リールパーツの汚れを落とすのに重宝するパーツクリーナー。
スプレータイプが一般的ですが、吹き付けてばかりいるとすぐに無くなってしまいますよね。
そこでこのパーツクリーナーを溶剤として使うと便利なので、自分の使い方を紹介します。
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深い容器
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
リールメンテナンスでベアリングなどの洗浄に使うパーツクリーナーですが、吹き付けるだけじゃなくて溶剤にして使うと便利なんです。
やり方は簡単で、底の深い容器に向かって吹き付けるだけ。
底の深い容器ならスプレーした時に他に飛び散りにくいので良いんですよ。
容器の中でパーツに直接吹き付けても良いし、容器の中に溶剤を溜めておいてパーツを漬け込んでやっても良いですね。
蓋を閉めておけば数日は持ちますよ。
頑固汚れには漬け置き洗い
容器にスプレーして溶剤を作った後はパーツを入れてクルクルと容器を回してやるとアッサリ汚れが落ちます。
でも長年使い込んで固着したグリスなどは簡単には落ちません。
なので少しの時間漬け置きします。
これはそれほど長い時間は必要ないですね。
長くても数十分くらいでしょうか。
まあ寝る前に漬けておいて翌日洗えば完璧ですけどね(笑。
プロのメンテナンス師?は超音波洗浄機で落とすのですが、これは溶剤でも溶けない高い洗浄機が必要なので、完全にプロの領域ですね。
われわれアマチュアは一個一個丁寧に洗ってやりましょう(笑。
歯ブラシでゴシゴシ
パーツクリーナーを溶剤にしておくと、その溶剤で直接パーツを洗浄できるんですよ。
歯ブラシなどを使って溶剤でパーツをゴシゴシしてやります。
漬け置きでも良いのですが時間がかかるし、ネジ部などは落ちきらない場合もありますからね。
通常のパーツクリーナーなら歯ブラシは溶けないようです。
微細な金属粉も落ちますから、気持ち良いですよ(笑。
スプレーで拭き飛ばしても良いですが、部屋が汚れるし、下手するとパーツが飛んでしまって紛失という事にもなりますからね。
経済的なので溶剤を作った方がお得ですよ。
さいごに
パーツクリーナーの成分は速乾性なので、洗浄後はすぐに乾きます。
なので溶剤にして洗った後も特にふき取る必要はないですね。
自分はパスタソースを作るための容器を使ってますが、これは底が深ければ何でも良いとおもいます。
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この作業の仕上げに、ドライヤーで軽く熱を入れてあげると完璧ですよ。
速乾性のパーツクリーナーは揮発する時に結露を呼ぶので、ベアリングなどの内部に水分が溜まってしまう場合があります。
なので洗って乾いたタイミングで本当に軽くドライヤーを当ててやると完全脱脂になります。
樹脂製のパーツは熱で変形したり、最悪溶けてしまったりするので、本当に軽くで大丈夫ですからね。
さて、そんな感じでリールパーツの洗浄にはパーツクリーナーを溶剤にすると、お手軽にリールメンテナンスができますよ。
良かったらためしてみてくださいね。
おわります。
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