負け試合ほど勉強になると言いますが、負け惜しみではなく今回ほど色々勉強になった試合はかつてなかったです。
前日プラクティス完全キャンセルの功罪とは。
【ページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
防風波浪大雨注意報の亀山ダム
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカです。
2019年5月22日の房総チャプター2019第2戦の前日プラクティスで亀山ダム入りしたのですが、予報通り暴風波浪大雨注意報でまさかの出船見合わせ。
亀山ダムのボート屋各店の判断で、出船できたボート屋もあったようですが、自分がこの日お世話になる予定だった「つばきもとボート」さんは出船ストップの判断。これは賢明だったと思います。
各ボート屋さんでも出船を見合わせてるみたいです。#亀山ダム pic.twitter.com/u8tM294jvS
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月20日
これについての判断の良し悪しは個人がどうこう言う事ではありませんので、自分の口から言う事は何もありません。
ただ、この時期に平日の大雨ですから、釣り人として疼く気持ちは良くわかります(笑。わざわざ有給休暇を取って遠出してきた人なら少しでも出たいと思うのが釣り人ですよね。
自分の場合は明日の試合のプラクティスが目的でしたから、別のボート店に変えてまで出船する意味がないと判断しただけです。どうせリセットされちゃいますからね(笑。
そんな訳で、朝2時に自宅を出て4時前に現着、ボートに半分荷物を積み込んだところで無念(?)の出船ストップという事で、超々久しぶりの釣り場で二度寝をしてしまいました(爆。
長い一日
さて5月後半、日が長い時期です。通常なら5時に出船なのですが、プラクティスを完全キャンセルにしたので車で二度寝して、少し起きてはダラダラしてやっと朝の8時とか(爆。まるでお年寄りの1日のようです。
この日はパソコンを持ってきてないので超絶ヒマ。本屋にでも行こうと思ってもまだ開店前だろうし。
大雨で何をするにも億劫なので、車で市内をぶらぶら。その後わざわざ木更津の書店まで走ります。
それから思い出したようにイタヤマンにラインでチョッカイだしたら昼飯を一緒に食べてくれる事に。友達少ないので助かりました。
長期プラクティスから良い感触を掴んでたらしいイタヤマンですが、この豪雨で完全リセット。微妙にガッカリしてたように見えました。
自分は泥試合大歓迎(爆。
亀山ダムのガイドさん達とお話
大雨による出船中止で丸々一日空いた事で、イタヤマンこと板山雅樹氏とつばきもとボートの山下さんという亀山ダムのガイドの二人とゆっくりお話する機会に恵まれます。
これは自分の中では船でフィールドに出るより有益な事を沢山聞く事ができました。
今回の房総チャプターでは前日の豪雨でプラをキャンセルして、一日のんびりしたのが超新鮮だった。
イタヤマンとつばきもとの山下さんと色んな話しができたし、色んな事を教えてもらいました。
こんなに長く釣りをしてても知らない事ばっかりだったなぁ。
自分が無知すぎるだけかもですが(笑。— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月22日
バス釣りはプロのガイドさんやバスプロの人と親しくしてると色んな恩恵があります。
普通は知ることが出来ない事を教えてもらえるし、その人達が当たり前にやってる事を知る事ができる。
自分がまだスタート地点にも立ってなかった事を思い知らされた気がした。
ただ釣りをしてるだけじゃダメだね。— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月22日
「自分だって長く亀山ダムに通って色々やってるんだから」と心のどこかで思ってたのかも。本当の意味で釣る事を仕事にしてる人達は知識量がハンパないですね。自分1人では絶対に知る事ができなかった事をサラっと教えてもらえる。これまで釣ってきた魚が全部偶然だったんじゃないかと思えるほど。
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月22日
営業でも宣伝でもなく、初~中級者の人はバス釣りはガイドさんを上手く利用した方が良いと思う。亀山ダムの話しだけど、まずスタート地点に立たせてくれるから。レンタルボート&エレキスタイルはお手軽に見えるけど、ちゃんとバスフィッシィングなんだよね。詳しい事は商売に関わるから言えないけど。
— かけづかKDW代表 (@kakedukaSS) 2019年5月22日
この日聞いた内容についてはブログで公開できません。彼らのメシの種ですからね。
決して公に言えない危ない話しとかでは無く、超有益で聞いただけで釣れそうな気になれる良い話しばかりでした。
普段仲良くしてるから贔屓してる訳ではなく、亀山ダムに来るなら一度はガイドをお願いしてみると良いと思います。いろんな疑問に応えてくれると思いますよ。
大雨でリセットからの試合当日
さて、大雨でフィールドの状況がリセットされて、選手ほぼ全員が横一線同じ条件になった試合当日。
この時点でスタート地点であるつばきもとボート前は笹濁りと言った感じ。
まさかこの数時間後にカフェオレのような水色になるとは予想しきれませんでした
生ナマローさん登場!
この試合の数日後に開催されるH-1GPXに参戦予定のナマローさんが房総チャプター初見参‼️
自分の記憶ではナマローさんは亀山ダムでの試合に相性が良く、過去のH-1GPXでは参加150名超えの中からシングル入賞や、レジットデザイン・オーナーズミーティングでもお立ち台寸止めの6位など、好成績を叩き出してますからね。
房総チャプターを主戦場にしてる自分としては、何とか先輩としての威厳を見せつけたいところ。アウェイの洗礼を浴びて頂きましょう‼️
ファーストポイントは本湖
前日プラクティスで釣りをしなかった代わりに色々とゆっくり考えて、ファーストポイントは本湖カバーをやる事に決定。じつはスタート直前まで悩んでたんですけどね(笑。
やはり川筋や上流部は濁りが蔓延してる事は容易に想像できますし、梅雨時期に向けてダムから放水してると思われるので、本湖の水が動いてるだろうと。
濁りが本湖まで来るのは時間の問題だと思ってましたが、試合時間内はまだ大丈夫だろうと読んだ訳です。
これがどうだったのかはわかりませんが、幸先よくカバーテキサスで一本出す事ができました。
幸先よくキャッチするも
朝一に入ったカバーですぐに一本釣れてくれました。久しぶりのカバーテキサス。
サイズはともかく、朝の早い時間に魚に触れるとホッとしますね。
このまま調子よくリミットを揃えてしまえ‼️ とか思ったのですが、甘かった…。
そこから2本めが釣れたのは数時間後で、あてもなくランガンしながらよりとも島裏のカバーをフリップして一本目と同じようなサイズを追加。
でも全然パターンだとは思えず、もしかしてエリアを外したのかと心配になってきます。
結局迷走
もっと明確なパターンが見えれば続けられたかもしれませんが、数もサイズも伸び悩み、結局いつものように迷走する事に(汗。
じつは朝に走った方と逆側が気になって、日が登って気温が上がってきたら「つぼりと」「医院下」方面に行くつもりでした。
ところが、朝はまだ笹濁りだった藤林を超えた辺りから濁りが強くなってきて、ノムラボートの辺りはすでに真っ茶っちゃ。
そこから医院下まで走ってみましたが、水の色を見てとても釣れる気がせず、ロッドを振る事なく本湖へUターン。
残り時間いっぱいまでカバーを撃ったのですが、結局何も起こせませんでした。
リミット揃わずストップフィッシング
自分なりに藻掻いてみたものの、結局リミット揃わず2本990gと見せ場無し。
今回の試合はエリア選択がいつも以上に重要だったと思われるのですが、先入観で濁りを嫌ってしまった事が敗因だったと分析してます。
濁りを嫌うのではなく、濁りを受け入れて釣った人が良い魚を手にしてるように感じました。
さいごに
ここのところ惨敗が続いてますが、今回の試合はいつもの感じとはちょっと違いましたね。
長年通ったホームフィールドではあるのですが、試合前に状況が激変する事はこれまでにも良くありました。というかそれが当たり前と思ってましたし。
それが暴風波浪大雨注意報で前日プラクティスが一日完全キャンセルというのは亀山ダムでは初めての経験で、翌日の状況を予想して釣り方やエリアを深く想像するのは(頭が)メチャクチャ疲れましたから(苦笑。
そしてプロのガイドさん二人と窓の外の豪雨を見ながら、電気の消えたボートハウスでじっくり話しを聞けたのも何か異様な感じで集中力を高めてもらえましたね。
まあ結果は出なかったですが、思い出深い大会となりました。
同じ状況で自分の何倍ものウエイトを釣ってくる人達がこんなにいる房総チャプターは本当に凄いなと。
そして何気に今回もしっかりリミットを揃えて良い感触を掴んでたこの人には恐れ入ります。
そんな房総チャプター2019第2戦でした。ダメでしたけど、また釣りの奥深さを実感できたのは収穫だったと言っておきます。
では。
[…] だいている、カケヅカドットコムで有名なカケヅカさんも参加していました。 […]