2016年4月16日の記事をリライトしました。
亀山ダムに一番最初に行ったときは手漕ぎボートで釣りしたんです。
それがけっこう釣れたんですよね。
風が吹いたりするとキツいんですけど、穏やかな日なら今でもけっこう釣れる自信ありますね(笑。
釣りのスタイルにもよるんでしょうけど、手漕ぎボートで釣りをするといろんな発見があるんですよ。
それって絶対今の釣りに活きてますからね。
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圧倒的なステルス性
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
手漕ぎボートについてですが、今のカバー打ちの原点は、もしかして手漕ぎボートから来てるのかもしれません(笑。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2016/08/cover-matome/”]
船をカバーにくっつけて、そこでルアーを放るんですよ。
遠い昔はゲーリーグラブのノーシンカーを、まあまあ密度のあるブッシュに入れてバイトを取ってました。
でも釣れないんですよ。
フッキングしてもラインブレイクばかりで。
そりゃそうですよね、スピニングにライトラインでしたから。
でもバイトがあるのが楽しくてひたすらやってましたね。
その頃から、キツいカバーには魚がいるって事をなんとなく理解していたんですね。
[blogcard url=”http://kakedzuka.com/2017/04/someone-with-a-sense-okappari/”]
それにしても、よくそれだけバイトが取れたな、と。
キャストがうまいわけでも、特別なルアーやタックルを使ってる訳でもないのに。
その理由はもう、「手漕ぎだから」という事になるんですよ。
まずエレキがないので水流が発生しない。
スイッチのカチカチ音も良くない、という話も聞いたことありますし。
なので自然に、惰性で近づく事をやってましたね。
そしてカバーにくっついたら、適当に木とかにつかまって片手でアプローチしてました。
今と一緒です(笑。
バッテリーや重たいタックルボックスも無く、船が軽量だったのもありますね。
やはり船の重量は水を押す度合いが全然違いますから。
重い船の方が魚へのプレッシャーが大きいのは当然ですよね。
つまり手漕ぎボートはプレッシャーが異常に少ないんですよ。
船の舳先でコントロール
大移動?のときはオール二本で漕ぎましたが、アプローチのときは船の先端でオール一本で漕いでました。
フットコンのエレキと同じ原理ですね。
自分が狙いのスポットに一番近づくように船の先端からアプローチしてたんです。
オールで左右に、静かに船を漕いで近づいてましたね。
オールを置くときも、ソーっと置いて(笑。
船の上で何か落としたりすると、おもしろいくらいバイトが無かったですね。
そうゆう感覚は手漕ぎボートで身に着けたんだと思います。
考えてみれば今でも、カバーに近づいてアプローチする時は船の先端で手でエレキのスイッチを押してます(笑。
理にかなったやり方だったんですね。
最短距離で小移動
まだ若かったので今よりは体力ありましたが、それでも一日漕ぎ続けるのは相当キツい訳です。
当時は仲間と来ていて、釣りが終わってからは反省会と称して飲みに行くわけですから(笑。
なので手漕ぎボートで体力を温存するために操船は考えてましたね。
なるべく無駄な動きをしないようにオールを動かすんですよ。
真っ直ぐ進んでる船に対してオールをどう操作すると船がどっちにどのくらい曲がるか、とか。
流されてる状態でオールをどうすれば自分の行きたい方向に行けるか。
船の惰性をうまくコントロールして、一定のストレッチをムダなく打っていけるようにいろいろ研究しましたね。
当時へたなエレキよりうまく釣ってたかもしれません(笑。
あまりのスムーズな操船に、当時の釣り仲間からは「手漕ぎ一級船舶」 の認定を受けました(爆。
エレキや魚探よりも
その当時からいろいろと忘れ物が多かったんですよ(笑。
その後フットエレキにステップアップしてそれが当たり前になっていた時でした。
バウデッキを止める金具を忘れて船にエレキを取り付けできない時があったんですよ。
一緒に行った釣り仲間は二人乗りで当時はレンタルエレキなどありません。
普通はオカッパリに切り替えるか、その日は釣りをやめるか、という人も多いのでは?
自分はもちろん迷わず手漕ぎです。
エレキにステップアップしてから、まったく手漕ぎをやってなかったのでちょっと新鮮な感じでしたね。
そして普通に釣れたと記憶してます。
自分が最初に使ったエレキは中古のミンコタで、ただ進むだけのショボいヤツでしたから(笑。
大移動のときは退屈でしょうがなかったんですよ。
おそらく移動に関しては、手漕ぎの方が速かったですね(爆。
当時の自分にとっては、エレキや魚探を忘れてもロッドとリールがあれば何とかなるな、と。
JB河口湖戦のときも
JBマスターズプロ時代の河口湖。
条例でエンジン禁止区域があったんですよ。
今はどうなってるのか、細かい事はわかりませんが。
で、そのエンジン禁止区域に手漕ぎボートでエントリーして狙う選手がけっこういたんです。
その中には名の有るトッププロも何人かいましたね。
自分はやった事なかったですけど、そのエリアで上位に入る選手がけっこういましたね。
そこに良いバスがいて、狙う方法があれば例えJBプロでも普通に手漕ぎボートでエントリーするんですよ。
大型のバスボートとのギャップがすごくおもしろかったですけどね(笑。
無名の選手がレンジャーの20フィートで、大物トッププロが手漕ぎボートで。
修行のひとつとしてどうですか?
いまさら手漕ぎで出たくない、と思うかもしれませんが。
すごく修行練習になりますよ。
亀山ダムのカバー打ちに関しては今でも釣れる自信、本当にあります。
やってる事はそれほど変わらないですし(笑。
カバーへのアプローチとか、船がかけるプレッシャーの大きさとか。
いろいろ勉強になりますから。
今自分が忘れ物をして、エレキが使えないとなった時。
やっぱり最悪手漕ぎで出ることも本気で考えるでしょうね。
昔は迷わず手漕ぎで出たんですけど、今はちょっと迷うかな。
釣れる釣れないではなくて、体力的な問題でね。
でもフィールドについたら手漕ぎでも何でもやるでしょう。
釣りをしないで帰るはありえないですからね。
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