状況によって変わるアワセのタイミング。
アタリがあったら即効アワセるのが良いのか、じっくり送り込んでからアワセるのが良いのか。
自分が考えるタイミングを書いてみたいと思います。
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即アワセしない派
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
おそらく明確な答えは無いと思われるアワセの理論(笑。
その時々で違ってくるアタリの出方に応じたアワセ(フッキング)には、ハッキリと「こうだ!」という答えは出しにくいものですよね。
これほど主観的な題材も無いので、ここでは思いっきり自分の考えを書いてみたいと思います。
今回は自分のもっとも得意とする亀山湖のカバー撃ちについて。
自分は基本的に即アワセはしない派です。
理由はいろいろあるのでそれは後で書くとして、即アワセをしなければならない状況というのは少ないと考えてます。
ヘビーカバーでの早アワセはスッポ抜けが多いんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5465/”]
自分の感覚だと、バスがそれほど競争して食ってる訳じゃないので全然慌ててないというか(笑。
モグモグ食い直してると感じる事が多いんですよね。
なので確信がもてるまではバイトを聞いちゃいます
即アワセの理屈
自分が即アワセをする場合は、ポンバクの時ですね。
これは待つ必要が無いというか、待ってるともっていかれちゃうので(笑。
もしも即アワセをしないとバスがリグを放してしまうと感じたら、それは何かが合ってないのかもしれません。
カラーなのかシンカーの重さなのか、はたまたワームそのものの形や動きなのか。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/worm-color/”]
でもそれまでまったくバイトがなくて、ルアーローテーションしてるうちにバイトが出始めた時は、アタリがあったら即効でフッキングした方が良いかもしれません。
その場合はフッキングしないとリグを離してしまう状態なので、ダメ元で早アワセした方がキャッチ率は上がるでしょうね。
自分が考える即アワセには上に書いた二種類があって、早くアワセないと潜られてしまうケースと早くアワセないとリグを離してしまうパターンです。
でも後者の方はあまり考えないですね。
じつは早アワセをしなくても、バスに長く咥えさせる方法を実践してると思ってるので。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/what-happens-if-i-do-not-hook-up/”]
逃げるベイトを演出
バスを観察していると、咥えたベイトを食い直す事が多いんですよ。(水槽のある大型プロショップなどで長時間ガン見してたので)
特にベイトフィッシュ以外のエサに対しては、一度咥えた後に吐き出さずに食い直すというか。
まさにガブガブと何回かに分けて食う感じです。
それってまだ生きてるベイトに対して、息の根を止める動作にも見えるんですよね。
死に掛けのエサの場合はその動作はしないのですが、まだ元気に生きてるエサに対してはガブガブするんですよ。
これがルアーの場合は、バスが違和感を感じるのか、それともエサがバスの口から逃げると感じるのかは紙一重なように思うんですよね。
自分はテキサスリグを加えたバスは逃げようとするベイトをより強く噛む動作をしてるように感じます。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/blow-strikingly/”]
もちろん違和感を感じて離してしまうケースも多いとは思うのです。
でも、それよりもバイト後に微妙なテンションをかけてやる事で、より深く咥えさせてるという意識を持ってますね。
それはまるで口に入ったベイトが逃げようとしてるようにバスに錯覚させるというか。
まあ、ヘビーカバーならではの考え方ですけどね(笑。
タックルバランス
自分の場合カバーを撃つ時はかなり接近してアプローチします。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]
クラッチをまったく切らないフリッピングで狙うので、バスとの距離もまあまあ近いんですよ。
そこでフルにフッキングすると、ロッドパワーはダイレクトにバスに伝わってるはずなんですよね。
これがヘビーカバーじゃなかったら、ここまでの接近戦でフリッピングロッドを使うのはありえないでしょう。
何が言いたいかと言うと、フリッピングロッドでの即アワセは物理的に自分にはとても無理だと言う事です。
よほど腕力に自信があるプロレスラーみたいな人でない限り、フリッピングロッドでの即アワセは効いてないんじゃないかと思うんですよ。
もちろんロッドをあおって初期掛かりさせた後、改めて本フッキングを決めるというケースはありえますが。
でも、よほど上手くやらないとカバーの奥へ潜られてしまいますからね。
自分が考えるヘビーカバーでのフッキングは、レスポンスよりもトルク重視です。
アワセと同時に水面からバスを出すぐらいが理想的なんで、極端に長くて硬い(強い)ロッドにエクストラハイギヤのリール、そしてナイロン30ポンドというセッティングになる訳ですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/05/nylon-30lb-3/”]
さいごに
今回のテーマである即アワセか乗りアワセを別の言い方に変えると、「即アワセ=瞬間的に合わせる事」で間違いないと思います。
でも「乗りアワセ≠ゆっくりアワセる」、では決してないんですよ。
自分の感覚では、アタリがあってから最大トルクをかける準備をして渾身のフッキングを決めるのがカバーでの乗りアワセです。
具体的には、アタリ(バイト)が出てから、ラインテンションを調整してバスにしっかりとリグを咥えさせます。
そしてバスがリグを加えて反転、ないし下に潜ろうとしたタイミングでフルフッキングを決める、というのが理想ですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/hooking-power-loss/”]
その動作は、活字で言うよりもかなりスピード感はあると自負してます(笑。
決してのんびりやってる訳ではないんですよ。
なので見る人によっては即アワセしてるように見えるかもしれません。
自分の中では水中の様子をイメージして、最適なフッキングのタイミングを計ってるんですよね。
だから状況によってフッキングの動作は異なります。
まあ、つまるところ即アワセも乗りアワセも、その人の感覚値と言う事になってしまうんでしょうね(爆。
身も蓋もない終わり方ですが、自分のカバーでの即アワセと乗りアワセの考え方でした。
おわります。
最近のカバーフリップ
タックルデータ①
ロッド:旧TD バトラーリミテッド ハリアー80
リール:Daiwa17タトゥーラSV TW8.1L
タックルデータ②
SHIMANO EXPRIDE 1711XH
SHIMANO16メタニウムXG
ライン:アプロードGT-R ULTRA
シンカーストッパー:アクティブL
ルアー:Fエスケープリトルツイン・モコリークロー
ビーズ:手芸店で買ったもの
フック:DECOY キロフックハイパー1
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