先日のジャパンフィッシングショー2017のDaiwaブースで、目星をつけていたあるスピニングリールを触ってきたんですよ。
パワーフィネスに使えそうなリールという事で、今期新登場のDaiwa THEORY(セオリー)。
普通に使えそうな機種でもあるんでしょうけど、今回は2508PE-Hという、あまりバスフィッシングでは使わない?機種をあえて見てきましたので紹介します。
入門用スタンダード機?
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
先日パワーフィネスに使えるリールとしてシマノ ストラディックCI4+を紹介する記事を書きました。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/stradic-ci4c2500s-c3000/”]
今回はDaiwa製リールの中でパワーフィネスに良さそうなリールを紹介します。
その前に、今回紹介するセオリーというスピニングリールですが、本来?は価格的にもSHIMANOのストラディックの対抗馬的な位置づけで発表されたと推測してます。
ルビアスがあって、カルディアがあって、その中間的な感じでしょうか。
この価格帯にこれだけ種類があると住み分けが難しい気もしますが(汗っ。
まあ味付けは違うと思いますが、まずまず入手しやすい価格設定の中間機種といったところでしょう。
今回はそのセオリーの中の、ちょっと特殊な機種について見てきました。
Daiwa THEORY 2508PE-H
今期新たに登場したDaiwaスピニングリールの中間機種セオリー。
なんというか、DaiwaもSHIMANOも中間機種が沢山あって、機種の選択には頭を悩ませてしまいます。
ですが今回はパワーフィネスに対応してくれる機種を探しにいったので、自然と機種も決まってきますね(笑。
画像は2506Hです Daiwaホームページより
Daiwa THEORY 2506H
ギヤ比 5.6
自重 185g
最大ドラグ力 3Kg
メーカー希望本体価格31000円
Daiwa THEORY 2508PE-H
ギヤ比 5.6
自重 190g
最大ドラグ力 7Kg
メーカー希望本体価格31000円
さて、上の二機種のスペックの違いですが、わかりやすいのは最大ドラグ力ですよね。
ジャパンフィッシングショーで実機を見て、さわり比べてきましたが、見た目の大きさはほぼ、というかまったく同じでした。
おそらく内部の構造もほとんど同じでしょう。
これはドラグの機構の違いだけの同じ機種と思って良いのではないでしょうか。
まあ、これについてはある方にアドバイスを頂いたんですけどね(笑。
自分では全く知らなかったのですが、せっかくジャパンフィッシングショーに行くなら、ぜひ見ておきたいと思ったんですよ。
迷走するパワーフィネス機
今期もしかしたら本格投入するかもしれないパワーフィネス。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/power-finesse-number-3000/”]
パワーフィネスというと、スピニングタックルでスモラバやネコリグなどのライトリグをヘビーカバーに入れたり、虫系ワームなどのチョウチンで木にラインを持たせたりする釣りの事、という認識で良いでしょう。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/kameyama-neko-rig-2/”]
そのパワーフィネスにおいて、ロッドは認知されつつあると思うのですが、リールに関してはあまり深く考えられてないように感じるんですよね。
考えられてないというと御幣がありますが、情報として出回ってないように思います。
実際に自分で調べてみても、ネット上には情報が極端に少ないんですよ。
これはリールは何でも良い、的な事なんでしょうか。
でも自分はフリッパーとして、パワーフィネスをやる上でリールが担う役割は小さくないと考えてます。
ドラグ性能は超大事
フッキングでドラグが滑るのは、まず論外だと思うんですよね。
特に自分のホームである亀山ダムでは、カバーと言えば入り組んだ竹やウッド系の崩落です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3574/”]
複雑に入り組んだ中にルアーを落としていって、バイトがあったら普通のフッキングではまったくパワーが伝わらないと考えてるんですよ。
少なくとも初期がかりは超大事なので、フッキング時にドラグが滑ってたらフックが立たないと思います。
そしてファイト中にドラグを緩める事はありえるので、フルロックで締まれば良い、というものでもないように感じてます。
まあ、これについては自分がもっとやりこまないとわからない事なんでしょうけどね。
でも通常バスフィッシングに使うリールでは全く用が足りなかったので、ここはせめて最大ドラグ力の高いモデルを探してた訳です。
その事をSNS上でやり取りしていたら、天の声が聞こえて、あるヒントを頂いたという訳ですね。
それがDaiwaリールの中のPEラインの使用を前提としたモデル、Daiwa THEORY(セオリー) 2508PE-Hというモデル。
↑画像は2506
実際に使った事がないので使用感などはわかりませんが、一つ確実に言える事は、ドラグは相当強いという事です。
これは実機を触って確認してきました。
ボディーの大きさは通常の2506とまったく同じ、ドラグ機構とスプール形状の違いという事みたいですね。
値段設定の近い17イージスにはこの設定がないんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/daiwa-aegis-2505f/”]
一つきになるのがハイギヤの設定である事でしょうか。
やはりパワーフィネスでカバーを釣る場合、状況によってはゴリ巻きで対応しなければならない事も多々ありそうです。
その際にハイギヤだと、巻き感が重くないか心配でもあります。
それでもこのモデルなら、ヘビーカバーに対してPEラインで攻めるときに、少なくともドラグが滑ってフッキングが決まらない、という事はなさそうですよね。
うーん、試してみたいけど、気になる機種をすべて買ってたら大変な事になりそう(汗っ。