【2018年10月リライトしました】
バス釣りキャリアの浅い方や、スピニングタックルの扱いがイマイチ出来ないという人に向けて、主にラインの扱い方について書いてみました。
中級者以上の方なら当たり前に出来てる事ではありますが、ステップアップの参考になれば幸いです。
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スピニングリールに合うラインとは
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今回はスピニングタックル(スピニングリール)を使ったバス釣りにおいて、どういうラインを使うのが良いのか、ラインをどう使えばトラブルが少なくなるかという事を考えてみたいと思います。
特にトラブルについては釣果に直結しますので、基本的なラインの扱い方を中心に自分の経験の中からお伝えできればと思ってます。
スピニングタックルを使う上でのちょっとしたコツみたいなものを伝えたいとうか。
今後の自分にとっての再確認的な意味も含めてですが、スピニングタックルの扱いに自信が無い方は読んでみてください。
スピニングタックルは難易度高い
ここで少しだけ自分の事をお話させてください。
本格的にバス釣りを始めたのが今から約25年前で、色々あって社会人になってから、20代半ばの頃でした。
その時最初にスピニングタックルとベイトタックルを一本ずつ買って使ってたのですが、なんでも良いから一本釣りたいと思うと、どうしてもスピニングタックルにばかり手が伸びてしまってました(笑。
昔は主にオカッパリだったのですが、当時の霞ヶ浦のボートドックなどではスピニングタックルでけっこう釣れたんです。
でも風が吹いたりするとライントラブルばかりでルアーが水に入ってる時間が少なかったように思うんですよね。
そんな時にやっとベイトタックルを使い出すのですが、意外とその方がトラブルが少なかったんです。バックラッシュの心配はありましたけど、慣れるとラインの扱いが楽なんですよ。
今から考えると、初心者にとってスピニングタックルを上手に使うのって難易度高かったんですね(笑。
キャストが楽なだけで、全体的な動作は非常に気を使うシステムなのがスピニングタックルなんですが、それでも抑えるべきところがわかってれば思いのほか快適に使えるんです。
自分が初心者だった当時はそれをちゃんと教えてくれる人が近くにいなくて苦労しました。
まだ釣り雑誌も少なく(BASSER誌が隔月だった時代w)、インターネットも無い頃でしたからね。
ベイトフィネスとスピニングタックル
色々あって30代の半ばから、丸6年ほどバス釣りから離れてる時期がありまして、44歳の時にまたバス釣りを始めたのですが、世の中が大きく変わってしまってました(笑。
誤解を恐れずに言うと、スピニングタックルを使うと釣りがうまくなりますね。
その意味を説明したいと思います。
使い方の基本
スピニングタックルにおいては、ラインさばきがすべてといっても過言ではないでしょう。
ちなみに自分が普段やっているスピニングの釣りは、本当に基本的なものです。
なんのヒネリもない、フッツーの釣りですから。
亀山ダムならではの、なんか特殊な事を期待されても何も出てきませんよ(笑。
でもその、フッツーの事が意外とできてない人多いですよ。
スピニングリールにおいてラインの出方を調整するのはフェザーリングですね。
親指じゃないのでサミングではないですよ(笑。
キャスト後にスプールに指を添えてラインがボワっとでるのを制御してやるわけです。
スピニングを使い馴れてない人はここで何もしないですね。
キャスト後はただベールを戻すだけ、という人がすごく多いです。
それだとライントラブル多発ですね。
普通の事をしようよ その2
次に、ベールを戻してからも何もしない人が多いです。
へたしたら、キャスト後にまったく何もしないでハンドルを巻いて勝手にベールが返って巻き始めちゃう、とか。
これは最悪です。
こうゆう人はあまりスピニングタックルで釣れてないはずです。
少なくとも亀山湖のようなハイプレッシャーレイクでは通用しませんね。
手順を説明しますと、まずキャスト後はフェザーリング。
このとき自分はキャストした反対の手でフェザーリングします。つまり左手ですね。
そして右手でラインをもって、左手でベールを返します。
このとき右手はロッドのバット部とラインを一緒に持ってる状態です。
そしてややラインは引っ張ってますね。
そして左手で少しハンドルを巻いて糸ふけを取ります。
右手と右手でもってるラインは、ハンドルを巻くことでスプールに戻っていきます。
そこではじめてグリップをもってロッド操作に入ります。
これが一連の動作です。
スピニングリールにおいて、ラインのたるみは致命傷ですよ。
ラインがたるんですと、けっこう早い段階でスプールからラインがドバっと出ちゃいますよね。
それを防ぐためにも、スプールに巻くときは常にテンションをかけてないとダメです。
基本フルキャストですよ
ラインがたるんだままスプールに巻いてあって、それに糸よれが加わるとヒドイです。
キャストしたときラインがドバっと出て、しかもそのラインがよれよれで絡まってどうしょうもなくなります。
これに風が絡んだら、もうそのタックルは使えないでしょうね。
自分だったらどんな強風下でもスピニングタックルを使う自信があります。
それはフルキャストしてるからですね。これ大事な事なんです。
フルキャストって、遠投するためだけじゃないんですよ。
ラインにテンションをかけるためにもフルキャストしないとダメなんですね。
フェザーリングしながらのフルキャストだとラインがたるむことなく、しかも狙ったスポットにキャストが決まります。
ちょい投げばかりだと、すぐにラインがたるんでしまいトラブルの元ですね。
そのあたりの感覚大事ですよ。
チョイ投げもしますけど、適度にフルキャストもします。
霞のオカッパリでは相当やりこみましたから。
そのあとのJB時代もスピニングがメインタックルでしたからね。
今現在亀山でフリッパーやらせてもらってるのは、そのときの反動でしょうかね。
素直にフロロの4ポンドから
やはりスピニングタックルでは太いラインは使いにくいですね。
なのでフロロカーボンの4ポンドから始めたらどうですかね?
何事も自分の基準を作ると良いと思うんですよね。
迷子になったときに、すぐ戻れますからね。
これが亀山でも霞でも船でもオカッパリでも、まず普通に魚釣れますよ。
特殊な状況は知りませんよ?
でも霞のオカッパリでフロロ4ポンドで40センチ後半くらいのヤツは抜き上げましたからね。
まあ相当弱らせてからでしたけど。
オープンウォーターなら2ポンドで40後半くらいまでなら釣れます。
要は使い方ですよ。
スピニングタックルについての考え方はまだまだありまして(笑。
これは後編も書かせていただきますね。
ロッドに関する記事はこちら
● じゃあ折れないロッドってあるんですか ロッドを折らずに使う3つの心得
コメント失礼致します。私は海でライトショアジギング、アジングを主にやっていますが、たまにバスもやります。バス釣りのスピニングタックルはアジング用を使用しています。1~1.5gのジグヘッドにアジング用ワーム、フロロ2ポンドで楽しくバス釣りが出来ます。ラインの弛みやよれは同じように気を使ってやればトラブルはほぼ無いですね。
コメントありがとうございます。ショアジギングやアジング経験者の方にとってはバス用タックルは扱い安い部類なのかもしれません。それがバス釣りの場合、初心者の方にとってスピニングタックルは意外と扱いの難しいものだと思うんですよね。かつての自分もトラブルばかりで釣りにならなかったので、その事を思い出して書いた記事だったように思います。