非常に誤解をされやすいのですが、活きエサの重さを肌感覚で知っておく事って重要なんですよ。
エサで釣る、という意味では決してないのですが、着水音とかフォールスピードとか、本物と比べる事って重要なんですよね。
本物のベイトを知る事
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
さて、今回のテーマについては先に言い訳をしておきますね(笑。
メディアに出ている有名アングラーの方でも、JB TOP50の大御所の方でも、ルアー開発に関わってる人なら絶対に本物のベイトを研究してるんですよ。
そうでなければ釣れるルアーを作れる訳がないですからね。
それが誤解を生んで、「活きエサで釣ってる」みたいな噂が出てしまうのかもしれませんが、それは試合では絶対にやらないと思います。
だって意味のない事ですし、大体それで釣ったらカメラに映っちゃう(笑。
今はライブ中継とかあるので、活きエサを使ったイカサマなんで絶対できないでしょう。
何が言いたいのかと言うと、ルアー開発や試合の為に、その湖に生息しているベイトを捕まえて調べるという事をするのはアリだと思う、という事です。
まずはその部分を理解して頂いた上で話を進めさせて頂きます。
ゲーリーヤマモトの都市伝説
まったく根拠がないのですが、昔ゲーリーヤマモトのワームがあまりにも釣れるので、実は魚と比重が同じなんじゃないか?という憶測が多方面から聞かれたんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/post-7393/”]
でもそれって、おそらく本当にそうなんじゃないかと思ってまして(笑。
今でこそ野生のベイトを捕獲して研究する事が公になってますが、昔はエサを使ってると思われ兼ねないので、表に出さずに開発してたんじゃないかと思うんですよね。
実際に自分も昔JBプロ時代、船にアマガエルとか虫が乗ってただけで過剰に反応して、エサなんか使ってないよアピールをしていた時期がありました(苦笑。
話が逸れましたが、そんな中ゲーリーワームの比重には、本物を研究しないとわからない何かがあったのだと確信してます。
そして今現在、沢山あるルアーメーカーはホームページや関連ブログなどでその事を公開してしまってますよね。
でもそれって凄く良い事だと思います。
やはり釣るためには自分の釣るフィールドに生息するベイトを観察したり研究するのは大事な事だからです。
勝手な推測ですが、ゲーリーワームはその走りなんじゃないかと思ってる訳です。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/leg-worm-certified-eco/”]
外道から学んだ事
バスフィッシングをしていると、バス以外の魚が釣れる事がよくありますよね。
ブルーギルなんかはとても身近な魚ですが、それはバスにとっての重要なベイトフィッシュでもあるんですよ。
今ではそれは周知の事実で、各ルアーメーカーからギル型ルアーが沢山リリースされてますからね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5896/”]
亀山湖では良い時期になると、大型のバスがギルを追いかけてるところを目撃することも多々ありますし。
そして自分が掛けたギルに大型のバスが追って来た事も何度も見てます。
なので、そこで釣ったギルを良く観察してみるとおもしろいんですよ。
各社から出ているギル型ルアーが、まんまその重さになってる事がわかりますから(笑。
いまさら隠す事でもないんでしょうけど、本物のブルーギルと同じ重さとバランスで作ってあるんでしょうね。
これがワカサギでもニゴイでも、カエルでも何でも同じなんでしょう。
○○パターン
バスで良く聞くギルパターンとか表層ワカサギパターンとかありますよね。
亀山湖だとアカガエルパターンとかありますけど、実際のアカガエルを見てみないとイメージが沸かないです(笑。
じつは恥ずかしながら、実物のアカガエルを見た事がないんですよ。
今年は春の開幕戦に合わせて、実際のアカガエルを見つけられたら良いのですが。
まあ、その○○パターンについては、完全に形態模写する事が釣課に繋がるかと言うと、絶対とは言えませんよね。
亀山湖でのアカガエルパターンも人によって使うルアーやワームは違います。
要はバスが狙っているベイトをどう演出してやるか、という事だと思うんですよね。
時にクランクベイトだったり、時にテキサスリグだったり。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/10/escape-little-twin-matome/”]
アカガエルのどの状態を演出してやるかで使うルアーは違ってきますから。
虫ルアーもビッグベイトも同じ
自分は約三年前に復帰するまで釣りブランクがあって、丸6年以上バスフィッシングをしてませんでした。
その間に知らないものが沢山世の中に登場してまして、ベイトフィネスなんて全く知らなかったんですよ(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/bait-finesse-good/”]
で、その中に虫ルアーとビッグベイトもあって、最初に見たときはビックリしたものです。
特にビッグベイトは驚きで、着水音なんか信じられなかったですね、「バッチャーン!」て(笑。
でもそれって、本物の魚と同じなんでしょうね。
実物の魚が跳ねたらそんな感じでしょうから。
おそらくそれも実物の魚を研究して開発したと思われます。
そのルアーの比重はバスのエサになる魚と同じなので、その着水音に違和感を感じないという事なのでしょうね。
これは虫も一緒で、実際の生きた虫を研究して、同じ質量で同じ重さにしてあるのではないでしょうか。
だから着水した時の音や波動が自然界にあるものと一緒になるんでしょう。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/02/post-2940/”]
これが他のルアーだと不自然という事になるんでしょうね。
なんでこんなルアーが釣れるんだ?、と最初は思いましたが、ちゃんと計算されてるみたいです(汗っ。
まとめ ギルもカエルもワカサギも
自分的にまとめると、もしもフィールドで生き物を見つけたら、余裕があれば良く観察してみるべきなんでしょうね。
ルアーで釣れてきたバス以外の魚がいたら、リリースする前に良く見て、触ってみるのが良いと思います。
ギルなんかはその重さとかサイズ感、柔らかさなどを確認しておくと、数あるギルルアーの中からその時最適なものをチョイスできるかもしれないですからね。
エサを沢山食っているギルなのか?、ギルのベイトは何なのか?とか、バスに繋がるヒントがあるかもしれませんよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-bluegill/”]
ワカサギは中々ルアーでは釣れてこないですが、目で確認できる事はありますし、死に掛けて浮かんでるヤツはいますから。
カエルにしても、できれば写真にとって色や質感を覚えておくと、後々役に立つのではないでしょうか。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/akagaeru-pattern/”]
そういう自分も、今期はなるべくバスのエサになるであろうベイトを、今まで以上に良く観察してみようと思ってます。
とりあえずカエルは探してちゃんと観察してみよう。
できれば動画とかとっておきたいですね。
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