もしかしたら釣りを始めた頃からずっと意識してる事かも知れません。
なぜその場所を釣ってるのか、理由を三つ即答できますか?
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心の師匠の教え
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
自分がバス釣りに本格的にハマッたのが20代半ばでしたが、その頃むさぼり読んでたバス釣り雑誌の記事に書いてあった事です。
故・林圭一さんの記事で、「今釣ってる場所が良い理由を三つ即答できなければやる価値がない」、というもの。
言葉が一字一句合ってるかどうかは自信がないのですが、意味はそんな感じだったと記憶してます。
これはただ漠然とキャストするのではなく、ちゃんと考えて釣りをしなさい、という亡き心の師匠の教えでした。
ちなみに自分は林圭一さんとはまったく面識がないのですが、自分の中では勝手に心の師匠と位置づけてます。
ファクター
水深・水温・流れ・風向き・ベイトフィッシュ・カバーの質など、釣れると思えるファクターは沢山見つけられますよね。
でもそれらが複合してるエリアやスポットは意外と無いものです。
逆に複数の要素がある場所は釣れる確立が高い訳ですよね。
それは自分が初心者の頃から常に考えてる事です。
それがたとえ見えるバスだったとしても、見える以外の強い要素があるかどうかをいつも考えます。
大きな要素と小さな要素の複合
自分の場合はカバーが好きなんですが、カバーが釣れる時はそれだけで一つの大きな要素になります。
まあカバーがダメな日は目も当てられないですが(笑。
そんな感じで自分の狙いに対して一つ大きな要素を作ってしまうと、三つのファクターのうちの一つは埋まるんですよね。
もちろん複合要素はより多い方が良いですが、中々良い要素が揃ってる場所は無いものです。
その場合は小さな要素でも良いから、何か釣れる理由をくっつけてしまうのが良いのだと思います。
少なくとも、ただ漫然とキャストを繰り返すよりは有意義ではないでしょうか。
釣れない理由を切り捨てる
釣れる要素だと思ってキャストを繰り返しても、全然釣れない事の方が圧倒的に多いんですよね(苦笑。
でも無理やりでも良いから理由を付けると言う事は、その理由を切り捨てる事で次の要素を探す事がスピーディーになる、とも言えるんですよ。
バス釣りのパターンを見つける事は消去法ですから、釣れない理由を切り捨てていく事で頭の中を整理できるんですよね。
その時は釣れなくても、釣れる場所やパターンに近づくために仮説を立てて実験していくイメージでしょうか。
最後に
林圭一さんの記事は特に熟読しましたが、とにかく理論的でわかりやすく、伊達にプロフェッサー(教授)と呼ばれていた訳ではないと実感したものです。
その教えは今でも釣りに行くたびに思いだします。
そして自分が惰性でキャストして釣れない時には、戒めとしてそこを釣ってる理由を3つ考えてみるんですよ。
今でも意外と理由も無く釣ってる事が多いんですよね。
過去の思い出だけでその場所をチョイスしてしまったり(笑。
でも、「過去に釣れたから」、と言うのはそこを釣る理由の一つに数えちゃダメですかね?
ダメでしょうね(笑。
そんなお話でした。
終わります
バス釣り初心者向け記事