まだ自分が釣りを止める前に亀山湖で使ってた自作キャビテーション防止プレートの画像が出てきました(笑。
当時は結構いろいろ失敗を繰り返して、行きついたのが画像にある形でしたね。
これから作るキャビテーション防止プレートにも方式を採用できるかもしれないです。
オールステンレス製
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
元々キャビテーション防止プレートなんか必要ない、というタイプだったんですけどね(笑。
でもエレキを水面から長く入れるとあきらかにスピードの効率が悪いんですよ。
だからと言ってペラを水面ぎりぎりにセットすると、ちょっとした波でベラが空気を噛んでしまい空回りみたいな状態になるんです。
これがキャビテーションというヤツですよね。
で、それを防止するという意味でキャビテーション防止プレートという訳です。
以前はそれをオールステンレスで作ってたんですよね。
強度との闘い
最初はプレートの板厚を2mmで作ってみたんですよ。
それが頑丈だったのですが、重いのなんのって(汗っ。
さすがにこの重さは無いなぁ、と。
そこで逆算して、板厚を1mmにしてやったらどうなるのかを試してみたんです。
それがすぐに水圧に負けて曲がってしまうんですよ。
で、そこから補強を考えるんですが、強くすれば重くなる、軽くすれば弱くなるという繰り返し(泣。
いろいろと試行錯誤をくりかえして、水圧がかかる方向だけを補強するやりかたを煮詰めていきました。
大きくなくても大丈夫という結論
結局それをしばらく使ってたのですが、結局どこかに無理がかかって、ひずみができてしまうんですよ。
やはり大きなメーカーさんが作ったドーム型の製品は良くできてるんですが、とにかくデカいんですよね。
周りで使ってる人達は釣りが終わるとエレキから外してたんですよ。
自分にはそれが面倒で、もっとコンパクトでお手軽なキャビテーション防止プレートが欲しいと思ってたんですよね。
ある時、逆にどこまで小さくしたら効果が無いのか、という事を試してみたんですよ。
それが結構小さくしても多少は効果がある事がわかったんですよね。
自分は最低限キャビテーションを防止できれば、エレキにそれほどスピードは求めてなかったんですよ。
キャビりさえしなければ、それほど効率に問題は無いと考えたんですよね。
ただし、キャビると極端にバッテリーの燃費が悪くなるので、だったらエレキを水面から深く入れた方がまだ良いんですよ。
ジュラルミンクランプ
今作っているキャビテーション防止プレートは過去に作ったものより小さいです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/cavitation-prevention/”]
それはエレキの効率を最大限までアップさせるものでは無いかもしれません。
でも、最低限キャビテーションを防止できれば良いと考えてます。
もしもスピードを重視するなら109ポンドを二機がけするとか、もっと直接的にパワーをあげてやれば良いんですよ。
キャビテーション防止プレートはスピードに対しては最後のパーツだと思います。
でも、単純にキャビテーションを防ぐだけならプレートが一枚あれば大丈夫なのでは、と考えてまして。
まあ、今ならクランプ部をジュラルミンのマシンカットで作れるので、軽さの問題もかなり解消できると思います。
とりあえず3Dプリンターで作ったクランプでも数回の釣行では強度に問題はありませんでした。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/cavitation-prevention2/”]
この春までにはジュラルミンで製品にできると思ってるのですが、あとは自分がどこまで製作時間を作れるかですね(笑。
これも早く次の試作を作って、テストと称して釣りに行かないと(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/cavitation-plate/”]
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