かつて自分の主力で活躍してくれていたSHIMANOスコーピオン1001。
今の仕事になってリールのオーバーホールに自信がついたので、思い切ってバラしてみたんですよ。
10数年分の汚れを落として組み直してやったんですが、あきらかに調子が悪くなったんですよね(笑。
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オーバーホールは正義か
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
現在リールパーツを製造する仕事をしている関係で、リールをバラす事が多いんです。
リールってメーカーや機種で違いますが、基本の構造って同じなんですよ。
なので一つのリールを何回も繰り返しバラしてると構造を覚えちゃうんですよね。
そこで自信がついたので、手持ちのSHIMANOスコーピオン1001を全バラししてメンテナンスしてやろうと思ったんですよ。
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それが一昨年の話なんですが、完全に調子が変わってしまいまして(汗っ。
これって果たして良かったんでしょうか?
カスタムとメンテナンスの違い
完全にキレイにして、ベアリングもHEDGEHOG STUDIO製に変えて、スプールやハンドル・スタードラグもカスタムしてやったんです。
実はカスタムパーツで武装した状態で使っていて、あまりにも快適だったので調子に乗ってオーバーホールしようと思ったんですね。
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調子が悪いとは言っても、キャストに関してはメチャメチャ良いフィーリングです。
やっぱりマイクロキャストスプールを入れてるので、軽量ルアーも気持ちよく飛んでいくし、ブレーキも良く効くんですよ。
ただ、巻き上げにゴリ感が出てしまったんです。
リールってカスタムするのとメンテナンスするのは根本的に違うのかもしれないですね(笑。
ノーマルでもメンテナンスしてやれば調子良く使えるし、カスタムしててもメンテナンスしないと調子は良くならないのかもしれないと思いました。
熟年リールのオーバーホール
自分のスコーピオン1001は結構前のリールです。
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そして今の仕事をするまで一度もハンドル側サイドプレート(ギヤボックス?)を開けた事がありませんでした。
なのでドライブギヤとかピニオンの嚙み合わせを一度も変えた事が無かったんですよ。
いわゆるアタリが付いていた状態だったと思うのですが、素人がバラすと調子が悪くなる事ってあるんですね。
実はスコーピオン1001は三台もっていて、そのうちの一台がゴリ感が出てるんですよ。
買った時期はほとんど一緒で、どれも使い込んだものです。
ただし、根掛かりを引っ張って切ったりという事は一度もしていません。
自分なりには結構大事に使ってたんですよ(笑。
割と傷も少なく、程度は良い方だと思うんですけどね。
何が原因でゴリ感が出たのかわからなくて…。
今後検証していく
ここまでの経緯を書いてみましたが、具体的な解決策が出せなくてごめんなさい。
とりあえず三台あるスコーピオン1001をもう一度バラシてパーツを入れ替えたりしてみようと考えてます。
もしかしてやらない方が良いのかもしれませんが、そこは慎重にパーツにNoを振ったりして検証してみようと思います。
さて今後どうなるのか、ある意味楽しみでもあります。
SHIMANOスコーピオン1001に限らず、熟年リールのメンテナンスに関して何かの参考になればと思います。
メンテナンスしない方が良いという事は絶対に無いと信じたいですね(笑。
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