普通のオッサンがライブスコープを導入してみた実感

最近めっきり長文を書かなくなってしまったのですっかり語彙力が低下してます。

ブログも今では年に数回しか更新しなくなってしまったので、かつて釣りブロガーを自称していたのも懐かしいですね(笑。

しかしながら釣り道具を作ってそれを販売する事を仕事にした以上、発信をしないのは怠慢だなぁと常々思ってはいたんですよ。

せっかく作ったものがちゃんと欲しい人のところへ届くように、できる事はやらないとダメですよね。

なんて言って、こうして勢いで書いてはいますが、いつまで続くことやら…。

でも何となく、何でも良いからブログ筋のトレーニングがてら近況について書いてみようと思います。

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ライブスコープ使いこなせるのか問題

こんにちは、かけづかです。

さて、自分的に今季一番というかここ数年で一番高額な釣り道具の買い物をしたのがGARMINライブスコープです。

振動子だけで約30万円、モニターとなるGPSMAP1222というモデルは約40万円。

GARMIN GPSMAP 1222XSV

GARMIN GPSMAP 1222XSVとLV34振動子。これだけで約70マソ(白目。

さらに専用のリチウムバッテリーにインパルスリチウムの16V新調したのですが、勢い余ってエレキ用もインパルスリチウムの25Vにしたので、これでめでたく100万オーバーの買い物となりました(白目。

INPULSE LITHIUM16V

ライブスコープを含む魚探用バッテリー。レンタルボートでは義務化されてないですが、船舶検査をパスできるものという事でこちらをチョイス。

INPULSE LITHIUM25.6V

こちらはエレキ用のバッテリー、INPULSE LITHIUM25.6V。同じく船舶検査に対応したもの。

 

そんな高いものを買って自分に使いこなせるのだろうか

というのが一番の懸念点だったライブスコープですが、結果から申しますと買って良かったと思ってます。嘘偽りなく。

 

有料オンラインサロン会員の特典という事で、今回ライブスコープ導入に関して黒田健史プロに色々と相談させてもらってアドバイスを頂きました。御本人のブログ記事もかなり参考になりますので、導入を検討されてるかたはぜひご一読する事を強くお勧めします。

ライブスコープシューティングは無理ゲーかも

購入から数ヶ月経った今現在、ホームの亀山ダムや他の房総リザーバー、将監川長門川等で実際に使ってますが、正直モニターに映った魚に自分のルアーを食わせるというのは難易度高いと思います。

カバーならまだしも、沖の宙層で泳いでる魚を自分のルアーと同時に映してサイトするというのは今の自分には無理ゲーなんじゃないかと。

GARMIN GPSMAP 1222XSV-2

ライブスコープにおいて画面の大きさは正義‼️ という事で思い切って12インチをチョイス。自分史上過去最大サイズの魚探モニターです。デカい‼️

 

とにかく練習時間を確保できてないし、元々沖の釣りが苦手な上にサイトも得意とは言えないレベル。そんな自分が使ってもプロはおろかちょっと出来るアマチュアトーナメンターの人より全然使いこなせてないです。

ちなみに今現在はライブスコープを照射するだけで魚が逃げるレベルでスれてると言われていて、まだ初期の頃に導入してれば良い思いを出来たかもしれませんが、今更導入しても画面に映った自分のルアーを魚が追ってきて食うなんて事は稀なんだと思います。それは自分でも実感してます。

だって全然釣れないし(笑。

まあこれは買う前からある程度予想していた事で、今から導入しても簡単には釣れないだろうなと思ってました。

じゃあなんで買ったのか。

単純にその世界を覗いてみたかったというのが正直なところです。

サンデーアングラーとライブスコープ

自分のような、もはやサンデーアングラーですらないオッサンがどうやってライブスコープと付き合っていくのか。

せっかく買ったんだから、なんとかして画面に映った魚を釣り上げる練習をひたすら繰り返すしか使い道がないのでしょうか。

否。

じつはこの記事を書く直前に、数ヶ月保管していた元箱やら使わない周辺機器を処分したところです。

購入前に、「もしかしたら使いこなせなくてすぐに売却する羽目になるかもしれない」と思ってたのですが、その思いが無くなったので。

おそらくこの先長くライブスコープと付き合っていく事になると思ってます。

ライブスコープシューティングは普通に練習していくとは思いますが、それよりも水中の情報量が圧倒的なんですよね。

これまで2D魚探でしか得られなかった情報が、ライブスコープだと一気にその数倍の量になるんじゃないかと思えるぐらい入ってくる。

じつは長年魚探モニターのエレキモーターとの干渉に悩んでいて、ホンデックス時代から2016年に最初のGARMIN echoMAP 95SVを買ってからも、ずっとフットコンペダルを踏むと画面が砂嵐のようになる現象が続いてたんです。

それがライブスコープだと全く無くて、それはそれは鮮明に色んなものが映るんですよ。

2D魚探の時は、とにかく画面を普通に映す事が大変で、走ってる時は画面を見るのを諦めるレベルで調子が悪かったんですよね。もはやただのマップとしてしか見てませんでした(笑。

ちなみに低速で走ってる時はなんとか見えるレベルで映るので、超ゆっくり走りながら魚探かけをしたり。まあ面倒臭かったんですよ。

なので水中の情報が鮮明に映るだけでも自分には助かってますね。

もちろんそれはメリットのほんの一部ですが。

前が見える事のメリット

それではライブスコープの最大のメリットってなんだろう、と。

これは自分より前が見える事です。ちなみに全方位でそうなので、横を映せばその先が見えるし、真後ろを映す時もあります。

とにかく真下ではなく前方が見える事がこんなに楽しいのかと思います。

プロトーナメントは凄い次元に行っちゃってるので、そんなのはもうどうでも良いでしょう(良くないが。

サンデーアングラーレベルのオッサンが使って何が楽しいのかと言うと、まず自分のルアーが映ります。すごく低レベルの話ですみません。

やってみるまでわからなかったんですが、マスバリとか普通に映るんですよ。マスバリですよ!?

だからスイベルキャロのスイベルが映せます。ルアーと別々に。まあ調整とか色々ありますけど、かなりハッキリ映せます。

なのでおそらく手持ちのルアーで映せないものは無いと思います。

フォールスピードとか潜航深度とか丸わかりですよ。これ結構ショック受けましたね。

今まで自分がイメージしてたフォールスピードじゃなくて、ノーシンカーが意外と早く沈んでたり、1ozシンカーでも意外と遅かったり。

こういう情報が丸わかりって凄いなと。

前を映せるって楽しいですよ。

いろんな検証をする

巻物の釣りとか好きなんですけど苦手だったりもします。

特にジャークベイトは好きなんですが、すごくイメージが掴み辛いと感じていて、長時間やりきれなかったりするんですが、それがライブスコープの導入で変わってきました。

潜航深度とか潜る角度とかが丸わかりなので、根掛かりを避けたり宙層にサスペンドさせたりがゲーム感覚でできるようになってきます。

ちなみに画面に映った魚が釣れた事は一度もないです。

でも投げてるルアーがどこを泳いでるのかわかるので、集中力は続きます。

そしてこれがどのルアーでも同じ。特に巻物系は手持ちのルアーを一個一個検証する作業にハマります。

クランクベイトとかシャッドとか、これまで自分がイメージしてた水中の動きと全然違ったりしてショックを受けたり(笑。

水の中の出来事がわかるって釣り好きな人には堪らないと思います。

釣りのレベルとライブスコープ

ここまで書いてきた事はすべて、やってる人にとっては当たり前レベルの普通オブ普通だと思います。

でも自分にとってはこれが今楽しい訳です。

一応これでもトーナメンターの端くれなので、最先端の釣りを研究して追求しなければ勝てないんだとは思います。

しかし現実本職はカスタムパーツメーカーの代表でものづくりを生業にしてるので、釣りのトーナメントに全振りする訳にはいきません。

それどころか、上にも書いたように今では月に数回しか釣りに行ってない、サンデーアングラー以下です。

こんな自分がライブスコープを駆使して誰にも狙えない魚を釣るなんてありえないと思うんですよね(悲。

でも最新機器(って程でも無くなったけど)への興味ってあるし、ライブスコープを経由した次の時代のデバイスに移行する時に、今触っておくのは絶対良いと思うんです。

ゼロから設備するには大変な金額ですが、幸いなんとか購入できる環境にあったし、買える時に買わないともう一生足を踏み入れる事が無かったかもしれないし。

だから自分のレベルとか関係なく、興味が湧いたら買って使ってみるのが良いと思う派です。

ライブスコープはパソコンやスマホと一緒

自分にとってはライブスコープはパソコンみたいなもので、それを買って何をするかは人それぞれなんだと思います。

性能の100%なんて元々使いこなせる気もしないし、スマホですらできる事の数%しか使ってないんじゃないかな。X(旧Twitter)しかしないしw。

でもそれで良いんです。買った人の自由だし、権利です。

とにかくライブスコープとは長く付き合っていきたいと思ってます。

勝てるとか勝てないとか関係なく

ここ10年ほど房総チャプターに参戦してますが、現在まででライブスコープ装着率は自分が見た限り半々ぐらいじゃないかと思います。

房総チャプター2023

房総チャプター名物曳舟。バッテリー温存のために許可を得たエンジン船に引っ張ってもらってスタート地点に向かいます。

大分増えましたが、まだまだライブスコープはおろか魚探そのものを付けてないまま試合に出てる人も一定数います。

 

そしてそんな人達が勝つ事も珍しくありません。

だからライブスコープが無いと勝てないって事はないですし、ライブスコープがあれば有利とも限らないです。

あくまでも亀山ダムのチャプターを見る限りは、という事ですが。

それでも2023年はSDGマリンからJB TOP50の吉川永遠プロが房総チャプターに参戦していて、ライブスコープを駆使して凄い魚を持ち込んでたりするので、トップカテゴリーで戦っているプロの世界は次元が違うんでしょう。

でもやっぱり、『だから勝てない、トーナメントに出ない』とはならないです。

むしろ同じ試合に日本トップレベルのプロがいて、同じ時間に同じフィールドで釣りができる事は凄い事だと思います。

そして自分の場合、プロと同じ装備をしたから同じ釣りで勝負しなければいけないとは思いません。

悩むなら持て

つまり何が言いたいかと言うと、ライブスコープ持ってるから凄い、持ってないからダメとか全然気にする必要ないという事です。

でもそれは自分が持ってるから言える事で、結局持ってない事で自分がずっとモヤモヤするなら、もうそっちの扉を開けてしまった方がスッキリするぞと(笑。

なので興味があって、買えるなら買ってしまって、自分には必要ないと思えば売却してしまっても良いんじゃないでしょうか。

今ならリセール価格もそこまで落ちないと思いますし。

自分も最初そのつもりでしたが、もう手放す事は考えてません。今手放してしまったら、多分釣りが上手くなる速度が大幅にスピードダウンしてしまうと思うから。

本当にここ数年釣りがマンネリ化というか、釣れない勝てないで正直面白く無かったんですが、それが解消されたんですよね。

さいごに

自分は結構何でも一人でやってみたいタイプで、若い頃は釣りもあまり人に教えてもらう事を避けてたりしました。

それが50歳を過ぎて、今では教えてもらえる事は何でも聞きたいと思うんですよね。その方が上手くなるのが早いから。

でも勝手なもので、どこで何をやれば釣れるとか、そんな具体的な事は教えなくて良いからね、と(笑。

それじゃ釣りやトーナメントの楽しみが無くなってしまうから。

なのでライブスコープを始めとする最新デバイスなどは、『使い方とか教えてね、でもそれで何をするかは自分で考えるよ』というのが楽しいのかなと思います。

水中の情報がどんどん入ってくるライブスコープという箱。

どうやって使うかは人それぞれ、使うか使わないかも個人の自由です。

多分合わない人はどうやっても合わないし、無い方が釣れるって事はあると思います。

でも使った事ないのにアレコレ考えてもしょうがないので、気になる人は借りてでも良いから一度触ってみると良いんじゃないでしょうか。

意外と思ったのと違ったりするかもしれません。良い意味でも悪い意味でも。