自分が考える初心者向けベイトタックル論です。
人によって答えが違うテーマですので、各人の考え方を自分も聞いてみたいですが、その前に自分の考えを書き落としておきます。
初心者の方の参考になれば幸いです。
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トーナメント前提
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
自分の中ではバスフィッシング=ベイトロッド+ベイトリールという観念が強くあります(笑。
もちろん自分もスピニングタックルを使うし、普通に必要なものだと考えてますが、釣れて嬉しいのはベイトタックルの方ですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/bate-tackle-for-the-first-time/”]
今現在は千葉県房総半島にあるリザーバーの亀山湖がホームレイクです。
そこで行われるNBCの大会、チャプター房総に参戦中ですので、基本的に試合寄りのタックル論になります。
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なのでトップオンリーの方とか、完全プライベーターの方とは方向性が異なるかもしれません。
でも釣りって人それぞれ考え方が違ってあたりまえですし、価値観もそうですよね。
なのでこの先に書く内容もかなり主観的なものになります(笑。
その部分をご理解頂き、冷ややかな目で冷静に判断してくださいね。
バーサタイルかワンルアーワンタックルか
今回の記事は初心者の方に対して初めてのベイトタックルをどう選ぶか、というテーマで書いてみたいと思います。
そしてすでに一本ベイトロッドを持ってる方も、二本目に何を買うのかの参考になればと思いまして。
というのも、自分が釣りを始めた時に、二本目のベイトロッドは凄く悩んだ記憶があるからです。
まあ数十年前の事なので、当然ベイトフィネスやビッグベイトは世の中にありませんでした。
当時先に釣りをやっていた友達に勧められるままに、最初の一本はスピニングタックルを、二本目に今で言うバーサタイルなベイトロッドを買ったんですよね。
でも、そのバーサタイルなロッドが結局何をするにもイマイチだったんです。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/09/versatile-rod/”]
なので二本目に買ったのは当時はロングロッドの部類だった6.6フィートのガチガチのジグロッドだったんですよ。
これは結構良かったのですが、なんせ使いまわしは効きませんでした(笑。
で、次が6フィートのグラスロッド、で、7フィートのワームジグロッドという具合に、ワンルアーワンタックルという感じに買い足していったんですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/one-lure-one-tuckle/”]
釣りの技術が未熟だった自分は、最初にバーサタイルなロッドを買ったのが失敗に思えてならないんですよ。
とにかく順番を間違えないで、使いたいルアーからロッドを選択するのが間違いないと強く思いました。
ロッドに失敗はない
では最初の一本はどのベイトロッドを買えば良いのでしょうか?
上で最初にバーサタイルなロッドを買った事が失敗とか言っておいて何ですが、これに関しては、何でも良いというのが自分の答えです(笑。
まあそれでは乱暴すぎるので、その考え方を説明しますね。
今まで全く釣りをした事が無い人なら、最初に手にしたロッドが自分の基準になると思うんですよね。
それがベナベナの柔らかいロッドでも、ガチガチの堅いロッドでも、まずは自分の中に基準ができます。
なのでじつは大事なのは二本目からだと考えてます。
ロッドの増やし方について、失敗をしなかった人なんて1人も居ないと思います。
自分なんて未だに失敗ばかりしてますが、でも失敗だと思ってたロッドが後々全然違う釣りにマッチする事もあるんですよね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/bass-tackle-is-fun/”]
なので、一本目のロッドは感性とか、好き嫌いで選ぶのが一番良いように思います。
知り合いにアドバイスをもらっても良いし、本やメディアを参考にしても良いでしょう。
とにかく自分の中に基準を作るという意味で、失敗を恐れずに思い切って好きなものを買うのが良いと思いますよ。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/likes-and-dislikes/”]
値段と性能
自分が好きなロッドなら何でも良いのですが、予算というものがありますよね(笑。
自分も世の中のすべてのロッドを試した訳でもないですし、それほどロッドに精通してる訳でもありませんので、あくまでも経験値でお話しますね。
自分はワームフィッシングが好きなんですが、もともと経済的な面が無関係ではありません。
クランクベイトやバイブレーションといったハードルアーはワームに比べて値段が高いですよね。
たしかに失くさない限り長く使えますから、考えによってはワームより安いかもしれません。
でもオカッパリの場合などはルアーをロストする事が多いんですよね。
それが初心者に近いレベルの人だと余計です。
ロッドの価格には色々ありますし、種類も膨大にありますが、ロッドの性能という意味よりも、なるべくコストを抑えられる釣りを前提に最初のロッドを選ぶという考え方もあります。
結局一般的な意見になってしまいますが、ノーシンカーやネコリグなどの根掛かりが少なく食わせやすいベイトフィネス用ロッドは最有力候補なのかな?、と思ってしまいますね(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/12/bait-finesse-good/”]
初心者のうちから有り余るほどのハードルアーを買うのはキツいです。
釣り場に行って、ルアーがなくなってしまって釣りにならないのは辛いですから(笑。
まずは確実に一日釣りができるようなロッドを選ぶのが妥当なのではないでしょうか。
実売一万円で買えるロッド
ではやっと具体的なメーカーとブランド、ラインナップを考えてみたいと思います。
あくまでも自分の経験から考えるオススメですので、参考程度にお考えくださいね。
自分が考える値段と性能のバランスを考えた、先々まで長く使えるロッドはズバリSHIMANO EXPRIDEとゾディアスシリーズですね。
特にゾディアスシリーズは実売価格が平均で一万台前半です。
なのに性能的に確実にお値段以上と言えると思います。
自分も今期ゾディアスのグラスロッド・166ML-Gを買って使ってみましたが、とても一万円そこそこで買ったロッドとは思えません。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/shimano-zodias%E3%80%80166ml-g-315/”]
すべてのラインナップを試した訳ではありませんが、各方面からの評判も良いですし、アメリカのトーナメントであの深江真一プロがガチで使ってるらしいですしね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/shimano-new-expride-1711xh/”]
日本でも今期からJB TOP50に再昇格した黒田健史プロが普通にEXPRIDEとゾディアスで試合を戦ってます。
ローエンドでも良いロッドは他にもあるとは思いますが、トップカテゴリーで戦うバスプロの人がガチで使ってるロッドは他に知らないですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/daiwa-cronos-621uls-impression/”]
ちなみに別記事で書く予定ですが、合わせるリールもSHIMANO製にしておくと良いように思います。
性能というよりも、実例としてメディアに沢山組み合わせの参考になるものがあるからです。
どのロッドにどのリールを組むのかはプロや有名人を参考にすると間違いないですよ。
最後に
自分がバスフィッシングを始めた時は今ほどタックルに種類が多くなかったんですよね。
でも今は安くて良いロッドが沢山ある良い時代です。
普通の社会人なら一万円そこそこのロッドはそこまで思い切らなくても買えますよね。
今のあなたのスタイルがオカッパリでもボートでも、バスフィッシングを続けていくと自然とタックルの数は増えていくと思います。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/02/fertilizer-of-tackle-box/”]
長く釣りを続けている自分もどっぷり沼にハマってしまい、気が付いたら30年以上釣りを辞められず、タックルも増えてしまってます。
自分は約三年前に釣りブランクから復帰するまで、手持ちのほとんどの釣り道具を処分してしまってました。
なのに復活してからすでにロッドは10本以上、リールに関してはそれ以上の数を持ってます(笑。
釣りをしない人から見たら異常だと思いますが、釣り人から見たらごく普通です(爆。
自分はロッドの本数は正義だと思ってます。
沢山もってるほど釣りの幅は広がりますからね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/03/how-many-rods-are-on-a-rental-boat/”]
その分迷いも生まれて釣れない時期があるかもしれませんが、それも含めて釣りの楽しさではないでしょうか。
釣りは道具を集めたり、いじったりする楽しみもあるという事です。
無責任な事を言ってしまいますが、釣り道具なんてどんどん買い増やしていけば良いんですよ(笑。
それで自分が幸せな気持ちになれば、それで良いと思います。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/01/fishing-tool-high/”]
さて、次回はベイトロッドと組み合わせるリールについて考えてみたいと思います。
ロッドに関する記事はこちら
● じゃあ折れないロッドってあるんですか ロッドを折らずに使う3つの心得