【フリッピングで攻める亀山ダム】 釣れるエレキの踏み方

2015年12月に書いた記事のリライトになります。 ブログを書き始めてから間もない頃の記事ですが、考え方はほとんど変わってないですね(笑。

 

亀山ダムをフリッピングで釣るためのエレキ操船について書いてます。

 

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レンタルボートならではのアプローチ

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

フリッピングで釣るためのエレキの踏み方について解説していきたいと思います。

 

なぜタックルやルアーじゃなく、いきなりエレキから?と思われるかもしれません。ですが自分が考えるフリッピングとはエレキの踏み方、つまりボートポジションでほとんど釣課が決まってしまうと思っています。

 

これがテキサスであろうと、ラバージグであろうと、たとえノーシンカーであろうと、船の流し方が一番大事だと断言します。

 

リザーバー特有の地形 ドン深

 

さてフリッピングというと、低地のマッディーシャローウォーターが定番だと思ってませんか?関東だと霞ヶ浦や牛久沼、印旛沼などが思い浮かぶのではないかと。

 

もちろんそこでも効果的なつり方の一つだと思います。

 

でも岸際が切り立った、いわゆるドン深の地形が多いリザーバーで、いくらカバーを打つからといってフリッピングはどうなの?と言いたい方もいらっしゃいますよね。

 

甘いです。じつはすごく効果的な方法なんですよ。これからその効率の良さを説明していきますね。

 

バスは気づいてる

 

亀山ダム バス釣り

 

リザーバーの特徴。天然湖と違って岸際に水深があるので船が岸際まで余裕でいける。切り立った岩盤だと壁際でも水深数十メートルなんてことも珍しくありません。

 

そこに浮きゴミなどのカバーがあったとして、バスはどこにつくでしょうか?まずゴミの直下にいるものなんですよね。

 

釣れる条件としてベイトの存在やシーズナルパターンが関係するのは当然ですが、そのカバーを攻める場合に有効な手段がまさにフリッピングです。

 

前回ピッチングとフリッピングは別物、とお話しました。つまりこのパターンはほぼ”落ちパク”なんですね。

 

フローティングカバーの真下に食い気のあるバスが待ち受けてる場合、ピッチングではほんの少しのタイムラグが命取りになります。

 

この場合バイト後にクラッチを戻してスラックをとりフッキングしたとしても、その時バスはもう下を向いて走ってる事がほとんどです。

 

それでも捕れることもあるでしょう。

 

でもフリッピングであれば100%に近い確立でとれます。その時けっこうボートポジションが近いんですが、でも普通にバイトしてきます。

 

これはバスが人間に気づいていても食ってくるんですよね。カバーの中にいるバスは安心しているんですよ。

 

静かに近づくのは基本ですが、船をうまく近づけてやるとそのバスを釣る事ができるんです。

 

単発カバーは一発勝負

 

規模の大きなブッシュカバーなどはまた違うのですが、亀山などのリザーバーによくある浮きゴミ系の単発カバーは、基本一発勝負です。

 

一発目でバイトが無ければどうせ数回アプローチしても、もうダメでしょうね。そこでフォローを入れるとか、意味がないんですよ。

 

だってもう船が突っ込んじゃってますから。ここ超重要です。

 

どうゆうことか?これはリザーバーでのフリッピングの最大のキモなんですが、必ず何かに引っ掛けて落とすのが絶対条件なんです。

 

ここから先は誰も語らなかった超絶レアな話だと思いますよ。

 

ルアー操作はエレキ操作で

 

つまりロッドは常にフッキングの待機状態で、ルアーを沈めるのは船を近づけるんですね。水中でチョウチン釣りをしてる感じですね。この時のエレキ操作はもう神経使いますよ。

 

風が吹いてるとか、波が立ってるとか、バスがどっちを向いてるかとか、そうゆうことはカバーに近づく前に考えておきましょう。

 

どう近づいて、どうアプローチして、手元のラインを出し切った状態でどのくらいの速度で船が近づくとルアーがこのくらいの速度で落ちる。

 

みたいな事を一発でやらなければならないんですね。

 

逆もありまして、だんだん船が離れていくと、ルアーが上がっていくのでシェイクを入れながら誘ってやるとか。

 

バイトがあったらノーモーションで一本釣りですよ。

 

じつは簡単でしょ

 

ここまでの話でなにか難しく感じるでしょうか?そんな事はありませんよね。だってとってもシンプルな釣り方ですから。

 

要はいつでもフッキングを決められる体制を保ったまますべてを行うという事です。

 

最初はラインをただ垂らした状態でも釣れる時は釣れると思います。(ロッドと同じ長さのラインを出す)実際そんなこともよくやってます。

 

ヘタすると、ロッドの先からチョッと垂らしたくらいの長さのラインでも釣れたりします。そんなのはバスフィッシングじゃない、とお叱りをうけるとしたら光栄です。

 

だって、かのディートーマスも他の選手からのべ竿で釣りまくってた事にクレームがつき、フリッピングを考案したとの事ですから。

 

実際に今までのローカルトーナメントでもこればっかりでしたし、今年はチャプターでもこんな事やってました。

 

そしてこれからも変わらず研究し続けて、もっと釣り込んでいこうと思います。

 

あとがき

 

今から約二年前に書いた記事でしたが、内容は大筋で今と変わってないですね。ただ、アプローチに対しては今の方が思い切ったやりかたをしてるように思います。

 

カバーに船を突っ込んでエレキを全く踏まずにアプローチする方法へと変わってきてます。それについては亀山ダムの釣り人が増加してる事と関係してるんですよね。

 

少し前なら良さ気なスポットには何度も入れたのですが、今は狙いのスポットに簡単に入れなくなってしまってます。

 

なのである程度の規模のスポットに入ったら、枝を掴んで船を固定して、そこからエレキを一切踏まずにアプローチするようになりました。

 

まあそこまでやってもノーフィッシュしたりしてますけどね(笑。

 

今後も自分のメインのスタイルはフリッパーですが、あまり意固地にならず、時代の変化に合わせて自分も変化していけたらと思っております。

 

ではでは。

 

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