今回で最後になるSHIMANO01カルカッタコンクエストの分解組み立て作業の解説。
元々自身の備忘録的に作った記事でしたが、スッキリまとまったと思います。
【フェイスブックページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
組み立て手順後半
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
4回に分けて解説してきましたSHIMANO01カルカッタコンクエストの分解手順ですが、今回で最終になります。
これまでの記事はこちら
チェック【分解手順解説①】シマノ01カルカッタコンクエストのクラッチを交換するまで
チェック続き【分解手順解説②】シマノ01カルカッタコンクエストのクラッチを交換するまで
チェック【組み立て手順解説①】シマノ01カルカッタコンクエストのクラッチを交換するまで
今回までの記事は元々01カルカッタコンクエストのカスタムクラッチへの交換を解説したものでした。
ですので作業手順が若干違ってますが、ノーマルクラッチでも基本的には同じ手順で組み立てられると思います。
ネジのゆるみ防止
クラッチ交換もいよいよ大詰めです。前回で両側のカップを固定したので残りのパーツを組んで完成まで持っていきたいと思います。

その前に、前回サイドカップを固定用のツマミを締めておいただけにしてありますが、この状態で数時間放置しておく事をお勧めします。
これはネジのゆるみ止め用接着剤が乾燥するまで待ってから組み上げないと、また途中までバラさないといけなくなるからです。
時間にして2~3時間で実用強度に達すると思われますが、早く組みたい気持ちをグッと我慢して何か違う事でもしてましょう。
適当に時間がたったらネジを調整してやります。ゆるみ止め用といっても結構堅くなります。特に最初は固着しているかのように堅いのでマイナスドライバーをネジの頭に押し付けながら調整しましょう。
クラッチの堅さは好みで良いと思いますが、ゆるみ止め接着剤を着けておけば乾燥してから回してもゆるむ事はないのでややゆるめに調整してやると良いと思います。
ハンドル周り

外側にハマるベアリングをセットします。
これは特に向きはありません。

次にドラグワッシャーを入れていきます。
これも向きは気にした事はありませんが、気になる方は分解図などを調べてもらうと良いかもしれません。

そして押さえ用ワッシャー?を入れます。
向きは無いと思いますが、ツヤの出てる方が見える側だと思います。ドラグが滑った時に摩擦で磨かれてるんだと思います。

そして四角ワッシャーを入れます。
これは画像のようにスプリングの受け(溝)がある方が表になります。左ハンドルは逆ネジですから反時計回りで締まります。
ここは出来るだけ締めこんでおきましょう。手でできる範囲で大丈夫だと思います。

ここでサイドカップを固定するビスを三箇所締めていきます。
一番長いビスがハンドルの下の位置にきます。

その後スプリングを入れます。
溝に座るようになってます。

その上からスタードラグをハメ込んでいきます。
ここも少しコツがありまして、押さえながら回してやるとジャストにハマるところが見つかる筈です。

隙間が無くピッタリハマるようにセットしてください。

そうしたらハンドルをセットしてロックナットをめます。
これも逆ネジなので反時計回りに締めていきます。

最後にロックプレートがキチンとハマる位置までナットを回して調整します。
ビスで固定して完成です。

如何でしたか?このタイプのカルカッタは結構クラッチ交換が大変なのですが、一度バラすとリールの構造が理解できておもしろいですよね。
バラしたついでに掃除したりオイルやグリスをくれてやったりして気持ち良く使えるようになりますし。
自分でバラとより愛着が沸いてきて釣りもより楽しくなるかもしれませんよ。
そうはいっても自分でバラす自信がない方はお気軽に申しつけくださいね。
リールメンテナンスツールに関する他の記事はこちら
● リールメンテナンスでEリングやストッパーリングを絶対に無くさないで外す方法
● 【リールメンテナンス】ベアリングにオイルを差す時に注意したい事
● ぶっちゃけ、リールメンテナンスってやった方が良いの?
● 【まとめ】 バス用ベイトリール メンテナンス関連記事 便利アイテムや専用ツール紹介
この商品はいつ頃販売予定ですか?
hr様 コメントありがとうございます。
お待たせしております。 パッケージなどが出来次第発売となる予定です。
今しばらくお待ちください。
[…] […]