今回の琵琶湖釣行二日間の中でもっとも衝撃的で自分的に超興奮したお話をしたいと思います。
今釣りメディアの中で非常に注目を集めているサイトDeeePSTREAM。
そのDeeePSTREAMの中の人、管理人のKenDさんについて書かせてもらいたいのです。
この時点ではまだ癒し系の人でしかなかった(失礼)↓
本当にほんっとうに失礼話なんですが、今回の釣行前までは、それほど期待してなかったんです。
期待というのは、KenDさんの釣りのレベルの事です。
自分としては過去にJBマスターズに参戦経験がありますし、当時もかなりのトッププロと一緒に行動させてもらってました。
よくバスボートに同船して間近でそのレベルの釣りを見てましたから。
それと比べたら、まあアマチュアレベルの釣りうまさん、くらいに思ってたんですよね。
衝撃の一本
前回書きましたが、自分はこの二日間ノーフィッシュでした。
↓ 琵琶湖の風を満喫
その内容についてはまた違う記事で書きたいと思いますので割愛します。
でも、それよりもすごいものを沢山見せて頂いたんですよ。
そのなかの一つなんですが、すごい釣りを見たんです。
沖の浚渫の壁をラバージグで釣るというそれほど複雑ではない釣りでした。
↓ 霧の朝でした
それは前日から決めていたタイムテーブルの通りに入った二ヶ所目でした。
一投目で47センチを獲ったんですよ。
↓ 普通に良い魚なのに…
↑ 本人ガッカリって…(笑。
これが何を意味するかわかりますでしょうか?
前回の記事にも書きましたが、この日はこの後57センチをジャークベイトで獲るんですよ。
それは琵琶湖レベルでも間違いないビッグフィッシュな訳です。
でもある意味それよりも、その47センチを釣った事の方がビックリしたんですね。
琵琶湖では47センチは決して特別大きくないサイズだそうです。(自分はビビリましたが…)
でもサイズじゃないんです。
そのスポットへの入り方とファーストキャストで獲った事に衝撃を受けたんですよ。
初日はホストに徹していた
釣行初日は非常に気を遣われたようで、自分が釣ることよりもゲストに釣ってもらう事で頭が一杯だったようです。
確かに遠路琵琶湖まで来て、しかも4月というタイミング。
この数日前には複数のロクマルが水揚げされてましたから。
じつは今回の釣行、日程を一日ずらしてるんですよ。
もともと木曜・金曜で入るはずでした。
しかし天候が激荒れということで木曜をキャンセルにせざるをえなかったんです。
で、金曜が初日の土曜が二日目という。
この時期は一日ずれただけでも大きく違ってしまいます。
それが大潮に荒天が絡んだ翌日というタイミング。
アングラーならいやでも春爆に期待してしまいます。
そんなタイミングですから、遠くから来たゲストにロクマルを釣ってもらいたい、という思いが強くあったようです。
ところが思ったほど水温が上がってなく、期待した釣課ではありませんでした。
これは自分も若干悔やんでるのですが、本当にロッドを置いてKenDさんの釣りを見せてもらいたかったです。
でも、その思いは翌二日目に数倍にもなって返ってくることになります。
二日目の本気
初日の夜は色々と楽しい話で盛り上がりました。
ただ、そこはDeeePSTREAMとkakedzuka.comですから(笑。
もうムキになって翌日の作戦を立て始めます。
自分のリクエストは日が昇って晴れたタイミングでシャロー打ちをさせてもらうこと。
それに関してはすべて自分の感覚でエレキを踏ませてもらうという事でお願いしました。
なのでそれ以外は特に注文は無し。
朝の日が出る前の時間帯は沖の浚渫ピンスポットを数箇所まわる、ということでタイムテーブルを作りました。
そして朝、冬の間にがっちり調べて構築したプランでピンに入ります。
その二ヶ所目でした。
ラバージグをキャストした一投目で47センチがヒット。
ちなみに、亀山ならネットを出すサイズですが、なんのためらいもなく抜いてました(汗っ。
いろいろとカルチャーショック。
そんなことより、その一本が何を意味するかわかりますでしょうか?
ズバリ、プロレベルのアプローチだという事を言いたいのです。
それもなんちゃってプロではなく、トーナメントで上位に行けるレベルのアプローチなんですよ。
もちろん本物のトッププロは本当にハンパないでしょう。
それにしても、ちょっと凄みというか、アマチュアレベルではないアプローチでしたね。
プロでもこうゆうのできる人ってそう多くないですよ。
魚探の進化やネット情報の普及もあるでしょう。
でも、あの広大なエリアの中にあるピンスポットにあの感じで入って一投目で釣るとは。
まあ、何を言ってるのか全然伝わらないでしょうか…(笑。
地形を把握した上で季節や状況に合わせて最適なスポットをチョイスする戦術眼。
それを一投で仕留める精度。
これがマグレだと疑うのは全く釣りをわかってないヤツということになりますよ。
だってそこはそのあとまったく釣れませんでしたからね。
魚が沢山いて、誰でも釣れる状況だったらそのあとにも釣れたはずですから。
それもご本人が言ってましたが、「基本一箇所一本ですね」 と。
もう、そこまでつかんでる訳です。
琵琶湖ではこれが普通?
この見出しはサイズの事を言ってるんではないですよ(笑。
釣りのレベルの話です。
琵琶湖ってみんなこんなレベルなんでしょうか?
だとしたらそれが一番カルチャーショックです。
でもそんな訳ないですよね。
みんながこんなレベルだったら今頃琵琶湖のバスは絶滅してるでしょう。
それにしても初日の最初の方はただ楽しみなだけでした。
それが段々一分一秒が惜しいという感じになりましたね。
特に二日目は、これほどのアングラーと過ごす時間を楽しみきりたい、とまで思いましたね。
琵琶湖が育てるアングラーは本当にすばらしいですね。
二日目の途中からは、「次はいつ来ようか」 ということを考えてましたね(笑。
DeeePSTREAM恐るべし
しかしDeeePSTREAMファンのみなさん。
騙されてはいけません(笑。
とても謙虚な事を言ってますが、この方恐ろしい人ですよ。
ブログはもちろん、実際の釣りも相当DeeePSTREAMでした。
レベルが高い人がやる事って、簡単そうに見えるんですよ。
でも実際に自分がやろうとすると泣きそうになりますからね。
浚渫のピンスポットから一投目で魚を抜くのは相当なレベルですよ。
これはまた勉強しにいかなくては。
まあ仕事に繋がる案件も複数ありますし、なるべく近いうちに次の琵琶湖釣行を企てなくては。
また行くぜ琵琶湖!
そのときはまた宜しくお願いします。
今回はありがとうございました。
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