新しいロッドやリール、ルアーや釣りアイテムがドンドン出てくる時代になりましたが、その良し悪しを判断する基準をお持ちでしょうか。
何と比べて良いのか悪いのかを判断するのか?、それはすべて自分です。
釣りのメディアや有名人の記事などで、いくら良い事を謳っていても、それが自分に合うかどうかは使ってみなければわかりません。
でも、使う前にある程度予想をつけないと、世の中にある新しいものをすべて使わないといけなくなりますよね(笑。
もちろんそれは無理ですが、ではどうやって買うものを判断するのでしょうか。
ちょっと屁理屈になりますが、その部分について語らせてください。
ビビっとくるルアー
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
釣りの楽しみの一つに、タックルやルアーを買うという事がありますよね。
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買う事自体が楽しいので、その部分にケチを付ける気はまったくありません。
ただ、釣れるという情報を元にルアーを買う場合は、やたらと買いまくってもそれが釣れるとは限りませんよね。
これは初心者の方に多いと思うのですが、釣れるという情報を元にルアーを買ってはみたものの、全然釣れずにタックルボックスの肥やしになってしまっている、という(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3694/”]
これが上級者やベテランになると、釣れるという情報だけではやたらと種類を買ったりはしませんよね。
でも使ってもみないで、そのルアーやワームを買うかどうかを何で判断するのでしょうか。
それはもう、ビビっとくるかどうか、ではないでしょうか(笑。
そんなの初心者の頃だってあったよ、と突っ込まれそうですが、これが経験値という裏づけがあると違うんですよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/05/post-6877/”]
タックルやルアーへの価値観
ここでちょっと話が逸れますが、ちょっと質問です。
「誰が使っても10匹間違いなく釣れるルアー」と、「一匹しか釣れないけど自分にしか釣れないルアー」。
まあ、ちょっと極端な話ですが、サイズを問わないという条件でいくと、どちらが魅力的でしょう?
自分なら後者ですが、それと同じ意見の人は変わり者かもしれないですね(笑。
自分の価値観でいくと、例え100匹釣れても、それが誰もが釣れる状況だったら、本当の意味で楽しくはないんですよ。
極論を言えば、まわりがまったく釣れてない状況で、自分にしか釣れないのが最高に楽しい訳です。
トーナメンターならみんなそうだと思いますけどね。
何が言いたいのかと言うと、誰もが釣れるルアーやタックルなんておもしろくない、という事です(笑。
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自分の価値観で選ぶ
さて、話を戻します。
とにかく釣れれば何でも良い、と思ってるうちは初心者なんだと思うんですよね。
その基準でものを選ぶと、逆に失敗する確立が高いですよ。
釣りが本当に好きな人って、自分の価値観をすごく大事にしますよね。
それが釣れるか釣れないかよりも、そのルアーで釣る事が楽しい、みたいな。
投げるだけで楽しい、みたいな事もありますからね。
自分もトーナメンターなので、釣れるかどうかは大事な判断基準ではあります。
でも、その前に「自分に」という枕言葉がつきますよね。
もっと言えば「自分だけに」としたいところですから。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/my-easy-fish/”]
それがトップウォーター愛好家の人でも、一般のサンデーアングラーの人でも、そうゆうもんだと思うんですよね。
そして自分の中に基準があると、タックルやルアー選びに迷いがなくなりますから。
やり切れ
最後になりますが、どうやってその判断基準を自分の中に作るのか。
それはもう「やりきる」という事に尽きますね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/11/winter-super-big/”]
好きなルアーやワーム、そのメソッドを釣れるまでやりきってみると言う事。
釣れないからってすぐに止めてしまったら、その先は何も見えてこないですよね。
そしてやたらと道具やルアーだけが増えて、散財するだけになってしまいますよ。
まあ、貧乏人的な考え方ですが、ひとつ心に決めたルアーを使い倒してみるのが経済的にも良いですよ(笑。
まずはワンタックル・ワンルアー。
初心者の人にとっては、意外と上達への近道だったりもしますしね。
【【自分基準】タックルもルアーも何を買うかは自分を基準に考える】を最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の内容、ここ数年で自分がやっと感じられたことといいますか、
やっと悟った事といいますかにドストライクでした。
私もカケヅカさんと同じように12~13年程のブランクを経て
リバイバルしたバサーですが、昔とは大きく変わった
ルアーやタックルセレクトの多様性に目移りしてた時期がありました。
少年時代から比べると、少し発展した経済力もそれを助長しましたね(笑)
今までの釣行ではタックルを何セットも用意して、
アレを投げたりコレを投げたりソッチを試してみたり。
結局、何をやってたかわからないまま一日が終わっちゃったりしてましたからね。
自分が全幅の信頼を寄せられるルアーやリグがあるのかどうか、
そのルアーを丸一日に渡って集中を切らすことなく投げ続けられるのかどうか、
重要な所はその部分だと言う事に気づきました。
「ライトリグが一番釣れる」という少年期の経験の焼きつきがあるもので、
現在ではほとんどベイトフィネス一辺倒になっています。
ノーシンカーが水中をフワフワフォーリングするのをイメージしながら釣るのが
堪らなく楽しいんです(笑)
もし、ライトリグ以外でしか獲れない魚が居たのだとしたら、
それは「自分の魚じゃない」ってキッパリ諦められます。
ただ、一度は広告やプロモーションに踊らされて
数多のルアーを買い集め使ってみたり、迷走してみた故に辿り着いた結論なのかとも思います。
いつにも増して長文コメントスイマセン。
嬉しくなって全部書き込んでしまいました。
いつもコメントありがとうございます。今回の記事は若い頃の自分でもあるので、本当ならエラそうに語る事でもないんですけどね(笑。
確かに一度何にでも手を出してみないとわからない事も多いですよね。自分の場合もそれでいろんな事に気がつきましたから。
こんばんは!
結局、使う、残るルアーって決まってきちゃいますよね。
選択肢を増やしたくて新しいルアーを使っても…ってことの繰り返しですが、それをし続けないと、かけづかさんのエスケープリトルツインのようになってしまうんですよね〜(笑)
コメントありがとうございます。自分もかつていろいろ買いましたが、使い方がわからずに捨てたりした名作も数多くありましたね(笑。
今後出てくるルアーは厳しい目で見てるつもりですが、それでも無駄に買ってしまう事もあるんでしょうけどね。
カケヅカさんの冠でもあるフリッピングだって
ワームからフック、もちろんロッドとリール、ラインと
更にはボートでのストラクチャーへのアプローチに至るまでを経験に修められるのは
フリッピングを「やり切る」っていう事が出来ていてこそですよね。
「釣れないからヤメタ」だと何もわからないままになってしまうのでしょうね。
どうも……
よく中古屋さんにお世話になってる自分としては、結構鳴り物入りで登場したルアーが未開封とか、数個使っただけのワームがゴソっと出てるってのが釈然としなかったんですよね。
あれも結局「メーカーやら⭕⭕プロが釣れるって言ってたから」って理屈で入手した成れの果てかと思うと、今回の内容はまさに的を射ているなと納得しました。
まぁ、替えの利かない生産終了のオールド品(それもマイナー品)でしか確実な戦術持ってない私からすると、いくらでも替えの利くそういう考え方もあるのかな?とは思いますけどね。