【遠いと釣れない】リザーバーのカバーは近づいて釣る

自分はいつもカバーに超接近して釣りをするんですが、そうでないとキャッチできない場合が多々あります。

今回はそのあたりの事をお話させてもらいますね。

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カバーは近づくもの

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ( @kakedukaSS )です。

さて、今回はカバーで掛けた魚をどうキャッチするかという事を考えてみたいと思います。

近年の日本のフィールドは人的プレッシャーがすごいのです。

なので、なるべく離れてアプローチするのが当たり前のように思われてますよね。

それは絶対正解なんですが、でも近づいたら絶対釣れないのか?

というとそうでもないんですよ(笑。

むしろ近づかないと獲れない、という状況は確実にあります。

それがどうゆう事なのかをお話したいと思います。

根掛かりとキャッチの共通性

根掛かりしやすい場所では掛かった魚もスタックしやすい、という事が言えるんですよ。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/04/post-5465/”]

これはラインが自分と魚の間でカバーにさえぎられてるからなんですよね。

亀山湖-竹のカバー

オープンウォーターなら掛けた魚を慎重に寄せてくればキャッチできますよね。

でも、カバーの場合は掛けてからが大変なんですよ。

込み入ったカバーであるほどルアーを入れ込むのが大変ですよね?

で、何とかルアーをカバーにねじ込んでそのルアーをバスが食ったとして。

ルアーがギリギリ通る隙間だと物理的にそれ以上大きいものは通らないです(笑。

kameyama-ヘビーカバー

そうなると「木化けする」と言いますが、カバーの中で魚からルアーが外れてしまいます。

この仕組みは別の記事で説明しますが、カバーに対して距離を獲り過ぎると木化けしやすいんですよね。

つまり、根掛かりしやすい=木化けしやすいとなる訳です。

穴を広げる

「でもルアーが通った穴は距離が遠くても近くても大きさは変わらないでしょ?」と思われるでしょうか。

ところがそれがそうでもないんですよ。

亀山ダムのようなリザーバーではカバーの多くはウッド系もしくは竹です。

亀山ダム-ウッドカバー

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/03/post-3515/”]

その場合、むりやり広げればなんとか魚一匹が通るくらいは穴が広がるんですよ。

つまり、強引に引っ張れば魚を引き出せるんです。

でも、それは近距離でカバーの真上から、というのが絶対条件ですけどね。

そりゃそうですよね(笑。

だってカバーに対してラインに角度がついてたら穴を広げられないですから。

自分がカバーから離れた状態だと込み入ったカバーからは魚を出せないんですよ。

じゃあフッキングしてからエレキですばやく近づいて上から出せば?とも思われるでしょうね。

亀山ダム-エレキ1

それもなかなかむずかしいんです。

引っ張るのもパワーが必要ですが、その前にフッキングが決まらないと始まらないからです。

フッキングが決まらない

極端な話、葉っぱ一枚跨いだだけでフッキングパワーはロスします。

それが濃いカバーだとしたら、フッキングパワーは著しくロスしますよね。

亀山湖ヘビーカバー

カバーの中で暴れてる魚を時間をかけてキャッチする事も多々あるんですよ。

その場合、フックのカエシまでしっかり掛かってないとすぐにバレてしまいます。

なのでフッキングをしっかり行うためにも至近距離からフルでフッキングする必要があるんですよ。

フッキング

フッキングからまったくテンションを緩めないでキャッチする事ができるなら良いですが。

カバーではそうもいきません。

物理的にどうしても出てこない場合も良くありますから。

その場合は一度ラインをゆるめて腕を水に突っ込んでキャッチする事もある訳ですよ。

その時フッキングが甘いとテンションを緩めた瞬間にフックは外れてしまいますからね。

それは遠い距離でフッキングしてとっさにエレキで近づく時も同じ事が言えます。

どんなにテンションを掛けてるつもりでもエレキで近づけばラインは一瞬緩みます。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/electric-motor/”]

その時にバレて木化けしてしまうんですよ。

これは何度も痛い目に合いました(泣。

太いラインと長くて強いロッド

そんな訳で、濃いカバーから魚を出そうと思うと接近戦になるのは必然なんです。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-maai/”]

そしてそれには、大きなストロークでフッキングするために長くて強いロッドが必要です。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/harrier80/”]

そして、魚が掛かってからも暴れてラインが擦れても切れる心配のない強いラインを使うべきなんですよ。

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/06/nylon-30lb/”]

長いロッドのメリットは、フリッピングの際に引き出すラインも沢山取れるという事があります。

単純に長いロッドなら、その分遠くからアプローチできる訳ですよね。

竹カバーフリッピング

その場合は離れても、フッキングと抜き上げはカバーの真上から出きるわけですから。

そんな訳で、ヘビーカバーから魚を抜くにはフリッピングが理に適ってる訳ですね。

濃いカバーほど近づける

でも、「やっぱりいくら何でもカバーの真上からのアプローチは抵抗がある」という方はいますよね(笑。

それはもちろんそうですよ。

そこまで近づけば、当然プレッシャーもハンパないですからね

そうゆう自分もむやみにカバーに接近するわけではないんですよ(笑。

これは水深と大きく関係していて、カバーが水の中にどれだけ入ってるのかがキーなんですね。

一見濃いカバーに見えて、実は水面からほとんど水中に入ってないカバーがあるんです。

亀山ダム-ウッドカバー2

[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/good-cover/”]

そうゆう場合はわりと離れてもキャッチできる確立は高いですね。

ただし、そうゆうカバーは二級スポットですが。

やはり水中までしっかり入ってるカバーは魚をストックしてます。

亀山湖押切沢崩落

そしてそうゆうカバーなほど難易度は高くなります。

その難易度というのは食わせる事よりもキャッチする事ですね。

なので、濃いカバーほど意外と近づいても食ってくると考えてます。

バランスをどう取るか

結論という訳でもないのですが(笑。

● 濃いカバーほど近づいてもプレッシャーはかかりにくい。ただしカバーが濃いほどキャッチの難易度は高い。

● カバーの密度が薄いほど近づくとプレッシャーがかかりやすい。ただし食わせてしまえばキャッチ率は高い。

という事が言える訳です。

さて、このバランスをどう取っていくかがカバー攻略のカギになる訳ですね。

これはもう、地道な作業で開拓していくしかないと思います。

釣れたカバーを徹底的に調べて自分的な判断基準を設けてデータ化していく感じですかね。

どのエリアのどのカバーならどのくらい離れても食わせられる」的な自分規格を作るしかないでしょう。

では、具体的なタックルやアプローチはどうするのか?

それについては、また別の記事で書いて見たいと思います。

関連記事はこちら↓ [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/cover-matome/”] [blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/07/kameyama-flipping-matome/”]

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