを持たせてテキサスリグで狙っていくスタイルが自分のフリッピングです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/natsu-kameyama-10m/”]
それと同じ魚を狙っている人は他にもいるとは思ってましたが、自分の強みがガチのフリッピングでやるところだと思ってるんですよ。
クラッチをまったく切らずにロッドの長さと左手で引き出すラインの長さ分だけで釣っていくメソッドが他の人と違うところなんですよね。
そこでナイロンの30ポンドラインを使うのも異様に見えるでしょうし、超接近して狙うのも驚かれる事が多いです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/nylon-30lb-2/”]
だからこそ誰もやらないので、それが強みになってると考えてます。
でもそれと同じ事をやってる人は他にもいるみたいです。
まあそうですよね(笑。
リザーバーだからとか関係なく、フリッピングってメソッドの一つでしかない訳ですから。
それが有効だと思えば、その威力を知ってる人は普通にやると思います。
ピッチングではダメなのか
このブログでも何回も書いてますが、ピッチングとフリッピングは別モノだと考えてます。
実際に自分はフリッピングロッドでのピッチングはほとんどやりません。
もしもロングディスタンスでのアプローチの方が圧倒的に有効な状況なら、その時に使うのはもっと短いロッドになるでしょうね。
8フィートのロッドでのピッチングは自分には無理です(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/flipping-from-40-years-old/”]
ピッチングでのカバーへのアプローチは難しいと考えてます。
遠目から正確に狙ったスポットへ打ち込んで、完全な中層を釣るのは相当な経験値が必要ですよね。
これが表層だったりボトムだったりなら出来ますけど。
亀山湖のようなリザーバーで、水深が10m以上の場所の中層のカバーを正確に狙うのは自分にはできません。
どの水深にルアーがあるのかまったく把握できないからです(笑。
なので、自分の中ではピッチングとフリッピングは別のメソッドですね。
まあ、どちらが良いかはその時の状況もあるし、アングラーのレベルにもよるでしょう。
自分がフリッピングで狙っている魚をピッチングで正確に釣る人はいるでしょうね。
フリッピングはロングディスタンス
人から見ると、自分のカバーへのフリッピングはメチャメチャ近いみたいです(笑。
でも自分の感覚ではかなり距離をとってるんですよ。
そのためのフリッピング専用ロッドなので(厳密にはフリッピング専用機ではないらしいが)
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/flipping-harrier80/”]
元々6.6フィートのロッドでフリッピングしてたんですが、それでも釣れる時は釣れてました。
なのでそれに比べたら、かなり遠くからアプローチできるようになったんですよね。
自分の感覚では、「こんな遠くからアプローチできるなんてスゴい!」、という(笑。
かつて6.6フィートのロッドで同じ事をしてましたが、状況によってはもっと短いロッドでも釣れてしまうと考えてます。
その感覚があるので、フリッピングロッドは釣れるイメージしかないんですよね。
自分の間合いをイージーに作れる
上でも書きましたが、自分がフリッピングで狙ってる魚を別の方法で獲れる人はいるでしょう。
でも、それはかなりの上級者であると確信してます。
自分のレベルがそれなりに高いから、という事ではなく、むしろ逆だと思ってます(笑。
フリッピングって引き出すラインの長さが常に一定なので、間合いを作りやすいんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]
クラッチを切らなければ、どうやっても規定の量しかラインがないので、その範囲内での勝負になるんですね。
水深10m以上ある場所で、ラインの量を自由に出し入れできたら、途中で意味がわからなくなってしまうんです(汗っ。
ボトムまで15mの場所の、中層5mを正確に釣ろうと思ったら、バーチカルでないと難しいですよね。
バーチカルでも難しいと思いますが、フリッピングなら簡単なんです。
引き出したラインの量がバーチカルなら何mなのか、あらかじめ覚えておけば良いだけですから。
とにかく基準ができるんですよね。
自分のロッドでその感覚を覚えてしまえば、応用も簡単です。
ルアーの種類や重さに関係なく、ラインの量は常に同じですからね(笑。
【まとめ】 何でもアリのフリッピング
さて、過去記事で何度も書いてきた事でしたら、改めておさらいしてみました。
この考え方は何年経っても自分の中で変わる事はないですね(笑。
でも、この基準があると他にいろんな応用が効くんですよ。
例えばスモラバでもノーシンカーでも、フォール速度やラインの種類に関係なく、必ずラインの量は一定ですから。
それこそネコリグでもメタルジグでも、自分の基準を作るには非常に理に適ってると思ってます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-neko-flip/”]
自分はシーズンの多くをテキサスリグでやりますが、それは釣行の少なさが問題なだけです(汗っ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/texas-rig-beads/”]
どうしても自信のあるメソッドに頼ってしまうのですが、もっと通い込んでる方ならいろんなバリエーションを試せると思いますよ。
釣りは肌感覚が大事ですから、自分の中に基準を作るのは有効な手段ですよね。
レンタルボートでのカバー撃ちに特化した方法とも言えるのですが、他でも試す価値はあるのではないでしょうか。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/bass-fishing-with-a-rental-boat-2/”]
もしもカバー撃ちでイマイチ釣課があがらないという方、ぜひフリッピングを試してみてください。
今まで触れなかった魚が釣れるかもしれないですよ。
フリッピングとテキサスリグこんな記事もあります
● 【まとめ】 亀山ダムでのフリッピング
初めまして、ややフリッパーのTAKUと申します。
いつも楽しくブログを読ませて頂いてます。
この度、コメントさせて頂いたのは、
まさにフリッピングのラインさばき方を教えて頂きたいと
思ったからです。(特に左手)
具体的には普通にフリップして、ルアーが狙った所に
入らなそうな時に着水させずにそのままルアーの回収を
する時がありますが、この時の左手はどのようにラインを
持ってさばいておりますでしょうか?
自分は普通に指の第1関節でラインを引き出そうとすると
ラインが滑る摩擦で火傷しそうになったので、
人差し指と親指でオッケーのような形を作って、
そのオッケーの輪の中にラインを通し、親指の爪の上を
ラインが滑るようにさばいて解消しております。
(分かりづらくてスミマセン)
そうすると、着水させずに連続してフリップ動作をすることが
出来るようになりストレスは無くなったのですが、
上手い人はどのようにしているのかなと思いコメントさせて
頂きました。
カケヅカさんのラインの持ち方って、初めてみる持ち方だったのでとても興味があります。
ちなみに私も亀山でカバー撃ちしてます!(笑)
モリゾーフリップで
コメントありがとうございます。ややフリッパーというネーミングウケました(笑。自分のラインさばきは手の甲から始まって、上から下に向かってラインを掴むというやり方ですね。この方がラインを引き出す量が多くなるので。基本的にラインを引き出す前に必ずロッドを瞬時に倒すのがコツかと思います。ラインに一瞬たるみを作ってやると火傷もしにくいと思いますよ。モリゾーフリップ使いも亀山湖にいましたか。カバーフリップ楽しいですよね。
返信ありがとうございます。
ロッドを瞬時に倒す、ですか~。
抵抗を減らすのが肝っぽいですね!
今度意識してやってみたいと思います。
蛇足ですが、、
自分の今の左手の持ち方は、色々ネットなどを調べて
林圭一さんの右手の持ち方を参考にしています。
(親指の爪の上を滑らせるのは違うかもですが、(^^;)
が、このあたりは色々調べても具体的に書いてあるものがなく今後も色々と試していきたいと思います。
ありがとうございました。